もうレンタル作品は枯渇してしまい
10月のレンタル初日まで残り3日となりあとは個人のBlu-rayかDVDもどちらも一枚ずつ
そのうちの一つがこの作品、そして足りない一本は神様が与えてくれた奥の手があるんですよね
あの「マッドマックス怒りのデスロード」(さすらいのブロガーでしてどこにあるのか見つからず。でもしっかりみてますからね)で超個性的な片腕義手のシャーリーズ・セロン演じてたフュリオサのスピンオフと言う作品をジョージ・ミラーが作ったわけよね
一応二時間30分弱の作品を章仕立にしていわゆるフュリオサの少女時代から大人になって片腕喪失を含めて「怒りのデスロード」につながるキャラになるまでの前日譚
俗な言葉で言えば“フュリオサ0“と言った作品なんですが
まぁ“マッドマックス”.から離れての単体作品と見ても十分に見られる作品ですが、シャーリーズ・セロンの前作でのキャラが強烈でしたから“フュリオサ”ってついてしまうとあのシャーリーズ・セロンから離れて見ることはできない作品でもあり
その若き日を演じると言うことでは主演のアニャ・テイラー=ジョイもちょっとしんどかったのじゃないかとは思いますが
丸刈りにしたりと前作へのつながりをしっかりと描いておられる割には
あんな片手になったエピソードがあまりにも呆気なくて・・・
そんなこっちの気が抜けるようにわざと作ったんだろうな
そんなこっちの気が抜けるようにわざと作ったんだろうな
戦闘シーンもそれなりに随所に入れて派手派手しくつくられててそれなりに見せ場としてこっちを飽きさせてくれてはいません
そうなんだ見終わって知ったんですが悪の親玉をクリス・ヘムズワースが演じてたのね
あのあまりにも長い髭で誰だかわからんかってエンドクレジットで知って
なんだ雷神様だったんだってちょっとびっくり
っていうか最後は木になっちゃうのね、その木が実らせる赤い果実はオープニングとエンディングとでシンメトリーになっていたのね
まぁ木にするよりかはなんかクライマックスではフュリオサとのタイマン勝負くらいやって欲しかったなぁ
あれじゃ前作のフュリオサのキャラに繋がらないような木(気)がする
ってことでお後がよろしいようで・・・
2024年製作、オーストラリア・アメリカ合作映画
ジョージ・ミラー製作・脚本・監督作品
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、アリーラ・ブラウン、トム・バーク、チャーリー・フレイザー、ラッキー・ヒューム、ジョン・ハワード、ネイサン・ジョーンズ、ジョシュ・ヘルマン、アンガス・サンプソン、リー・ペリー
『デスロード』に繋げるという意味では上手く作られた話だったかなとは思いますね。
只、やはりこのシリーズの要であるカーアクションを思う存分堪能したいという気持ちで観始めてしまうと、私みたく不完全燃焼で観終えてしまうのかも。
クライマックスシーンが余りクライマックスとなってない点は個人的に不満でしたが、男心くすぐる改造車が本作もわんさか登場して楽しませてくれたのは良かったです。
これは一応マッドマックスのスピンオフ作品でしたが、まぁ単体の作品として見ても一応成立してるお話ではありましたが
やはりジョージ・ミラーですからマッドマックスシリーズとのつながりにはしっかりとさせておりましたねぇ
確かにクライマックスもあれではねぇそして肝心の片腕喪失も呆気ないものでして
観客はそっちが見たかったのに完全にはぐらかされましたねぇ