向渕集落の西はずれ、稲田の横に堂が建っており
中に八角形の石棺に彫られた三体地蔵があります。
室生村向渕
俗に穴薬師と呼ばれていますが、薬師ではなく地蔵です。
この様に違って呼ばれている事はよくあります。
お堂の横に小石仏が集められています。
私が行った時には、扉には鍵は掛かっていませんでした。
向渕集落の西はずれ、稲田の横に堂が建っており
中に八角形の石棺に彫られた三体地蔵があります。
室生村向渕
俗に穴薬師と呼ばれていますが、薬師ではなく地蔵です。
この様に違って呼ばれている事はよくあります。
お堂の横に小石仏が集められています。
私が行った時には、扉には鍵は掛かっていませんでした。
榛原町大野から室生村開路へ向かう途中
北の上田口へ抜ける旧道が残っており
一キロばかり登った大内峠にあります。
榛原町大野 大内峠
大きな岩に笠石が乗せられています。
地蔵を主尊として東西面に 十三諸尊を線彫りしています。
西面
判りにくいですが阿弥陀三尊や不動明王等が彫られています。
東面
こちらも判りにくいですが地蔵等が彫られています。
なぜか案内には六地蔵と書かれています・・・
山辺三の谷あいの地蔵山の岩に彫られています。
普段室生ダムの水位が高いときは水没しています。
以前は山から滴る水で常に濡れていたので濡れ地蔵と呼ばれていました。
榛原町山辺三
大きくて立派な錫杖です。
昔の写真を見ると、お地蔵さんの前に覆屋が建っていました。
正面の山が地蔵山で増水時はここから拝みます。
渇水時はこの先の小川を飛び石で渡って石仏の前まで行けます。
旧都祁村藺生から三谷へ抜ける旧道の藺生峠に
忘れ去られた様に静かに横たわっていました。
桜井市三谷
右上手にある阿弥陀磨崖仏
現在
昔は小夫から徒歩で随分歩かないといけませんでしたが
今はすぐ近くに車道が通ったので、とても楽になりました。
行きやすくなった分昔と比べて雑然としています・・・
こちらは昔とあまり変わりません
姿の良い優れた地蔵像です。
小夫の集落北の県道沿いに在りましたが、東側に新しい広い道路が通って
工事に伴い少し北に移動されました。
六字名号と銘、右端に小さなお地蔵さんを彫ってあります。
上に乗っていた大きな岩もいっしょに移動されました。
あまりの大きさなので此処に降ろされた後から覆屋を建てたそうです。
隣にある六字名号碑
前に生えている木はもともと在った物で、移動の際に一緒に付いて来たものですが、今も元気です。
滝倉明神本殿前参道を少し下った辺りの
大きな岩石が群立する所に居られます。
桜井市滝倉
胸の辺りで折れてしまっています。
瞼を閉じているように見えます。
穏やかなお顔です。
滝倉明神
滝倉集落の西法寺参道の石段途中の道脇に立派な地蔵石仏が立っています。
桜井市滝倉
高さ百九十センチある等身大のお地蔵さんです。
石段までの道は畑の横を入って行くので判りにくいです。
蕎麦で有名になった笠集落南の入り口近く
三叉路の橋の下の岩に彫られています。
桜井市笠
ちょっと判り難いですねぇ。
現在
笠荒神信仰者が彫った物と思われています。
可愛らしいお不動さんです。
柳本町の専行院と光連寺跡に建治年号の特徴がある石仏があります。
天理市柳本町 専行院
阿弥陀石仏
裳裾を大きく裾広がりにする特徴があります。
天理市柳本町 光連寺跡
阿弥陀石仏
専行院のものと同じ形です
付近の石仏が沢山集められています。