びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

あんにょん・・・。 その4 汗蒸幕

2010-06-19 22:08:00 | Korea
 これは「ハンジュンマッ」と読むそうな。乱暴な言い方をするとサウナ。
 韓国と言えば「焼肉とあかすり(サウナ)」とやや偏った認識を持つ私のアタマ。出発前にガイドブックを眺めつつ、両親希望のところを廻るとサウナにいく時間はない。そして多分両親は興味がない。でも24時間営業のところも多いみたいだから、夜中に一人で行けば体験できるかも・・・なんて悪巧みをしておりました。が、ガイドさんの熱心な勧めで(ちゃっかりしているよね)、母が乗り気になったようなので、時間をやり繰りして行ってみることにしました。
 夕食を済ませ、ホテルのロビーで21時の約束。待っているとほかのホテルから客をピックアップしたバンがやってきました。ええ、今回はお父様はお留守番。だって男性でも入れる施設に行こうと言ったのにかたくなに断るからさ(笑)。
 
 どこをどう走っているのか分からぬまま、乗ること20分?とあるビルの前で降ろされ、店内へ。看板探したけどイマイチ店名が分からず。そういやガイドさんからも聞いてなかったよ。このままどっかに連れて行かれてもわかんないですね。韓国は結構性善説で動けちゃうところがあるんだな、と思いました。かなり状況は限定されますが。
 まず最初に、コースの選択。日本語ペラペラのおばちゃんがまくし立てるように説明してくれます。要するにオプションをいっぱい付けろと。ここで負けてはいけません。やりたいのだけにしましょう。基本はサウナ数種とお風呂とアカスリと顔パック、シャンプー。これだけでも十分な気がしますが、勢いに負けて蓬蒸しだけ追加しました。
 着替えたら早速サウナへ。サウナは苦手だといいながらやってきた母、ほとんど耐えられずに外へ。そうすると私も強制的に出されちゃう。ええ~っまだ全然温まってないのにぃ。次に連れて行かれた蓬蒸しでも大騒ぎ。そこまでダメならやめておけばよかったのに。後で聞いたら「あんただけ一人で行かせたら心配でしょ」・・・あのーありがたいんですが全然ワタクシは落ち着かないんですがっ。次のサウナでも早々に飛び出した母、その後は別行動にしてくれましたが、それはそれでどこかで倒れていないか心配で結局落ち着きませんでした。・・・今度は絶対一人で来よう。

 サウナが終わるとお風呂に入って、いよいよアカスリ。やってくれるおばちゃんは、水着ならぬ下着姿。・・・なかなかの迫力です。しかもアカスリしてくれるときに容赦なくお腹のお肉がぶつかってくる・・・。モチモチな感触がちょっと悔しいのですが(笑)。
 おばちゃんたち、日本語は片言でしゃべってくれますが、イマイチ聞き取りにくく、こっちがぽかんとすること数回。あと、会話が一方通行な感じ(こちらの言うことはあまり分からないみたい)。まあ、そんなことは何の障害にもならず、人生初体験のアカスリはむっちゃ!気持ちよかったです。まさにゴ~ク~ラ~ク~って感じ(笑)。紹介してくれたガイドさんが「日本人の肌は弱いから、韓国人が行くとこでは強すぎるの。初めてだからソフトにやってくれるとこ紹介するね。」と言っていたとおり、母には丁度良かったようですが、私には物足らないくらい。登山とか水泳とか、肌、酷使しまくって鍛えてますからね(だからツラの皮も・・・)。もっと!もっと強くても大丈夫!○十年分の垢、まだまだ出るから!と内心で叫んでました(笑)。

 仕上げにサウナとお風呂にもう1回ずつ入って、タオルで拭いてもらって終了。垢を落としてもらったから肌がツルツルなのは当然ですが、予想以上に血行がよくなっていてびっくり。おかげで肩は軽いし、整体でイエローカードの出てた右手もすっかりほぐれて痛くないし。韓国のお風呂文化ってすんばらしい!みんなが韓国に通うの、分かるわ~。これはまたやりたい!とくに高所登山した後に!!できれば一人で!!!(笑)。

 バンでホテルまで送ってもらったら午前0時を過ぎていました。何も知らない父はちっとも帰ってこないので随分心配したらしいです。そんなこととはつゆ知らず、おもいっきりリラックスしてました。ごめんね。こうしてようやく長い1日が終わったのでした。(2日目へ続く)
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