MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

快楽のシナリオ

2024-12-04 19:26:17 | 韓国映画
今月リリースの日本未公開韓国映画
邦題の示す通りのエロチック作品ですが
韓国映画っていわゆる韓流ブームが来る前まではほとんど輸入されずに
日本でいうところのピンク映画と韓国はいくらボカシ入れても映像作品では本番ファックが許されていないから
日本のピンク映画よりは多少キツめの韓国エロ映画しか輸入されておらず
国策で映画が世界市場に流通するまでに映画産業が隆盛を極めても
そう言った需要のほかに綿々とエロチック映画が量産だれてるようで
 
役者さんもスタッフもいわゆるインディーズ的な会社で綿々とエロ映画は今でも作られてて日本にもそれなりに入ってきてるようですが
普通のDVD屋さんとかレンタルには乗っかってはいないようですが
ってチャンネルNECOではそんな作品を再編集してオムニバスにして深夜枠に流しているのも事実ですが
いわゆる日本のピンク映画よりエロ度がキツいためと日本より映倫さんの尺度がゆるいために肝心なシーンではボケボケのボカシが大量に入るために私は見ないことにしてるんですが
 
そう言った映画とはこれまた別に普通の映画に出演されてる俳優さんたちやスタッフでそれなりのお金使ってエロチック作品も作られてるようで
本作も日本では未公開作品ではあるもののエロチック作品製作会社ではなく十分な資金と一般俳優を使って作られた映画だったんですね
 
まぁクライマックスではそれなりにボカしが入るほどの濡れ場が演出されてはいるんですが
っても最後に字幕が出るんですがソ・カブスクという女性脚本家の自伝的エッセーを元にして作られた作品だったのね
 
いわゆる家族の死ととか離婚を経て孤独の中に生きてる一人の女が、満たされない生活の中で1人の理想の男を自分で描いて自分を慰めている中で
そんな理想の男と現実の世界で出会い
その男との恋愛によって官能の世界に沈んでいく女心を描いた作品
 
そんなこんなでエロチックな映画とは一線を画した作品ではあるので
なんともロマンチックにムーディな映像で綴られていく作品でして
実にエモーショナルすぎてエロ目線の表現がクライマックスでの官能を際立たせるtsめでしょうか実に直截的な表現をクライマックスまで避けて
一気に爆発させるという映画でしたねぇ
 
そうあまりにもムーディすぎてこっちは数回オチそうになってしまうような作品でした。
 
切り口の違う記事はコチラ

2015年製作、韓国映画(日本未公開作品)
チャン・ソンス脚本・監督作品
出演:ハン・ジウン、チェ・リホ、パク・ジス、チェ・ムンギョン
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディア・ファミリー

2024-12-04 05:05:24 | 邦画
日本映画のお家芸の泣かせる映画ですが、実話を元に作られてる作品
まぁ一応ハンカチ必須っていうので集客を狙って作られてる作品ではあるのですが
実話ベースの作品ですから主人公とその家族に感情移入すると泣けるんでしょうが
こちとら実話ベースっていうことでドキュメンタリー的にみてしまってて
泣かされませんでしたが
 
最後の最後にそんな人のために泣かせ役として有村架純さんが・・・さらに感動を盛り上げる儲け役でしたねぇ
完全あれで泣かされない人はいないなぁとは思いましたが
そこはフィクションとして製作側のあざとい意図が見え見えでした。
 
先天的な心臓疾患で小学生低学年で余命10年と宣告された次女を持つ名古屋の町工場のご夫婦
人工心臓があれば命ながら得るってことで、ものづくりなら町工場の専売特許とばかりに
娘を助けるためにお父さん医学の知識はないものの、ものづくりならお手の物と大学病院の心臓科の医者達の協力の元に人工心臓の製作に取り掛かる
そう何者かに取り憑かれたかのように娘助けたいために
そんなお父さんを大泉洋がコメディタッチを捨て去っての好演です
この大泉洋の演技には完全に引き込まれること必至
 
当該の心臓病の次女を含めて娘三人の家族
みんないい人たち、ちゃんと成長に合わせて子役から演技達者でしたが成長した長女には川栄李奈さんだったのね
っていうかいくら借金とは言え製造機械の製造費に8億かけたものの人工心臓の成功には至らずに医学部研究所に出禁となり
研究者たちも左遷で地方の医学病院に飛ばされてしまう
 
そこで諦め自失状態なとこに娘もなんと成人式を迎えられたりするんですが
あんな町工場でよく8億の借金しても倒産しないものなのね
ってことは置いといて
成人した娘に自分は置いといても自分と同じさだめの他の人を救えればいいじゃないかってバルーンカテーテルの国産化に成功してしまうんですね
娘の死のシーンとかはないものの色々泣かせるシノプシスでバルーンカテーテルの開発成功物語ではあるのですが
 
命をどれだけ救ったかっていう方にプロットは向いてて
みてる私はこれでいくら儲けたって・・・
なんて生臭い考えで見てたからでしょうか、全く泣く暇のない作品ではありましたが
こういう泣かせる映画を作るのは日本映画は実に上手いよね
 
2024年製作、日本映画、映画「ディア・ファミリー」製作委員会作品(幹事会社東宝・WOWOW)、東宝配給
月川翔監督作品
出演:大泉洋、菅野美穂、福本莉子、新井美羽、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂、川栄李奈、有村架純、松村北斗、光石研
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする