クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業演奏会

2016-03-12 | 学校ごと

今日は、付属高校の「卒業演奏会」を聴きに行ってまいりました。

先日行われた卒業実技試験の成績から選ばれた上位5名が出演しました。

今年度は、ヴァイオリン1名、ピアノ2名、クラシックギター1名、フルート1名です。

クラシックギター専攻の生徒が卒業演奏会に選ばれたのはもしかしたら初めてかもしれません。

今年度の3年生は、優秀なクラシックギター専攻の生徒が複数いるのです。

クラシックギターの生演奏をじっくり聴いたのは、今回が初めて。

同じ弦楽器でも、ヴァイオリンのような大きな音や艶のある音は出ませんが、

どこか郷愁を誘うような、温かみを感じる音色で、彼の音楽性の高さが伝わってきました。

ピアノの1人は、下の娘も仲良くしている女子生徒で、

1、2年生の時には、声楽の試験で毎回伴奏をしてくれました。

彼女は男子並みに大きく重い音を出すことができます。

腕の重さを上手く使えているからなのでしょうね。

ピアノのもう一人は、付属高校に入学する前から、すでに名が知られていて、

「上手い」と誰もが認める男子生徒。

にもかかわらず、私はこれまで一度も彼の演奏を聴いたことがなかったのです。

卒業を目前にした今日、遅ればせながら初めて聴いたのでした。

噂に違わず、音がとても綺麗で、素晴らしい演奏でした。

旋律がしっかり浮き出ていました。

男子としては繊細な感じがしますが、私が好きな演奏スタイルなので、

これから機会があれば、ぜひ聴き続けて行きたいなと思いました。

トリを務めたのは、学生音コン全国大会1位、日本音コン第2位、有名国際コンクール上位入賞

という、高校生にして輝かしい経歴を持つヴァイオリン専攻の女子生徒です。

曲は、バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番

       Ⅰ.アルマンド  Ⅱ.クーラント  Ⅲ.サラバンド

    エルンスト シューベルト「魔王」による大奇想曲

いずれも圧巻でした。

すでに国際コンクールで結果を出しているわけですから、それも当然です。

超絶技巧曲の中でも超難曲と言われるエルンストのこの大奇想曲。

恐ろしい曲です。

ヴァイオリン1本で、なんと伴奏まで一緒にこなししてしまうのですから!

ありえない音の多さですよ。

もはや神業。

驚愕。

5人の、将来楽しみな素晴らしい才能に触れ、とても幸せな時間でした。

あー、もうほんとみんなすごいな!


先週末、たまたま家族4人が揃う時間があったので、

お正月以来久しぶりに夫の実家に行って来ました。

「おだふじ」のシュークリーム(1人2個ずつ!)に、マルセイバターサンドに、桜餅

をご馳走になりました。







そして、上の娘に成人のお祝い、下の娘に入学のお祝いを頂きました。

感謝の気持ちでいっぱいです。


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