80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

何のあてもなく

2016年11月19日 19時26分46秒 | 考える
放浪仙人、私の目の前を行き過ぎる、キラキラした女の子が二人。
それぞれが、セーターに縫い付けたガラス玉のせいだろうか。
若いんだから、それも、また良し。

二人の横を、ひらひらと舞うモンキチョウ。

気のせいか、こちらは完全に無視されている。
蝶にもモテない風来居士か・・・。

やってられんよなぁ・・・!!

しかし、まぁ、無理もないかもしれない。
このところ、体のバランスが不安定だ。
階段の昇り降りにも、ちょい苦労するような・・・。

なぁ、風来居士、今さら恋愛でもあるまいよ。

介護依頼と表現したほうがいい。
あるいは、葬儀準備の依頼かね?

(一言・・・とりあえず、本人にその意思は全くありません。)

ふと思う。
あい→I→私→愛。

おしゃべり相手は、今日はお休みらしい。
まぁ、旦那さんが相手では、とても勝てん。
・・・ため息、 ・・・深ぁ~いため息。

風来爺さん、キョロキョロと、
誰を探して、キョロキョロと・・・。
本当は、相手が誰でもかまわない。
お互い無視さえしなければ。

小学校の2年あたりから、自我が確立されていく。
・・・多分。


私は今、何を、誰を待っているのだろう?

寄りかかる場所、寄りかかる相手を求めて、
何のあてもなく、「運命の出会い」とやらを、
ひたすら、独り待っている70歳だ。