走り慣れた山添村の何時もの道に
磨崖仏が隠れていました・・・
奈良県山辺郡山添村大字広代
拡張されて快適になった道路を走っていた時
何時もの景色の中の二月堂灯篭の先
道路脇の柵の隙間に一瞬チラッと
磨崖仏の様なものが視線に入りました。
歩道と水路の間の斜面に
亀裂の入った大岩が横たわり
周囲に地蔵・双体仏・梵字等が刻まれています。
西面のこの地蔵が最も状態が良いです。
風化はしていますが、味の有るお地蔵さん・・・
北面は日が当たらない為か
梵字・小石仏ともに地衣類に侵されこんな状態・・・
東面の双体磨崖
これが視線に飛び込んで来たんです・・・
一寸した切っ掛けや偶然で、こうして見つける事が出来る磨崖仏が
未だ々在るんだ・・・と言うことを実感しました。