こんにちは!柴田圭ですっ。
最近、気付く事や自分で考えて自分から動く事、を大切にしています。
テニスに限らず僕たちが生きていく中で気付く事って大切だと思います。
気付く事が出来なければ改善や解決もできませんし、気付く事は心配りや優しさなどにも繋がると思います。
また試合では相手の苦手なところに気付ければそこを突く作戦も立てられますが、気付かなければ相手の強いところに何も考えずに返球してやられてしまう事もあるでしょう。
他にも気付く事で得られるものがたくさんあると思います。
その気付く能力を養うために一番必要な事は、親御さんが子どもに指示を出しすぎない事です。
"○○しなさい"と指示を出す事はコントローラーで操作しているようなモノですか、悪い言い方にはなりますが、親の意思で動く操り人形化してしまいます。
そして、それをする事で考える力も低下し、責任感もなくなり、指示がないと行動できなくなります。
これからAIやロボットの台頭で60%の職業がなくなると言われる中、真っ先にロボットに取って代わられるのが、言われた事をやるだけの人間だと思います。
そして、テニスの試合で勝てないのもそういう要素の強い選手です。
親もコーチも誰も指示してくれない1人で生き抜いて行かなければいけない世界ですからね。
僕はずっとテニスを通して考える力や自立や個性を養う事をテーマに育成をして来ましたが、この分野に関しては遥かに親御さんの影響を大きく受ける分野です。
これはテニス界関係なく多くの親御さんを見ていて思う僕の見解ですが、
子どもで親の個性を出してはいけない。
その子にはその子の個性を出させないとその子の個性が死にます。
親御さんの個性は親御さんご自分自身に出すモノで、子どもを通して出してはいけない、と思います。
大切なのはその子の個性への尊重ですよね。
口を出し過ぎず見守る事が一番子どもたちを成長させると思います。
僕もコーチとしてなかなかそれが上手く出来ないので日々修行です。笑
なかなかの難しい事だとは思いますが、お子さんの持つお子さんだけのオンリーワンの個性を伸ばしてあげたいですよね。