全編に繰り広げられた過激すぎるバイオレンスの数々で14年もの間、封印されていた伝説のソリッド・スプラッター・ホラー「クロムスカル」の続編です。
って事で前作の2年後に製作されたこの作品
オープニングは前作のエンディング
つまりクロムスカルがあの薬品の接着剤によって自滅してヒロインと青年が逃げた後のコンビニに警察車がサイレン鳴らしてやってくるとこから始まるんですが・・・
ターミネーターではないものの殺人鬼クロムスカルは確か町の警察全滅させていたはず
ってことで警察車両に乗ってやって来たのはなんと殺人鬼クロムスカルをボスとした謎の組織
そこのNo.2が指揮をとり
なんと顔面焼けただれ息絶えたクロムスカルを除細動器で蘇生させ顔面修復のために組織のアジトに緊急搬送させて
自分は逃げた二人を追い前作のヒロインをモーテルで見つけて
なんとサバイバルナイフで口裂け女にした後腹部を切り開いて内臓を抉り出しての惨殺
監督は、前作に引き続き特殊メイク界の造型師と言われたロバート・ホールですから
グロ造型はそれなりに見事ではあるんですが
グロ描写で今作はR -18指定を受けてるらしいけどある意味前作を超えられていなかった気がするのに何故だこの成人指定は・・・
前作に続きニック・プリンシピがクロムスカルを演じていたのと、ヒロインと逃げた若者トミーを演じてるトーマス・デッカーが続投でして
全編通して出演していましたねぇ
狩る者と狩られるものという立場ですが
しかし、まさかクロムスカルがなんと現代のあらゆる最先端科学技術を備えた秘密組織だったとは、ただバックボーンは判明したものの、彼が何故にスラッシャーキラーになってるのかの説明は一切なし
だしこの秘密組織が殺しの集団て訳でもないようで
でもなんとNo.2が実はクロムスカルの後釜の座を狙っており、ボスを尻目になんとスカルマスクを作ってそれを被って殺人をする様になり
ボスの影が薄まってしまうというこの作品でしたが
トミーは警察と連係していくことになり
連続殺人は警察の捜査対象になって来た今作ですが
今作のヒロインには目が見えなくなる難病を抱えたお姉ちゃん
トミーと共に組織に捕まり今やその命は風前の灯火
っていうかじつにNo.2がもはや主役みたいな存在感を示して来てて
この二人に襲い掛かるところをボスのクロムスカルに切り刻まれて敢なく撃沈
そこに警官たちが雪崩こんできて・・・
いや警官たちの弱い事弱い事もうある意味惨殺ショーと化してしまうんですね
いや警官たちの弱い事弱い事もうある意味惨殺ショーと化してしまうんですね
って事で前作以上に壮絶なスプラッター・バイオレンスを繰り広げるものの
さほど面白さを感じさせてくれはしなかった作品
エンドクレジットが完全に終了した後にクロムスカルの奥さんがFBIの事情聴取を受けてる映像が・・・
どうやら三作目を製作しようっていう気満々だったようですが・・・
どうやら三作目を製作しようっていう気満々だったようですが・・・
2011年製作、アメリカ映画
ロバート・ホール脚本・監督作品
出演:ブライアン・オースティン・グリーン、トーマス・デッカー、ミミ・マイケルズ、オウェイン・イオマン、ダニエル・ハリス、ジョナサン・シェック
出演:ブライアン・オースティン・グリーン、トーマス・デッカー、ミミ・マイケルズ、オウェイン・イオマン、ダニエル・ハリス、ジョナサン・シェック
確かに続編は一作より派手さはましたものの少し勢いがなかったような
グロにしても前作より過激さが少ないように私は感じたし
第一No.2がこれまた何を考えてスラッシャーにはなりたいんだかわかんないし
二作目のジンクスにハマった作品と言えるのかしら
私は濁して書いておきましたが監督さん亡くなられていたんですね
もう次回作はないと言うことか
期待したグロ描写も、撮り方に問題があるのか、なんか見辛さを抱いちゃいましたし。
クロムスカルの話てよりも、ナンバー2のおっさんの話に特化しちゃったのも、展開のもたつきに繋がっていてイマイチでした。
監督さんてもう亡くなられているんですね。
結局謎だけ残した2作品になっちゃったのが残念。