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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本やくざ抗争史 ~巨大組織分裂~

2024-06-10 17:01:19 | Vシネマ
昨、日曜日の東映チャンネルのプライムタイム枠でOAされたこの作品
特にこの“日本やくざ抗争史”シリーズは
タイトルが示す通りこの時代オールインが得意としていた事実を元にして作られた任侠ドラマちゅうことですから
あの神戸を本拠地とした巨大反社組織山口組の三代目の死後の四代目の座を巡っての実録ドラマだったんですね
 
いわゆる四代目の座を巡って白竜さん演じる山辰組々長山中辰夫が四代目代行として
四代目が決まるまで兄弟分の小沢仁志さん演じる丹波組々長竹本一久を一応若頭に据えたことから
まぁオールインお得意のことですが
巨大反社組織山口組を丹波組、そして分裂した組織一和会を三和会にして
山辰組々長山中辰夫ってしてるものの白龍さんが演じられてるのはのちに一和会を組織した山本宏氏がモデル
小沢仁志さん演じる若頭竹本一久はのちに山口組四代目を襲名する竹中正久氏をモデルにして
 
山口組内部が四代目の座を巡って内部分裂していく様をドラマ化した作品で
ほぼ事実に基づいて作られてるものの
フィクションとしては波岡一喜と工藤正也演じる2人の若者を登場させ四代目の暗殺とその復讐の連鎖で儚くも死んでいくって言うところかな
 
2015年の製作ですからオールインもある程度製作費の回収が認められるからか三代目姐として山口美也子さんを、クラブのママに水谷ケイさんまでキャスティングしてるんですかね
そして作品の尺としても一本の映画並みの88分で一話完結させてるのね
このシリーズも確か10本作られてて
東映チャンネルで順次OAされてきてまして、拾えるものは一応拾ってきてるはずですが・・・
個人的にはリリース時にきちんと見てるシリーズではあるんですが
こういう量産されてる任侠ドラマもある意味消耗品であるがために結構忘れてるんだよね
こうやってブログに残しておくと見てるから見てないかってわかるものの
私個人はデラシネのブロガーですからどっかで消えているんだろうね
 
それにしても図らずも四代目を襲名して一年も組長の座に居られなかった竹中正久氏も激動の人生を送られた方ですよね
 
2015年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
金澤克次監督作品
出演:白竜、波岡一喜、古井榮一、松田ケイジ、工藤正也、高原知秀、舘昌美、水谷ケイ、川原英之、水元秀二郎、SHU、大山大介、森羅万象(ナレーション)、山口美也子、小沢仁志
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アメリカ沈没

2024-06-10 05:05:25 | 洋画未公開
今月のアサイラム作品
一応アサイラム25周年記念ロゴの映画
文字通りアメリカが地震と津波によって太平洋大西洋の両側から大津波に襲われてさらに北極プレートの歪みから全土で大地震が起きるという
原題もまんま「AMERICA IS SINKING」ですし、劇中ではメキシコやカナダも同様にってことで・・・アラスカはアメリカの飛地やし
 
ってことで北極で地質っていうか氷河探索に来ていた地質調査のビーバート博士が氷河が崩壊してることを発見して、太陽光線が氷河深くにそのエネルギーを貯めたことで氷河深下のプレートに地殻変動が起き大地震が発生し、氷河は割れて流れ出し地震の影響で巨大津波が西から東からアメリカを容赦なく襲ってくるっていうだけのお話ですが
 
まぁアサイラムさんですから軍幹部と地質学者たちとの対策の会話劇に大津波のCG映像を挟むだけ
っていうかディザスターパニック作品なのに逃げ惑うアメリカ国民は先の地質学者ビーバート博士の奥さんと娘さんだけというLAから逃げ出しコロラドだったかデンバーだったかまで逃げようっていうことですがこちらも逃げる途中で色々あるざんすが
たった2人での小芝居だけで貫き通すアサイラムクオリティは流石
 
当事者のビーバート博士はマイケル・パレ演じるグレン将軍と対策を練るものの妙手が思いつかず
軍事大国の最大の武器であるモグラ
そうなんです敵国に打ち込んで弾頭である爆弾ジェルによって穴を開けて地中深く掘っていくってって言う武器
衛星で座標を設定して使う開発済の武器ですが
これを使ってアメリカ大陸の16か処に穴を開けてそこに津波で押し寄せた海水を流し込み地表から海水をなくしさらに地殻までも冷やして地震を防ごうっていう一石二鳥の作戦
 
まぁ荒唐無稽ないつものアサイラムクオリティの作品ですが一進一退を繰り返してなんとか作戦を成功させ
最後はビーバート博士が家族と再会してめでたしめでたしのアサイラムお得意の家族愛バンザイって言う終わり方で締めくくってくれるが
今作では娘大事っていう母心でしょうか娘は避難する他の人々のことを心配するが
母親は自分たちがまず救われるというか逃げることに専念して他人様はどーでもいいよって言う感じの悪さを見せてくれるとこが一応リアルっぽかったかな
っても思わせる作品でした。
 
2023年製作、アメリカ映画
マリオ・N・ボナシン監督作品
出演:マイケル・パレ、ジョニー・パカール、リンジー・マリー・ウィルソン、ポール・ローガン、ミンディ・モンタボン
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