汁付集落の東端、地蔵谷を横切る旧伊賀街道。
長野峠を越える旅人の道中安全を祈るかの様に
道に迫り出した岩面に二体の地蔵が刻まれています。
三重県阿山郡大山田村大字上阿波字汁付
龕部を深く彫り込んだ中に三尺程の地蔵が刻まれていますが
胸の辺りに亀裂が走り崩落、風化も伴い残念な状態・・・
深く彫り込まれている為、辛うじて頭部と錫杖の先が残ります。
自然に還る日も、そう遠くないかも・・・
出逢えて良かった・・・
往時が偲ばれます・・・
汁付集落の東端、地蔵谷を横切る旧伊賀街道。
長野峠を越える旅人の道中安全を祈るかの様に
道に迫り出した岩面に二体の地蔵が刻まれています。
三重県阿山郡大山田村大字上阿波字汁付
龕部を深く彫り込んだ中に三尺程の地蔵が刻まれていますが
胸の辺りに亀裂が走り崩落、風化も伴い残念な状態・・・
深く彫り込まれている為、辛うじて頭部と錫杖の先が残ります。
自然に還る日も、そう遠くないかも・・・
出逢えて良かった・・・
往時が偲ばれます・・・
石仏にカラーは必要ないかも 石は まだまだ残りますよ
線刻が薄れてくるかもしれませんね
ゆっくり 見させてもらいます
初期の頃はカラーでしたが、どっちみち単色になってしまうのでモノクロにしています。
そうですね、まだまだ残りますね。
もっと細かくカテゴリー分けをすれば見やすいんでしょうが
どうしてもどっちつかずの物が出てくるので、今は細かく分けていません。
もし目的の物がお有りでしたらブログ内検索をおススメします。
これからも宜しくお願い致します。
こちらの地元の石は、たいへん柔らかいです。
特に南向きの石仏さんなど、ボロボロになって
しまい、ついには砕石の山のようになって、仏
の姿を失くしてしまったものも少なくありません。
そうなると、仏さんのお世話をしている地元の
ものしかわかりません。建屋があると、かろう
じて旅人にも仏さんだとわかりますが。
表面全体が一様に摩耗・風化していくというより、
縦横に亀裂が入り石塊が剥げ痩せていって、
最後に全体崩壊するといった感じです。
野仏などではない特別な寺の石仏さんなどは、
花崗岩系に刻んでいたようで、これはさすがに
長持ちしていますけど。
願わくば、この双体仏さんも末長く原型を偲ば
せる状態でありますように・・
でも、ある程度は風化していないと情緒がなくて
ツマラナイなどと言うとバチが当たりますかねぇ。
流石、石の特徴をよく御存じですね。
南向きで亀裂崩落・・・条件悪すぎです・・・
磨崖仏の上部から常に水が滴っている状態ですので
厳冬期には亀裂の隙間の水が凍って膨張し
亀裂が更に拡大・・・
まぁ今のお姿でも残っていてくれた事に感謝です。