『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

理想と現実。

2023-06-20 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

現在プライベートレッスンをしている方とよくLINEをするのですが、その中で色々と考え方についてお話しをさせて頂いています。


その中で、現在取り組んでいることが、どちらかというとかなり考え方が減点方式でネガティブな方向へと意識が向かいやすいので、加点方式で考えることを意識してもらっています。

いまあるものに対して減点ではなく、前より良くなったところやあるものを認めたりそこからの次どうプラスを作って行くか、の加点的な視点で見る事ってとても大切だと思います。

けっこうジュニアの親御さんは減点方式で見て伝えがちのケースも多いのではないかな、と感じますが、

前より良くなっている部分や今日良かった部分を伝えたりして加点して行くことって、

あそこがダメだった、ここが上手く出来てなかった、などと減点的な味方をするより良い効果を発揮するのではないかな?と個人的には思います。

親が減点思考で子どもも減点思考になる可能性も大ですしね。

プライベートレッスンをさせてもらっている方もご自身の理想から現実の自分を減点して考えてしまって落胆されているので、

まずは何よりテニスを楽しんで欲しいですし、理想は理想、現実は現実、として受け止め、現実をしっかり見て、現実に加点しながら気持ちを上げながら、理想を目指して行って行けるともっと楽しく楽にテニスができるだろうなぁ、と思います。

理想は目指すものであって、実際に簡単に出来る事ならそれはもはや理想ではなく現実なので、

現実と理想の区別を付けて、現実をよく見てより良くなるように加点して行って、理想を現実に出来るように目指して行けたら良いですよねー。

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子どもはピュアだから。

2022-08-14 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

子どものテニスの結果や人間的な成長に大きな影響を与えるのが親だと思います。


僕の知る選手でテニスの能力が高くてもレベルの高いプレーやショットばかり打とうとしてぜんぜん能力より勝てない選手がいます。

その選手は試合で勝っても親やコーチが褒めてくれず試合のフィードバックしか受けて来なかったので、試合で勝てなくても良いプレーをすれば良いんだ、と解釈して良いショットや際どいコースばかり狙って自滅するプレーが多いです。

(本来は結果より過程を褒めるのが良いと言いますが、その親御さんはきっとちょっと褒めるのが選手が求める量より少なかったり、向上心を持って次もっと良くなるお話をされたのが、選手は違う受け取り方をしてしまったのだと思います)


全小でも燦萄が気が狂ったように試合中に怒り周りも嫌な気持ちにさせるような怒り方をするので、もう絶対に怒るな!と言ったら怒らないガンバってるアピールをして勝つ気を感じない試合で前半圧倒しながらベスト8を逃しました。

子どもはどのようなピュアですし、どのような受け取り方をするか本当に分からない部分がありますし、優先順位もいつの間にか変わっていたという事もあります。

こちらが伝えたいと思って話している事とぜんぜん違う受け取り方をする事も多々あると思います。

燦萄なんて勝つ確率を上げる為に怒るな!って言ったのに、勝たなくても良いから怒らず最後までガンバったアピールをしよう!になりました。。

(燦萄が全小でベスト8以上まで行かなかったのは完全に僕のアドバイスの選択ミスでした)


コーチより親は子どもに大きな影響を(特にヤル気やモティベーションの面において)与えると思います。

基本、子どもは親に自分の味方でいてほしいですし、親に喜んでほしいですし褒めてもらいたいと思っている子が大半だと思います。

ですので、僕は親御さんには良いところを見つけて褒めてあげて下さい。とお伝えしています。

親って本当に偉大で、親に褒められたらそれがまた次の練習モティベーションになりますし、めちゃくちゃ頑張るエネルギーになりますからねっ。


多くの親御さんがとても力を入れてサポートされてみえると思いますので、どうしても感情が入って怒ったりダメ出しをしがちになってしまう部分もあるとは思いますが

子どもはピュアで色々な受け取り方をしますし、親の一言でヤル気も大きく上下するので、それなら感情的に怒ったり悪い部分を見つけて指摘するより、冷静な目で良いところを褒めてあげた方がプラスへと向かう可能性は遥に高いのではないかと個人的には思います。


(少数だとは思いますが怒られてもダメ出しされて力を出すような子や大丈夫な子も中にはいると思うので、実際のその子の正解がどこにあるかは分からないですけどね)
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親の子離れ。

