MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

湖の女たち

2024-11-17 19:07:03 | 邦画
この映画松本まりかさんと日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品でしたし
なんと邦画としては2時間21分も尺のある作品なんですけど
こう言った作品は大抵ブログアップに関しては一部の作品として扱うのがモットーであるんですが
個人的にようわからん作品であったことと、長い割には実に冗漫であり
かつなんと主役の福士蒼汰と松本まりかのSMプレイ映画である面を持っておるものの
 
それがなんと映画の本筋でもなくて映画としては視聴者を惹きつけるための彩りでしかないのに
かなり思わせぶりであるものの彩りでしかないためにエロ度って言っていいのかわかりませんが、本筋ではないために実に映像的表現も中途半端だったし
突き抜けてきてないからこっちにもフラストレーションが溜まるし
第一刑事が捜査ホッパらかしてさらに妊娠中の嫁さえいるのに警察署だあんなことこんなことまではしませんでしたが、
あんなことしたらあかんやろ
 
本筋は100歳の老人が介護施設で不審死を遂げる
そう人工呼吸器が止められて殺されるという事件が起き
その渦中に件の刑事は湖で夜釣りをしており、近くにクルマを止めて自慰行為していた女性が取り調べ被疑者として今自分の前で事情聴取されており
まぁそういうことでメインは殺人事件の被疑者探しがメインなのか
刑事と被疑者からは外れるものの弱みを握った性的にSの刑事が自慰行為でM女を追い詰めていく映画に見えるんですが
 
ここに殺された人物が実は薬害事件の当事者だったりして
週刊誌記者がこの被害者を追って犯人探しを始め記事にしょうとなんと今次大戦の旧日本軍の731部隊の少年兵であったことや
福士蒼汰の相棒である浅野忠信が過去に政治的圧力によって薬害事件をうやむやにされた過去を持つ刑事であるものの
警察自体が権力に弱いことを知り尽くしており
この事件に関しても深入りすることさえ諦めた刑事だったりで
 
週刊誌記者もやっぱここまできて週刊誌も所詮は広告費で営業が成り立ってるわけで彼女の記事も差し替えになるものの
意地で支えた星一つってことでたった一人この介護施設の殺人犯にたどり着くものの
それはそれこれはこれってことで
なんと犯人逮捕で終わるような映画ではなかった作品
 
結局731部隊まで出してきてもなんの解決も見ずに広げた風呂敷はこの事件に関しても
SM男女に関しても風呂敷は広げられっぱなしで
決してたたまれることもなくエンディングを迎えるという変な作品でした。
 
2023年製作、日本映画、映画「湖の女たち」製作委員会作品
大森立嗣脚本・監督作品
出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、土屋希乃、吉岡睦雄、財前直見、三田佳子、浅野忠信
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裏切りの花束をあなたに

2024-11-17 05:05:55 | 海外ドラマ
月のレンタル作品が足りない時に使わせてもらっていた海外ドラマ
最近はアメリカのTVドラマはもうディック・ウルフの毎週一話完結のシカゴシリーズとFBIシリーズしか見ない
しかもFBIもあんまりおもろう無くなってきちょるというありさまで
現在ハマってるのは何故かあれほど嫌っていた韓流ドラマ
 
一応恋愛メロドラマは見ませんが私がハマった韓流ドラマのジャンルはなんとドロドロの愛憎劇を見せてくれるシリーズ
なんと一話三十分程度で毎回最後にクリフハンガーでは終わり1シリーズなんと100話以上もある作品
ドラマは一気見をモットーにしてる私も、DVDリリースの関係で一月20話前後くらいを小出しで見てる
 
そんなマクチャンドラマの基本コンセプトはドラマが盛り上がるならなんでもありでその基本製作コンセプトは愛憎・裏切り・事故・記憶喪失・出生の秘密などを適度に織り込んだものでしてハマってしまうともうやめられない
って事でなんとこのマクチャン作品を三シリーズをシンクロして見てきていましたがついにその三作目も今月リリースの7本で最終話の103話を迎えましたが、この作品上に書いたマクチャンドラマの基本コンセプトにさらに主役登場人物のなんと魂の入れ替わりっていうありえねぇ展開で見せてくれる作品
 
どーやって元の体に戻るのかっていうのが興味になっていましたがシリーズ途中でもう一人の方を死なせてしまい
入れ替わったままって言うことで終了させてしまいましたねぇ
アイディア的には思いついたケド、入れ替わりを元に戻すって言う方法論は浮かばなかったようですが
 
しかし脚本家さんは結構頭の良いお方みたいで結構前の回に伏線張って置いてそれを三十話くらい後に回収してみせたりと
脚本書きつつ撮影してOAっていうような日本のドラマ制作とはちょっとやり方が違うのかな
 
いやもう怒濤の展開で最終30話くらいからはなんか映画本編一本分の作品を見せられてるかのような濃密さを感じつつ見させてもらったし
 50話過ぎたあたりから実は悪役の女優さん側も復讐の対象が実は同じでして、自分の復讐を優先させると言うか独占するためにヒロインの復讐に対抗する悪知恵を張り巡らせてきてたって言うことをこっち側に知らせて置いて
 
なんとエンディングに近くで大ドンデンっていうかこんなツイストありかよっていうプロットでエンディングを迎えるのねいやほんと男女の関係と親子というか家族愛がもう錯綜に錯綜を重ねてこれ以上ないくらいにドロドロを描くとこがすごい
 
って事でこれでマクチャンドラマ見終わるのも残念で今現在新しい作品に挑戦してるものの
今見てる作品は10話くらいまで見てきてるのですが
なんかしっくりこない
ふと気づいたのはいま見てる作品にはいわゆる尺伸ばしなんでしょうが今まで見てきてたマクチャン4作品には必ず脇のキャストによるいわゆる遊び部分があるんで
それによって適度に緊張感が解されていたんですが
ここまでに今見てる作品にはそんな遊びの部分が全くないのでどことなくとっつきにくい作品質なので
私自身ハマリキってないんだよなぁ
 
でもまぁ見始めたから最後までは行こうと思いますが・・・
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