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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

温泉シャーク

2024-12-01 19:38:29 | 邦画
こういう低予算で資金ヲクラウドハンディングで、お金を集め素人が脚本を書きそのまま演出をし、さらにクラウドの連中をエキストラとして映画に出演させて
ほぼ素人と言ってもいいような役者を使って極力出演料までも節約して作った努力は認めるとしても、あまりにもこっちが思い描いてた映画との乖離が実に激しかったので気づけば二回くらいネオチすらしてる始末
でも、なぜか嫌いにはなれない映画でもある
作った素人ので血と汗が映画から伝わってくるから・・・・

そして国産のサメ映画ですしクライマックスにはなんと何千何百の温泉シャークの襲来を一人で海中だ腕力だけでぶちのめすマッチョの威力
何せ彼は3分間だけは海中で息もせずに動き回れるのがウリのでウリtルトラマン
否マッチョマン
ついにはキング温泉シャークに飲み込まれるものの
エンドクレジット直前に海から一人帰ってくる・・・
彼は一体何者?

中盤まではそれなりにストーリーはあるんだけど、そのストーリーには今まで作られてきたいろんな映画のパロディの継ぎ足し継ぎ足しで紡がれていて笑うにもわらえん素人っぽさがいいのですよね。
そこは素人ですからねぇ映像的にもストーリー的にももっとはっちゃけて欲しかった。

国産のサメ映画、終盤のしつこい展開は嫌いじゃない。
中盤まではそれなりにストーリーはあるけど、ストーリーがある点が素人っぽいのですよね。
はっちゃけが不足してるのは役者さんも素人に毛が生えたような人だからかな
こう言ったパロディ作品は河崎実に尽きるんだろうけど
彼ほどの理屈がないん方がいいきもあるので
コレはこれでいいとは思えるのだけに

映画として緊張させるのかはっちゃけるのかのメリハリが欲しかったわけで
そんなメリハリのなさがわたしをオチさせてしまった要因なんだと思うよねってオチてて偉そうなこと言ってるけども・・・

特撮もサメがハリボテだったりと1億集めてこれではねぇ
邦題に期待してみては見たけども
まぁ素人でももっとマシな作品を作れる人もいるかもしれない
完全にアイディア負けした作品

2024年製作、日本映画、株式会社PLAN A作品
井上森人原案・脚本・監督作品
出演:金子清文、藤村拓矢、中西裕胡、内藤正記、椎名すみや、安原寛之、奥野翼、長谷川愛美、野二紀人、川崎美海、藤井太一、瑚崎まい、日比茉鈴、武田一馬、宇佐美えり、蒼井小鳥、末永雄大、にーな、板倉光隆、はぎわら水雨子、詩野、宮脇優、阪口采香、こばやしあきこ、安保匠、大迫茂生、巻上公一、青柳尊哉、赤星昇一郎、高樹 澪
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みなに幸あれ

2024-12-01 05:05:05 | 邦画
とうとう2024年もどん詰まりの 12月に突入してしまいましたねぇ
今月のレンタル新譜リリースは4日ということで、まだまだ11月のリリース作品でのブログアップです
が、レンタルリリース情報を見るとさすが年末ですね、今月は新譜枯渇の心配がないくらいの作品量がリリースされるようですね、ワクワク・・・

ってことでまだまだ11月のリリース作品から
日本映画を積極的に見ていこうっていう企画と
今年から忌み嫌っていたJホラーの持ってる面白さを認識したことも加味されての視聴ですが
 
なんか最初っから見てるうちにどんどんワケワカメになっていく映画でしたねぇ
ヒロインが成人してようやっと祖母の家に足を向けられることができて
父母も後から来るからって先着してみると
幼少この家で暮していた時に感じた二階の奥の部屋にやはり違も言われぬ彼女なりの違和感が蘇ると共に
祖母の言動にも不可思議なことが目立ち
 
そんな感じで映画は始まり、Jホラー初心者のわたしには何かおどろおどろしいものが待ってるのかなって思って見てても
ヒロインの違和感が強調されていくだけで、っていうか知らぬは彼女ばかりなりっていう本当に差別用語の○ンボ桟敷に一人取り残されて足掻き続ける彼女をカメラが客観的に撮ってるだけで
見てるこっちもヒロインとおんなじ桟敷に乗せられたままで映画は進行していき
 
果たしてこれってホラーなのって見ていたら、叔母をいきなりナタで脳天割リしての血みどろになるっていう映像的なホラー要素は見せてくれるものの
ワケワカメな人物が件の二階の角部屋に監禁させられてたり
なんといつ懐妊したのかババァの腹が急にデカくなりついには子供を産んだり
ヒロインの弟が目から血を流したりって言う笑うべきなのか恐怖でもない映像に慄くべきなのか実に困ったちゃんな作品でしたが
 
要は人の不幸の上で人は幸せなんだって言うことを言いたかったって言うのが叔母の言葉から伺えて
そう言う意味ではもがき苦しんでいたヒロインがラスト“幸せよ”って言う不気味な笑みを見せる顔が一番のホラー顔だった
ヒロインの古川琴音さんが出色の演技を見せてくれてた作品でしたが
果たしてこれをホラーのジャンル映画として括っていいものなんだろうか?
が疑問として残る
とにかく私にとっては不思議な作品に出くわしてしまった。
 
2023年製作、日本映画、「みなに幸あれ」製作委員会作品
清水崇総合プロデュース、下津優太原案・編集・監督作品
出演:古川琴音、松大航也、犬山良子、西田優史、吉村志保、橋本和雄、野瀬恵子、有福正志
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