ベストフィールドという会社からりりーすされた野川由美子さんが二十歳のピチピチしてた時代に製作された“賭場の牝猫”シリーズ全3作品を一つにまとめた中で
第一作の「賭場の牝猫」と第二作の「賭場の牝猫 素肌の壺振り」と先月の頭の方で見ておきましたが
最終第三作を見てなかったのでようやく・・・
前二作では別役とはいえ二谷英明さんが野川さん演じる雪子日本からみ恋模様を描きつついかさまサイコロの細工師だった父親の敵討ちと雪子のサマ師野胴師辺野古成長譚をきっちりシリーズ物として描いてきましての
第三弾
父親の故郷野寺に骨納めにきた雪子
その車中でスリを見つけて捕らえて見せるものの列車を降りたらそいつらの仲間に連れて栃木親分舞坂興行に連れて行かれて
ケジメを取らされようってとこに宍戸錠さん演じる流れ者日本素性をバラされ
難をにがれるものの
その草鞋を脱いだ先は父親と昵懇だったむ一人の土地の親分軍司組
軍司と舞坂はお互いにしのぎを削っており軍事は舞阪に押され気味の関係でして
舞坂はアメリカ野バイヤーとてを結んで軍司のシマの激情の土地を巡って係争中で押され気味
軍司の息子は堅気の水産研究者であるために諍いの中で殺された軍司親分に代わって軍司組四代目を継承したのはなんと雪子という事で
まぁアクションありで三作目が私には一番面白く感じられましたが
軍司の息子に思いを寄せる娘に山本陽子さん
そして舞坂とは盆茣蓙で決着つける雪子ですが軍司の息子に惚れられて軍司組を堅気の芸能社に衣替えさせて
一人また草鞋を履く雪子にそっとついてくエースの錠さん
まぁ二谷さんよりは存在感の薄い役でしたがトッポさに置いては抜きん出ていたエースの錠さんでしたねぇ
このシリーズなんで三作で終わったのかしら
野川さんに主題歌まで歌わせて置いてるのに・・・
1966年製作、日本映画、日活作品
野口晴康監督作品
出演:野川由美子、山本陽子、平田大三郎、郷鍈治、井沢八郎、白根一男、清水元、宮阪将嘉、河上信夫、山田禅二、雪丘恵介、長弘、弘松三郎、玉井謙介、瀬山孝司、桂小かん、宍戸錠