これもお正月用にとって置いた作品
私は漫画読まないのですが、漫画原作の一大歴史叙事詩的な超大作の第二弾
原作もまだ続いてるようなので劇中第三弾の序章みたいな感じで終わりましたねぇ
一応前作「KINGDOM キングダム」もしっかり見ております
っていうかこう言ったお話ですから
前作は一大叙事詩の登場人物紹介的な2時間余の作風でしたが
なんと将来大将になるんだって子供の時から武術に切磋琢磨してきた信と漂という名の二人の奴隷の成長の物語かと思っていたら
漂が秦の皇帝に瓜二つっていうことで皇帝の影武者として命を落として
漂の意志まで信が受け継いでいくって言ったとこで前作は終わっておりまして
一応山崎賢人と吉澤了のW主演作となっているので
今作はその吉澤了演じる秦の皇帝嬴政が宮廷内で複数の刺客に襲われるってとこから始まり、あわやってとこにそこは原作漫画ですから”お待たせー“って山崎賢人演じる信が嬴政の危機を救うってお約束での始まり
あ、もう一人橋本環奈演じる河了貂って言うのも登場して三人でいるとこに
秦に隣国魏が攻め込んできたって知らせが入り
ここから今作はなんと蛇甘平原での魏との戦いに信が歩兵として参戦する戦のみで構成された作品ってことで
中国に完全ロケで中国映画界の全面協力の元に作られてるから陣を構成する魏軍の軍隊のエキストラの人数とかCGとか
こんなすんごい映像が一応中国の協力の元で作れるんだって感嘆させられる一大スペクタキュラーな作品に仕立てられてたなぁ
こんだけ予算注ぎ込めるのはバックにSONYエンターテインメントが控えてるからこそであり
中国映画界の全面協力があればこそなんでしょうね
現在の日本の映画力ではいくら予算組んでもこんな作品にならないよね
いつも見慣れてる中国映画の戦闘シーンや兵が陣を構成する俯瞰映像とか
もうある意味感動させられる
今作ではそんな一歩兵の信だけではなく、姉の仇を求めて歩兵として参戦する清野菜名さん演じる羌瘣がもう一人っていうかゲストとして大活躍でしたねぇ
もともと清野菜名さんはアクションできる女優さんですから
見事に敵を斬り刻むだけでなく変な武術技まで使われていた
っていうかその姉役になんと山本千尋さん、彼女はもともと中国語武術でのがアクション女優としてデビューされた方なので彼女のアクションも見たかったんですがねぇ
いや、歩兵が走る、騎兵が疾駆する、馬車戦車が走行するという実に動きのある映像の連鎖に肉弾戦が組み込まれていて戦争アクションとしては実に申し分のない作品だな
今度キムタクの信長映画が公開されるんだけどどこまで戦闘アクションが撮れているんだろうか
日本映画もスケールの大きな作品が作れるんだ、捨てたもんじゃないっていう作品になってるかが楽しみですが・・・
そして魏に勝利した秦では冒頭刺客を放ったと思われる人物が宮中に参上して・・・
第三作はスケールが小さくなって政治的な争いになっていくのかな
第三作はスケールが小さくなって政治的な争いになっていくのかな
次作品では軍師を目指す橋本環奈も顔見せではない出演となるような内容ですよね
そして吉澤了の出番も多くなりそう
しかしいい役者が出演していて脇を締めてくれてますよね
2022年製作、日本映画、映画「キングダム」製作委員会作品、東宝配給
原泰久原作・脚本、佐藤信介監督作品
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、山本千尋、豊川悦司、高嶋政宏、加藤雅也、高橋努、渋川清彦、平山祐介、玉木宏、小澤征悦、大沢たかお、佐藤浩市