石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

桜井市 初瀬の不動磨崖仏

2015年02月16日 | 石仏

 

長谷寺の門前町を抜けて小夫方面への街道を行くと

左手の崖に不動明王の磨崖仏が刻まれていると言う事ですが

今まではどう目を凝らしてみても見えませんでした。

最早、風化して消えてしまったのか・・・

 

この度、久しぶりに前を通った序に寄って見たら

ん?何か彫ってある?程度の見え方ですが

刻まれている場所の確認ができました。

 

この岩の中央やや左より。

 

火炎光背らしきもの?が見えますが

まだまだお不動さんが見えるとまではいきません・・・

これでも以前よりは少しはまし程度。

照明を当てても殆ど変らず。

 

それじゃいっその事日が暮れてからと思い

日没後に再度挑戦。

 

暗闇の中、照明の先に浮かび上がったのは

紛れもなく火炎光背を負った不動明王のお姿でした。

 

奈良県桜井市初瀬川上

室町末期

 

片手に照明、片手に写真機を持ち、一人で奮闘しましたが

今まで見えなかった磨崖仏を、また一つ見る事が出来ました。

嬉しい限りです・・・

でも、山中にある磨崖仏には、この手は使えませんねぇ・・・

 

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2 コメント

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Unknown (ぺん)
2015-02-16 19:27:44
はあ~~、たいちゃんの執念が通じたんですね。
とても僕には出来ません。
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道草 (たいしん)
2015-02-16 23:06:05
ぺんさんどうもです。
>たいちゃんの執念が通じたんですね。

そんな大そうなもんじゃ無いんですよ。
伊賀からの帰りにちょこっと寄ってみただけ。

改めて出直すのが面倒くさかっただけで~す。
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