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これはジョヴォヴィッチの「モンスターハンター」に寄せてきたというか
絶対にそうとしか思えませんが
アサイラムの「モンスター・ハントレス」よりは
って内容が全く違うんですがこの作品
決して地雷映画ではなかったんだけどもねぇ
モンスターが存在する世界で、娘をモンスターに殺されたお父さんが、娘の仇として
"モンスターハンター"として生きる姿を描いた作品ではあるんですが
実際にはモンスターと闘うんですが、予算がないのかモンスターの造形をCGで描けなかったのか
実際に剣劇と斬殺の音のみが聞こえるだけで、戦いに疲れ、傷ついたお父さん一人が狩ったモンスターの首だけを持って帰ってくる数回のシーンがあります
背景として画面に映る景色にかぶせて聞こえてくるこれらの闘争音のみです
全くアクションシーンはありません
これはアイディア勝利ですねぇ
観客に聞こえるだけで見えない状況を想像させて補完させる手法で貫かれているんですね
モンスターの首を狩る映画だから原題は「THE HEAD HUNTER」、全く“モンハン”に寄せてきてるわけではなかったようです
ただお金を狩ったモンスターの首の造形とか、主人公の住まいに飾られてるモンスターの首一つまで丁寧に作り込まれているのがわかるんですが
なんかそっちに金をかけてるのは違うような気がするのは私だけだろうか?
普通にアクションが見たいですよねモンスターとの戦いを
だって映画でしょう全く主人公だけしかたち歩いてないだけだし
さらにモンスターが登場しないだけでなく、なんと登場人物は主人公のハンターひとりだけ
っていうか回想シーンで可愛い娘さんがワンシーンだけ映りますが
それも横になって眠ころんでいる姿だけ
演劇でも一人芝居って言う言うのがありますが、この映画は映像見て音聞いたらわかるよね
って言うんでしょうか主人公の台詞が数えるほどしかないんですねぇ
それも娘のは墓でぶつぶつ言うだけで映画の進行に関わるようなものではないんですよ
だからなぜ娘の仇を討つってのも、わかんないし、モンスターになぜ娘だけが殺されたのかも
って事で墓前で呟く最低限のセリフなどからそこいら察するしかないんですが
それら知りたい必要なことは観客側が推察するしかないわけで・・・
本家?の”モンハン“のような派手なモンスターとのバトルは無いけど
ある意味コチラが本物の”モンスターハンター“映画と言える
ラストはあっと驚くドンデンが待ってますよ
2018年製作、アメリカ映画
ジョーダン・ダウニー共同脚本・監督作品
出演:クリストファー・ライ、コーラ・コーフマン
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