80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

私の居場所

2016年11月06日 19時13分49秒 | 考える
話題がない。
話術がない。
聴くだけしか能がない私は、皆の仲間には入れない。



自分一人で石を持ち上げる気がなければ、
二人でも石は持ち上がらない。  ゲーテ



今まで、福祉を夢見て、ずっと生きてきたような気がする。

福祉、そのものというよりは、 「福祉」 という言葉に
憧れをもっていたのかもしれない。

今思えば、福祉は、施設の中にばかりあるものではなくて、
むしろ、もっと自分のそば、より身近な所にある、あった
はずだった。


どうやら私は、実際に福祉に携わった方々のお書きになった
著書を読んで、そこに憧れていただけだったのかも知れない。


本当は、その先がもっとも大切な部分で、それは自分自身が
現場に立つことでしか得られないものだったのだろう。


今になって思う。
「福祉」って、もっと身近なものではなかったか?

人は、誰かにとって人であってこそ、人たり得る。  

個人が、ただ一人で喚いてみても、誰も見向きもしない。
冷ややかな目を向けて、通り過ぎていくだけだろう。

それが何であるにせよ、人と人、互いに関わり合ってこそ、
「人」である資格を得る事が出来る
のだと思う。

いい加減に、「福祉」から卒業しようと思う。
でないと、何もしないうちに 人生の終末 を迎えてしまう。


ふと気がつくと、いつの間にか眠り込んでいたらしい。
布団の中で、汗まみれになった私がいる。
ついさっきまで、布団の中で古いコミックス誌を読んでいた
はずだった。
何か、まだまだ眠り足りないような気がする。


5:10AM 目覚めに、お湯を沸かして、お茶を2杯飲む。
また、悩ましい一日が始まる。
今、この瞬間は、仕事がない事がありがたい。
お茶を啜りながら、そんな事を考える。

在職中では、こんなにのんびりしてはいられないだろう。
などと考えるのは、きっと、こちらの思い込み、自信過剰
なのだろう。


私の代わりなど掃いて捨てるほどいる。
いや、そもそも私の代わりなどは、全く必要ないという方
が当たっている。

ならば、自分は、社会にとってどんな存在なのか?
周囲の評価・・・だいたい、私に周囲が存在するのか?

考えているだけでは、何一つ変わっていかない。
とにかく手を打つ、まず、一歩踏み出す。
そこから総てが回り始める。


いつまで待とうが、わざわざお前のために手を貸すような
奴はいない。
誰だって、いつもそんなに暇ではない。

迷いは人生の無駄。
でも、人は迷い続ける。

しかし、とにかく何かを決断しなければ何一つ変わっていかない。
決断、決断・・・、取りあえず決断せよ。
で・・・、何を?


ここらで 「新展開」 ということにしたい。
何事にも変わり目、節目というものがある。

自分の居場所を考えている。
どこにあっても歓迎されているという感じがしない。
まぁ、普通は誰でもそんなものなのだろうが、
う~ん・・・、何か、弾かれているような・・。

このところ、やる気が減退している。
何でだろうか?
・・・・・・


そう、自分の居場所、行き先が見えてこない。
5 階は、私の居る場所ではなくなってきているような、
今、ふと、そんな気がしている。

仲間がほしい・・・。
目標もはっきりさせずに、そんなことを言っているのが、
そもそも間違いなのかも知れない。