2022-03-01 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

テニスとは大人のスポーツで自立のスポーツだと思います。


何度も書いて来た事ですが、テニスは外から一切アドバイスも手助けも出来ないスポーツです。

ジョコビッチやナダルといった世界トップ選手とも同じ大きさのコート、ルール、ボール(メーカーなどの違いはありますがイエローボールと言う意味で)、小学生でも中学生でも大人と全く同じフィールドで戦います。

だからこそ"○○しなさい"と言う指示を親が習慣的にして、親からリモコン操作されるように生きている子は、コートに入った瞬間からリモコン操作されず自分で全てを考え選択していかなくては行けなくなる訳です。


そして次の問題は親が子どもの事をやってあげ過ぎることだと思います。

以前、知り合いで、家の事を9割自分がやっていた女性が、何も出来ない旦那にウンザリして離婚を考えたらしいのですが、自分は1割ぐらいの事しかしない、と言う選択をしたらしいんです。

そうしたら旦那と子どもで9割やるようになり、こんな出来る人だったんだ!と見直した、と言うエピソードを聞いたことがあります。

家庭もそうですが誰かがやれば誰かはやらなくなるモノが多いです。

ですので親がやれば子どもはやらなくなる事も多いと思います。


親が子どもの事までやってあげていたら親が子どもの事までやる能力が向上すると思いますが

親のやってあげる能力が成長しても、子どものテニスは成長しませんし、むしろ成長しなくなると思います。

そして、子どもの事まで手を出してしまうことで子どもの事に口も出し過ぎて"○○しなさい"のリモコン操作モードにも入りやすくなると思います。

色な親御さんを見ていると手を出さない方は口もあまり出さない傾向が強く、そう言う親御さんの子どもは自分の個性が強く意志があり自分の道を自分で歩んでいる、と言うような子が多いです。

先日知り合った女性が同じ考えで実践されていて、ウチは小1から歯医者とかは親は着いて行かずに1人で行かせてた、さっさと自立させたい、と話していました。


テニスの競技の世界に入り、子どもを早く勝たせたい、と思うのなら、親の子離れを早くする必要が良いと思います。

けっこう高校生ぐらいになると、ようやく親も少し子どもから離れ子どもも親から離れて自立し始める傾向はありますが、もっと早く勝たせたかったら、これからのこの世界を生き抜いて行けるようにしたかったら、子どもではなき1人の個人として見て、小学生ではもうしっかり子離れ親離れした方が良いと思います。


低年齢では特に子どもの自立は親の子離れからだと思います。

手を出さない、口を出さない、自分の子どもではなく1人の人としてその子を尊重しリモコン操作しない。

これがとても大切だと思います。
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自己主張力。

2022-02-06 23:59:00 | Jr.テニスにおける親

こんにちは!柴田圭ですっ。


よく思う事ですが、子どもの自己主張する力の弱さを感じます。



特に自分へ○○したい!と言う主張の弱さを強く感じます。


親御さんからしたら迷惑な話かもしれませんが(笑)、ツクルの子ども達にはただ親の言う事を聞くんじゃなくて自分がどうしたいかという自己主張しよう!と話しています。


親御さんからしたら言った事を言った通りにする子は一見良い子で扱いやすいかもしれません。


でも自己主張をし合って勝利を勝ち取って行くスポーツ競技の世界で、自己主張を出来ずに親の言いなりになっているような子が勝ち抜いて行く、って難しいと思いませんか?


(稀にそういう子はいるかもしれませんが、大半は違うと思います。)



親の主張に従うのではなく、自分も自分の主張をして親を動かして行くぐらいじゃないと。


(強い選手と話していると良い子ちゃんではなく主張が強い印象があります)


テニスは自分が勝ちたい!と言う自己主張に始まり、その為に試合中でも日常でも、どうしたい!と言う自己主張で進んでいくものだと思います。



自己主張とは想いや気持ちの強さから出てくると思います。


それがその子の進む力になります。


そこが弱い子にこの勝負の世界で勝って行く事は難しいと僕は思います。


子どもの自己主張力を磨くことはテニスにとってもその子の今後の人生にとっても、とても大きな力になると思います。



ただ子どもの主張を全て聞いているだけではワガママな王様のようになってしまいますし、親は親の自己主張をする中で、ちゃんと子どもも自己主張することを促し、自己主張力を伸ばされると選手は変わって来るのではないかなぁ、と個人的には思います。


(わが家ではあすかに対して同じ事を結婚してからやり続けて来て、いま色々な事が変化して来ていますが、やはり進む力ややろう!と言う力がぜんぜん変わりました)



特にツクルの親御さんは子どもの主張力を引き出して頂きたいです!


