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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

七つの会議

2019-09-13 22:29:34 | 邦画
池井戸潤原作ですからTBSの製作映画ってことだったんですね
日本のTVドラマは見ない主義なので「半沢直樹」や「下町ロケット」そして「陸王」など
TBSでヒットしてきたのは一応は知っていますし
池井戸潤の原作は読んだことはないですが、TBSとは関係ない製作での「空飛ぶタイヤ」は見てますので
原作者の製作意図はそれなりにヒットするとかいうのも分かる気がするので
一応Blu-rayがレンタルできたので見ましたが

あんまり情報いれてませんし、ジャケットの絵面もなんだろうなTBSのドラマの皆さん
っていうような印象で注視してなかったので
香川照之、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也さんとかが・・・っていうだけでしたが
いざ始まってみたら、なんと野村萬斎さんが主演じゃありませんか
見なきゃ良かった・・・って想いました
ってのも野村萬斎さんは狂言師ですから、演技での発声法が演技がすべて狂言から出てきてしまって
なんだろうな時代劇である「のぼうの城」にしても、ただお一人だけが
浮いてしまって、時代劇ですがそこは映画って言うジャンルの演技となってなかった・・・

それから、申し訳ないんですが野村萬斎さんの出演されてる作品は避けて来てたのですが
なんというか、監督さんも池井戸潤TBSドラマの福澤克雄さんが監督されてるってことから
ドーなんでしょう
それがいいか悪いかは別として野村萬斎さん以外の役者さん達が
思いっきりオーバー演技ということで
野村萬斎さんの狂言的な演技が埋もれていたのには・・・

コレが池井戸作品がTVで受けた理由がわかった気がする
そうなんですね、内容的にもある意味サラリーマンの会社に人生を捧げる悲哀のなかに
企業としての社会に対してのコンプライアンスとか
資本原理主義とかが浮き彫りになっていく様が実に巧みに描かれていくなかに
日本人大好きな勧善懲悪を2時間の作品に・・・
さて数えていたわけではありませんがタイトルの通り7回の会議シーンはなかったんですが・・・

2019年製作、日本映画、「七つの会議」製作委員会作品、東宝配給
福澤克雄監督作品
出演:野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、木下ほうか、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平、春風亭昇太、立川談春、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、橋爪功、役所広司、北大路欣也
コメント (2)
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