MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エンド・オブ・ニューヨーク

2018-09-12 22:09:51 | 洋画未公開
9月5日にアルバトロスの子会社ニューセレクトからDVDスルーされた作品
レンタル屋さんで初めて見た時はジャケットから来る印象と「エンド・オブ・ニューヨーク」て言う邦題から
ディザスターパニック映画だと思い
いつか見ようと考えていたんですよ、見ないじゃなくていつかは新作のラベル以内では見ようと・・・

それがなんだろうなアルバトロスの「タイムトラベラー」を見た時ですか
長い本編前のトレーラー集は実は見るのが嫌いで見ないのですがレンタルの参考になるのもあって
常にトレーラー集の1本目だけ見て、後はジャンプするんですよ
で一本目にあったのがこの作品のトレーラーでして
予告編の惹句には
「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き
再びニューヨークが

ってあるじゃないですか、確かにニューヨークのランドマークが次々爆破され
お姉ちゃんがビルの屋上から重きかんじゅうを撃ち捲ってる

なんだろうなこれってディザスター映画ではなくてテロの映画やったんや
ってことでsetに早速組み入れてレンタルしてきました

大体傾向がはっきりしましたからオープニングからお姉ちゃんが逮捕されての
尋問シーンから始まって、さては未遂か、テロ後に逮捕されての尋問と理解がつくのですが
どうもこのお姉ちゃんが記憶喪失のテロリストっぽい
尋問の主旨に答える変わりにお姉ちゃんの脳内で過去をおさらいしはじめて

失恋のショックからか精神的に不安定なヒロインの元に
抗不安薬の新薬の被験者になれば2週間で25000弗と言うかんゆうの電話が
失恋の投げやり感から被験に参加したエイプリルだったが、
初めて投薬された日に禁止されてる酒を飲んでしまったからか悪夢を見るようになって・・・

被検者になる前から精神的に不安定なヒロインですが果たして、彼女の見る悪夢は薬のせいか、それともという、よくあるプロットで綴られて行きながら謎が解かれていくと言うオーソドックスな作りの映画なんですがねぇ
実に画面が暗くかつ粗く決してA級映画の画質ではないんですが
「クズ・ゾンビ」見たく始まってすぐに画質からこれはダメな映画と言うようには感じない

で、実は新薬の“被検者”は薬によってを洗脳し、テロリストにしてしまう計画で、
ヒロインはソレに気づき、しかし洗脳の目的もわからずに一人での抵抗が始まるまでの30分を我慢すると
映画の世界観に入って行けて広いんと一緒に謎解きができる仕組みですが
演出がヘタと言うか全てのイメージ映像が画質のせいもあって
あんまりスッキリとさせてはくれないのが難点です

リンゼイ・ゴランソンという全く知らない主演女優さんの演じるヒロイン
エイプリルっていう女の過去とか職業とか全く明かされていないのに
結構体は動くし銃器の扱いから追跡者からの身のかわしかたとか
一体何者だったのか一切語られず
ニューヨークもテロに合わずに映画は終わりますが

こういった洗脳映画定番のエンディングでしたが

2017年製作、アメリカ映画
カルロス・フェラー製作・脚本・撮影・編集・音楽・監督作品
出演:リンジー・ゴランソン、ゲイリー・スワンソン、ロン・ハクストン、イアン・テンプル
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愛欲の輪舞曲(ロンド)

2018-09-12 18:45:23 | 洋画未公開
コレは一応一日1本エロチック作品を見ていく企画の
今日の一本に該当するだろうとセットレンタルに組み込んできましたが
Rー15指定だし、こういった洋画のエロチック作品は大抵文芸作品の趣が近く
それほどエロチック作品ではないことも過去の経験から重々承知しておるのですが
今回の作品は文芸作品ではありませんでしたが
一応官能ドラマの部類になるんですね
と言うことで一日1本エロチック作品の一本です

オープニングから結構激しい男女の全裸セクロスシーン
ことが終わるとどうも二人の仲が先程のセクロスの激しさ割にはその関係があんまり上手くいってないような雰囲気が伺える
女はそれなりの年齢を重ねてるようにも見えるのだが、外人さんの年齢はわかんないねぇ
彼女実はベストセラーの官能小説家セイディ
彼女の官能小説は彼女の奔放な性体験をありのまま小説にしていたもので
今日もイタリアのトリノで、出版記念の読み聞かせ出版記念のパーティが行われており
先程の関係が上手くいっていない今カレも出席していたのだが
彼女の視線は突然この会場に現れた元カレのアレックスに注がれていたのである