(あ、太一はもうバッチリです!笑)


特に人間形成においては親御さんの力がとても大きく、コーチには限界がある部分ですので、お力添えよろしくお願いします!

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モティベーションは育つもの。

2021-12-18 23:59:00 | Jr.テニスにおける親

こんにちは!柴田圭ですっ。


最近、燦萄を見ていたり慶はムラっ気があったりしますが、子供達のモティベーションに関して色々と思うところがあります。



今モティベーションが高くない事は悪いことではない。


ヤル気やガンバる事を押しつけてはいけない。


と僕は思います。



恋愛に例えると


彼と付き合うとき、彼女と付き合うとき、もちろんめちゃくちゃ好きだから告白してお付き合いする場合もあると思いますが、


フラれたらフラれたで良いけど、何となく好みだから、気になるから、魅力を感じるから、告白してみたり、別に嫌いじゃないし好印象だからまだ好きではないけど告白されたから付き合ってみる、


という場合も多いと思います。



彼が彼女を大好きで、彼女は彼を嫌じゃないし付き合った。


まだ彼女は彼を好き、というところまでは言ってないけど、彼は大好きだから同じだけの好きを求められても彼女からしたら苦しく好きへのブレーキになってしまうケースも多いと思います。



それが一緒にお付き合いしているうちにどんどん相手の良さを知ったりして徐々に好きになって行くものだと思います。


途中で自分の事をめちゃくちゃ好きに思って!と強要されても好きな気持ちは上がらないばかりか落ちる人も多いと思います。


テニスもそうで、強くなりたい、がんばる、は人から強要されるものではなく自分の気持ちであって、強要されたらモティベーションが落ちる子の方が多いと思います。


だから僕はもっと"頑張りなさい!"はマイナスワードだと思います。



テニスって、最初は子供の遊びで親は微笑ましく見ていますが、試合にで始めると親御さんのモティベーションが子供のモティベーションを飛び越してしまうケースはとても多いと思います。


そのモティベーションでかける資金や送り迎え、試合でのサポートなど子供にとって良い環境を作ってあげる動機になると思いますので素晴らしい事ですが、そのモティベーションを子供に押しつけてしまうと多くの子供は親にやらされている感が出てモティベーションを落とす原因になります。


(逆にゲームをやめさせたかったら、やめなさい!じゃなくて、ゲームやってる横から口出してもっとガンバりなさい!って言えばもう大半の子は親の前ではゲームやらなくなると思いますよ。笑)



テニスにとって親御さんのモティベーションもサポート力としてとても大切な要素だと思います。


親御さんの負担も多大なスポーツだと思います。


ただ、やはりその子のテニスの主役はその子であって、親が色々と口出しをしてしまえばモティベーションを落とす事になってしまい兼ねません。



口を出しても大丈夫な子もいれば全くダメな子もいたり、思春期などの時期的なものもあると思うので、人や時期、その時のヤル気度によってもぜんぜん変わって来る正に生き物のようなモノだと思いますので、親御さんもとても難しい事だと思います。


僕も最近は自分でそこを見つめて、如何に良いレッスンをするかより、如何にモティベーションを上げてあげれるか、を強く意識しています。


ヤル気の高い子は誰でも強くしてあげれますが、モティベーションの低い子を強くするのは至難の業ですからね。



そういう観点から、モティベーションを一番左右するのは親なので、今日はそこについて書いてみました。


もちろん僕の意見が正解ではないですし、人によって正解は違うと思います。


ただ、もしお子さんのモティベーションがイマイチ上がらないような場合は接し方を変えてみるのももしかしたら1つの解決策かもしれないな、と思います☆

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親の視点とモティベーション。

2021-08-15 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

最近、毎日あすかと散歩しながら色々な話をするのですが、親の話になって、

"小学生の頃、両親が仕事で忙しいから親を少しでも助けようとお風呂掃除をしてお湯を入れたら少し汚れていたようでお父さんに怒られて貯めたお湯を流されて凄く悲しかった"と言う話を聞きました。


