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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

賭場の牝猫 捨身の勝負

2024-11-14 18:31:29 | 邦画
ベストフィールドという会社からりりーすされた野川由美子さんが二十歳のピチピチしてた時代に製作された“賭場の牝猫”シリーズ全3作品を一つにまとめた中で
第一作の「賭場の牝猫」と第二作の「賭場の牝猫 素肌の壺振り」と先月の頭の方で見ておきましたが
最終第三作を見てなかったのでようやく・・・
 
前二作では別役とはいえ二谷英明さんが野川さん演じる雪子日本からみ恋模様を描きつついかさまサイコロの細工師だった父親の敵討ちと雪子のサマ師野胴師辺野古成長譚をきっちりシリーズ物として描いてきましての
第三弾
 
父親の故郷野寺に骨納めにきた雪子
その車中でスリを見つけて捕らえて見せるものの列車を降りたらそいつらの仲間に連れて栃木親分舞坂興行に連れて行かれて
ケジメを取らされようってとこに宍戸錠さん演じる流れ者日本素性をバラされ
難をにがれるものの
その草鞋を脱いだ先は父親と昵懇だったむ一人の土地の親分軍司組
 
軍司と舞坂はお互いにしのぎを削っており軍事は舞阪に押され気味の関係でして
舞坂はアメリカ野バイヤーとてを結んで軍司のシマの激情の土地を巡って係争中で押され気味
軍司の息子は堅気の水産研究者であるために諍いの中で殺された軍司親分に代わって軍司組四代目を継承したのはなんと雪子という事で
 
まぁアクションありで三作目が私には一番面白く感じられましたが
軍司の息子に思いを寄せる娘に山本陽子さん
そして舞坂とは盆茣蓙で決着つける雪子ですが軍司の息子に惚れられて軍司組を堅気の芸能社に衣替えさせて
一人また草鞋を履く雪子にそっとついてくエースの錠さん
まぁ二谷さんよりは存在感の薄い役でしたがトッポさに置いては抜きん出ていたエースの錠さんでしたねぇ
 
このシリーズなんで三作で終わったのかしら
野川さんに主題歌まで歌わせて置いてるのに・・・
 
1966年製作、日本映画、日活作品
野口晴康監督作品
出演:野川由美子、山本陽子、平田大三郎、郷鍈治、井沢八郎、白根一男、清水元、宮阪将嘉、河上信夫、山田禅二、雪丘恵介、長弘、弘松三郎、玉井謙介、瀬山孝司、桂小かん、宍戸錠
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スリープ

2024-11-14 05:05:25 | 韓国映画
実は先に見た韓国映画「ターゲット 出品者は殺人鬼」と一緒にセットでレンタルしてきた作品ですが、韓国映画っていろんな意味でそのバリエーションが拾いのね
この作品はミステリー感覚で始まって、最後はオカルトだ終わるという作品だった
グロではないもののミステリーホラーっていうような作品だと思っていいのかな
全三章にわけて作られていて
 
第一章ではある夫婦、そう旦那さんは俳優、奥さんはOLさんで妊娠中
そんな二人がある日を境にして超常現象に襲われて・・・
そう旦那さんが夢遊病というかなんんかよくわかんないんだけど夜中に眠りこけでする最中に何かしでかすようで・・・
ほぼそれも奥さんの視点で描かれて恐怖に慄く奥さんの演技力が絶対的に物をいう作品
現代医学では解明されない
 
第二章は奥さんの心理で進むプロット
っていうのも子供が生まれても、旦那さんの病状もなんもわからぬまま怪奇現象が続きますからねぇ
段々子どもにとって良くないことだと
追い討ちをかけるように奥さんの母親は祈祷師からお札をもらってきてと
現代医学で解明できないことはオカルトだって言うことで
信用しないまでも奥さんは原因をオカルト的に突き詰めていくことに・・・
 
第三章は完全にオカルト
夫婦でもうお互いの詰り合いなんですがこれが正解かどうかはわかりませんが
数字を交え理路整然と爺さんの悪霊が憑依してることをとうとうと論じる妻には勝利というか狂気が入り混じっている凄さ
っていうかなんと生き証人まで連れてきててそれをいたぶってまでも旦那を証認させようと言う狂気が
根負け状態に陥る旦那がやっぱ調伏されてしまった感ですが
答えとしてこっちになげてくるとはねぇ
まぁこの章自体スクリーンはほとんど赤フィルターをかけたみたいにしてるんですね
 
死んだ爺さんの霊だったのかどうかは判らぬまま終わってしまうんだけど
この狂気の奥さんの鬼気迫る演技力には最後に圧倒される
そんなとこは韓国映画らしいですが
なんでもいいから結論だけは出して欲しかったかなって初めて結論を投げられた作品においてそう思わされた作品でもあった

今月はあと三本ほど面白そうな韓国映画があるんですね
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
ユ・ジェソン脚本・監督作品
出演:チョン・ユミ、イ・ソンギュン
コメント (2)
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