元カレのアレックスの誘いに乗り、郊外の古城へと向かうセイディだったが
アレックスは女友達のフランチェスカを同行させて来ていた
こんな始まり方で、古城での、そうなんですジャケットに描かれてるように
セイディとフランチェスカのレズや、さらにアレックスも加わって・・・

よくあるヨーロピアンなエロティック映画によくあるパターンの作品でした。
めくるめく官能の世界に自らを開放したセイディはこのめくるめくエロチックな体験を
再び官能小説にしたてあげ・・・的なおわりかた

女優さんたちのハダカ満載でイタリアの実際の古城でのロケと結構絵柄もイケテる
モデル出身のアナリー・ティプトンやマルタ・ガスティーニのハダカも楽しめる作品なのでした
って言うかそれ以外何もないからね

2016年製作、イギリス・イタリア・カナダ合作映画
クレイグ・グッドウィル製作・監督作品
出演:アナリー・ティプトン、マルタ・ガスティーニ、ヤコブ・セーダーグレン、ヤン・ベイヴート、アニタ・クラヴォス、ニーナ・セニカル
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リアル

2018-09-12 03:03:12 | 韓国映画
今月は韓国映画がいつにもなく数本レンタルリリースされます
今日はその内の一本「リアル」ですが
最初に言います、実に長くてよくわかんない映画だったって言うのが正直な感想
って言うか中国資本のアリババ映画からも資金が入って製作されてるんですね
中国映画の世界戦略もついに韓国に・・・
って言うか、韓国映画の世界戦略も中国の10億の民は実に魅力的なターゲットと言うことで
お互いの利害が一致して作られたわりには
実にスタイリッシュな作品であったが・・・

なんだろうなお互い漢字文化の国民でありながらインターナショナルって言うのにこだわっちゃったんだろうか
タイトルからオープニングのクレジットがすべて英語表記っていうこと自体に意味不明
そして最後まで映画を見ても申し訳ないけど私の頭脳では何がリアルでどこがリアルなんかもうあったまグッチゃぐちゃ
ただ韓国映画がニューウェーブの新世代に入ったのかなぁ・・・って見てました
中国資金が入ったせいか実にお金を、それも無駄に使ってるな感が否めなかった

いつも私が韓国映画に求めてるエロさグロさエグさの3要素のうち
エロさだけの映画を見させてもらいました
それもイ・ソンミンと言う、元アイドルだったお方のようで
お顔も美人、ちっパイもお美しくもう満足度の高い女優さんがフルヌードで濡れ場を
文字通りの体当たり演技にはどっかの国の女優と言って幅からない人たちに見倣ってほしい

主人公が乖離性多重人格で精神科医に診察受けてるシーンから始まりますが
それが物語の進行に伴って、主人公のもうひとつの人格がルポライターの姿を借りて登場します
主人公はカジノの事業主と言う所謂ヤクザでして
そしてルポライターが同じ名前、同じ顔、さらにヤクザと同じタトゥーで現れて
手始めに女を手にいれ、やがてヤクザのすべてを取り込もうと画策してくるんですね

こうここまで書いて来てようやっと気づきましたがな
つまり二重人格の人格だったもう一人の自分が他人の体を借りて実際に
自分とそっくりな人間として現れてきたってこと
そうですよねもう一人精神的な人格が"リアル"人間として現れたんですね
一つ謎が解けたのか

アクションシーンは一級の韓国映画、悪は悪で実にエグ(私が求めてるのとは違って悪人としての)いし
一人対集団との擬闘はエア擬闘とのシンクロ映像とクロスオーバーして見せたり
実にセンス・オブ・ワンダーな映像だったり実に実験的な映画を見させてもらいました
ネタばらしになるのですが、決着つけるべきヤクザの主人公がルポライターの自分を射殺できなかったのは
自分の分身または自分であると認めたからということか

見終わって調べたら韓国では完全にコケた映画なんですか

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・サラン監督作品
出演:キム・スヒョン、ソン・ドンイル、イ・ソンミン、チェ・ジンリ、チョ・ウジン、イ・ギョンヨン、ハン・チウン、キム・ホンファ、チョン・インギョム、アン・ソヒ
コメント (2)
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