子どもの気持ちや行動より、結果がどうかしか見えていなくて子どもの気持ちを潰してしまった例だと思いますが、

これはテニスをしている子の親御さんは良くやってしまいがちな事ではないかな?と思います。

子ども達はみんな一生懸命ですし、負けても、変なミスをしても、ガンバって試合をやっています。

ビビって力を出せない子もビビって振れなくなっちゃうぐらい真剣ですし勝ちたいと思っているのでそうなっています。

(僕はビビって当てる事しか出来ず羽子板テニスでやっと中3のサマーで初めて試合で勝つ事が出来たビビりマンだったの良く気持ちは分かります。笑)


そういった試合での色々に対して、結果に視点を置かないで、その子の気持ちや姿勢、ガンバり、などに視点を置いて親御さんは試合を見てあげると良いのではないかな、と思いますし、個人的には見てあげてほしいな、と思います。

あすかの場合だと気持ちを受け取って喜んでくれるのではなくてちょっと至らなかった結果を強く怒られたのでもうモティベーションを落としてお風呂洗いはやらなかったと思います。

逆に喜ばせたくてやった事なので喜んでくれたらまた何度でもお風呂掃除をしたと思います。

子どものモティベーションの上げるも下げるも親御さんの視点と声かけ1つだと思います。


ミスや失敗から学ぶ力が、その子のこれからを良くして行く大きな力になると思います。

その為には親御さんが長期的な視野を持ち、目の前の結果に拘らず子どもの多くの失敗を気長に見守ってあげれるかがとても大切なのではないかと思います。
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女性の方が子離れが難しいのではないかな。

2021-07-31 23:59:00 | Jr.テニスにおける親

こんにちは!柴田圭ですっ。


今日は先日の子どもを自立させる、子離れする、という内容の補足のような形になりますが、子離れは男性親より女性の方が難しいのではないかな、と。



女性は10ヶ月間もお腹の中で子どもを育てお腹を痛めて産んでみえますし、女性の体内で作られた母乳を飲んで子どもは育つので、男性親より精神的距離や繋がりが近くて強いと思います。


そしてお母さんは子どもが死なないように守るという動物的な本能があるようです。


そういう本能的な部分や距離感から、男性より女性の方が心配性で過保護になりやすいと思いますし、生活的にも一緒にいる時間が長いご家庭なら多いと思うので手出し口出しが多くなりやすく過干渉になりやすいと思います。



そういった精神的距離感や本能的な部分からも女性は男性より確実に子離れが大変だと思います。


だからこそ、子どもの自立は女性にかかっていると思います。


(でも0か100かではないと思いますので、少しずつ少しずつ出来る範囲からストレスになり過ぎない形で良いと思います。)


とても難しいことだからこそ大きな効果もありそうですよね☆



今日は長くなり過ぎて半分内容をカットしたら何だか書きたい事が上手く書けていないような気がしますが、僕の文才はこんなもんだと心得て寝ようと思います。笑


今日もブログを読んで頂いてありがとうございました☆

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テニスを子どものモノにする事。

2021-07-28 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

ツクルをはじめて試合会場へ行くようになって色々な事を感じて来ましたので、今日はそこに関しての僕の思った事を少し書きたいと思います。


会場で一番感じた事は選手(子ども)に対する親御さんの携わり方についてです。

僕の中では、夏の試合で試合後に子どもが椅子に腰掛けて、親御さんが飲み物をBOXから出して渡したり全てやってあげてうちわでずっと扇いでる、というシーンが一番印象に残っています。

