このお不動さんも照明が無ければ如何にも撮影困難な石仏の中の一つ。
室生村を通った時にふと思い出して寄ってみました。
奈良県宇陀郡室生村大野
桃尾の滝の不動磨崖仏と同意匠で鎌倉中期の作と云う事ですが・・・
照明無しでは矢張り輪郭が確認できる程度にしか写りません。
せっかく見に行ってもこれではがっかりしますね。
では、照明を当てて見ます・・・
輪郭の中に刻まれた線が見事に浮かび上がりました!
こんなに変わる物なのですね。
今まで見えなかったものが見えた時の感動は
言葉では言い表せません・・・
利剣の先半分と御尊顔の一部が欠け落ちているのが残念でなりません。