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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ディア・ファミリー

2024-12-04 05:05:24 | 邦画
日本映画のお家芸の泣かせる映画ですが、実話を元に作られてる作品
まぁ一応ハンカチ必須っていうので集客を狙って作られてる作品ではあるのですが
実話ベースの作品ですから主人公とその家族に感情移入すると泣けるんでしょうが
こちとら実話ベースっていうことでドキュメンタリー的にみてしまってて
泣かされませんでしたが
 
最後の最後にそんな人のために泣かせ役として有村架純さんが・・・さらに感動を盛り上げる儲け役でしたねぇ
完全あれで泣かされない人はいないなぁとは思いましたが
そこはフィクションとして製作側のあざとい意図が見え見えでした。
 
先天的な心臓疾患で小学生低学年で余命10年と宣告された次女を持つ名古屋の町工場のご夫婦
人工心臓があれば命ながら得るってことで、ものづくりなら町工場の専売特許とばかりに
娘を助けるためにお父さん医学の知識はないものの、ものづくりならお手の物と大学病院の心臓科の医者達の協力の元に人工心臓の製作に取り掛かる
そう何者かに取り憑かれたかのように娘助けたいために
そんなお父さんを大泉洋がコメディタッチを捨て去っての好演です
この大泉洋の演技には完全に引き込まれること必至
 
当該の心臓病の次女を含めて娘三人の家族
みんないい人たち、ちゃんと成長に合わせて子役から演技達者でしたが成長した長女には川栄李奈さんだったのね
っていうかいくら借金とは言え製造機械の製造費に8億かけたものの人工心臓の成功には至らずに医学部研究所に出禁となり
研究者たちも左遷で地方の医学病院に飛ばされてしまう
 
そこで諦め自失状態なとこに娘もなんと成人式を迎えられたりするんですが
あんな町工場でよく8億の借金しても倒産しないものなのね
ってことは置いといて
成人した娘に自分は置いといても自分と同じさだめの他の人を救えればいいじゃないかってバルーンカテーテルの国産化に成功してしまうんですね
娘の死のシーンとかはないものの色々泣かせるシノプシスでバルーンカテーテルの開発成功物語ではあるのですが
 
命をどれだけ救ったかっていう方にプロットは向いてて
みてる私はこれでいくら儲けたって・・・
なんて生臭い考えで見てたからでしょうか、全く泣く暇のない作品ではありましたが
こういう泣かせる映画を作るのは日本映画は実に上手いよね
 
2024年製作、日本映画、映画「ディア・ファミリー」製作委員会作品(幹事会社東宝・WOWOW)、東宝配給
月川翔監督作品
出演:大泉洋、菅野美穂、福本莉子、新井美羽、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂、川栄李奈、有村架純、松村北斗、光石研

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