石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

当尾の里 カラスの壷 阿弥陀・地蔵磨崖仏

2011年01月15日 | 今昔

 

カラスの壷と呼ばれる山中の辻に、巨岩に彫られた磨崖仏があります。

 

京都府相楽郡加茂町東小内山

 

まず最初に目にするのは、この阿弥陀座像です。 衣の曲線が良いですねぇ。

脇に灯篭が線彫りされており、火袋が彫りこまれ献灯できる様になっています。 

 

 この阿弥陀さんも微笑んでいます。

 

もう一面に彫られている地蔵菩薩です。

 時々、見ずに行ってしまう人がいます。ちょっとかわいそう・・・

 

 昔は石仏の前が水田でした。 

 

現在

阿弥陀さんは昔のまんま

 

 地蔵さんも昔のまんま

 

 

水田は無くなってしまいました・・・

 

カラスの壷と言う呼び名は、この石からの由来です。

 


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当尾の里 岩船阿弥陀三尊磨崖仏(笑い仏)

2011年01月14日 | 今昔

 

当尾の里の石仏のなかで、最も有名な磨崖仏です。

撮影枚数も一番多いです。

 

加茂町岩船三大

微笑んでいる様に見えるため、笑い仏と呼ばれています。

 

大きな岩が笠石の様になっている為 か磨滅が少なく、今でも美しい姿を見せてくれます。

 

微笑んでいますねぇ。 いいお顔です。

 

 すぐ横にある眠り仏です。 胸まで埋まっていました。

 

 現在

 昔と変わらず、今も微笑んでいます・・・

 

 後ろの樹が大きくなって空が写り難くなりました。

 

近年一度掘り出されましたが、また元のように眠りに就いています。

掘り出されたお姿は地蔵座像でした。

 

 

コメント (3)
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当尾の里 岩船不動明王磨崖仏(一願不動)

2011年01月13日 | 今昔

 

たった一つだけ、一生懸命お願いすれば、願いを叶えて貰えると言う一願不動さんです。

 

加茂町岩船八町

 

薄暗い竹藪の中の巨岩に彫られています。

 

現在

相変わらず薄暗いです。

 

如何にも不動明王と言う厳しいお顔。

 

お不動さんへの道は綺麗になりましたが、一願不動さんは昔のままでした・・・

 


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当尾の里 弥勒辻の弥勒磨崖仏

2011年01月11日 | 今昔

 

岩船寺、浄瑠璃寺で有名な当尾の里にも、沢山の石仏があり

石仏巡りが楽しめます。まずは、弥勒辻の弥勒磨崖仏から・・・

 

京都府加茂町岩船三大

 

線彫りのため光の加減によって、見えにくい時もあります。

お顔の磨滅が激しく、表情がよく判りません。

 

現在

雰囲気は昔と変わりませんが・・・

 

残念な事に、随分汚れてしまっています。

 

最近、覆いかぶさっていた樹が切られて明るくなりました。

 


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南之庄 腰痛地蔵

2011年01月10日 | 今昔

 

街道筋の堂内に腰痛地蔵と呼ばれる石仏があります。

 

 奈良市南之庄

腰痛地蔵と呼ばれていますが、阿弥陀さんです・・・

 

 木で造った槌が沢山並べられており

腰痛で悩む人はこの槌を借りて帰って

腰をたたけば腰痛が治ると言い

治れば新しい槌を造ってお礼参りに奉納するという

            俗信仰があるそうです。 

 

 何か、日向ぼっこでもして見たくなります・・・

 

現在

 お堂の下はコンクリートになり

軒には由来を書かれた板が掛けられています。

 

 右手に会所が建てられていました。

 

槌の数は昔より増えた様な・・・

 


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中ノ川 辻堂地蔵石仏

2010年12月31日 | 今昔

 

中ノ川バス停の辻堂にある地蔵石仏です。

 

奈良市中ノ川町

 

               首や腰で折れている石仏は、よく見かけますが

               このお地蔵さんは、お顔の真ん中で割れて痛々しいです。

 

現在

覆屋が新しくなっています。

何時通っても綺麗にお掃除されています。

 

 

 

コメント (4)
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平清水バス停前地蔵石仏

2010年12月30日 | 今昔

 

平清水のバス停前にある覆屋の中に、地蔵石仏があります。

 

奈良市平清水町

 

現在

            覆屋の大きさの割りには小さいお地蔵さんです。

            光背が円く、お地蔵さんのお顔や体も真ん丸で、とても可愛らしいです。

            屋根は新しくなりましたが、柱は昔のままです。

            後ろのお宅のお庭が立派になりました。


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忍辱山墓地の石仏

2010年12月29日 | 今昔

 

忍辱山墓地にある石仏です。

 

地蔵石仏

 

七体阿弥陀石仏

 

九体阿弥陀板碑

 

現在

薄っすらと雪が・・・

 

汚れて見え難いです。

 

これも見え難くなってしまいました。

 

近くの小石仏も雪化粧しています。

 

 


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洞 仏頭石

2010年12月26日 | 今昔

 

若草山から遊歩道を東に行くと、洞(ほら)と呼ばれる所に珍しい形の石仏があります。

 

仏頭石と呼ばれ、六角柱の頂部に仏頭を彫ってあるものです。

 

 

 

丸彫りの頭部は見る角度によって表情を変えます。

 

隣にある地蔵石仏です。

 

現在

昔のままで立っていました。

 

 小石仏は左に移動されています。

 

六面に六観音が彫られています。

 

昔のようにはっきりと見えません。

 

 

 


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尾上町 石仏団地

2010年12月24日 | 今昔

 

尾上町のバス停近くに無縁仏を集めた、所謂石仏団地があります。

 

奈良市尾上町

 

印相がよく解りません。

 

 

 

 

 

現在

色んな看板が増えています。

 

相変わらず笑えるお顔・・・

 

涎掛けが足元までずれています。

 

 

 

昔は草が茂っていましたが、今はきれいになっています。


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