僕は、選手は戦士なのに王様のように見えて違和感がありました。

他にも、ご飯食べなさい、飲み物飲みなさい、休みなさい、アップしなさい、などなど指示をされている場面も良く目にします。

子どもを勝たせたくてとても一生懸命サポートされているのは良く分かります。


でも試合で勝たせたかったら一番は自立させる事です。

独りでテニスコートという過酷な戦場を生き抜いて来るには自立力が必須です。

親が何か(自分でも出来る事を)してあげたり指示をしたりすれば、自立は大きく遠のきます。

自由や自立には責任を伴いますが、親に何かしてもらうのは楽ですし、指示通り動くのも無責任ですし楽です。

しかし試合では自分の判断、行動の全ての責任は自分で負わなくてはいけません。

とても厳しくシビアな世界です。

その過酷な世界でお子さんを生き残って行かせてあげたかったら自立させることが一番の近道だと僕は思います。

そして子どもを自立させるためにまず真っ先にやらなくてはならない事は、親御さんの子離れだと思います。

親が子離れ出来ずに過干渉や過関与になって口や手を出していたら、子どもから親離れするなんてのは至難の技ですからね。

(12歳、14歳の低年齢は特に)



そしてちゃんとテニスを子どものモノにする事です。

これに関しては長くなりそうなので短く端的にまとめますが、

テニスに関して、もちろん送り迎えや金銭面の事などは親御さんが必要になりますし労力も大きいと思いますが、その他の子どもが自分で出来る部分に関しては子どもが頑張る事であって親御さんの頑張る分野ではない部分多々あります。

そこを親御さんが頑張ってしまうと子どもの自立が遠のくだけではなく、いつしかテニスが自分のやりたい事から、親がやらせたい事をやらされている状態になり面白くなくなりモティベーションも上がらなくなります。

(親先行型の子、たくさんいると思います)

ちゃんとテニスを子どものモノにしてあげれば自立に必要な手放しも出来ると思いますし、目先の結果に囚われず広い視野で大らかに子どもの戦績ではなく成長を見守れるようになるのではないかと思います。



親が手を出した分、子供は出来なくなりますし、口を出した分、考えなくなります。

子どもの能力を高めようとするならば、自分で出来る事は全て自分でやらせる事です。

気付いていない部分は失敗させる事です。

もちろんこれはコーチの僕にも言える事で、余分な口を出してしまった〜、という反省の毎日ですので、本当に難しい事だと思いますが、子供は鏡のようにコチラが変われば素直に柔軟に変わります。

だからこそ、子どもを変えるのではなく周りの大人が変わる事が大切なんじゃないかな?とツクルで育成をはじめて子ども達を強くしてあげたいとたくさん考えてやってみて感じます。


いつもながらですが、長くなってしまいましたが、クラブのコーチから同じような事を言われて実践されてみえる親御さんとお話しする機会があってずっと書こうと思っていたこの内容を今回書いてみました。

僕もホントまだまだなコーチなのでもっと自立を促せるようにガンバって行きたいと思います!
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失敗とアドベンチャー☆

2021-04-30 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

今日は春日丘から2人新1年生がツクルの練習へ来たのでいつもと違うコートで練習しました。


昔のホームコートでしたが、現在は遠くなる子が多くて春日丘の選手が来る時のみの使用になっているのですが、

先日加入した小5のハヤトが自立力を磨くため毎日コートへ電車で来ているのですが、今日のコートはバスも使い、バス停からも遠いというなかなかハードの高いコートでしたが無事来る事ができました☆

途中、駅に水筒を忘れて取りに戻り駅員さんに聞いたり、バス停から携帯のナビを見て走って来たりと、ハプニングもあって30分ぐらい遅れては来ましたが、30分の練習より遥かに良い経験や刺激だったと思います。

男の子には旅をさせろ、ですねー!


テニスはミスをするスポーツです。

日常からミスをして、色々と経験や刺激を受けて、考えて、を繰り返す事が大切だと僕は思います。

お父さん、お母さんは失敗をした時に、怒ってしまうと子供は失敗を恐れたり失敗して怒られるのを恐れてトライをしなくなると思います。

失敗しても怒ったり指示を出したりしないで、見守って何を考えどう対処したのかなどを聞いて、その過程を褒めてあげると子どもは失敗しても立ち上がる力が強くなって行くと思います。

また、ミスや失敗、できない事があると、"ダメだ"という選手が多いですが、きっとこれもこれまで生きて来た過程の中でミスや失敗、出来ない事に対してダメだと言われたり思わされる事が何度もあったから染み付いた価値観と思考パターンだと思います。


こういう思考パターンや価値観を親御さんの協力の元変えて失敗を恐れず失敗しても次から次へと前向きな発想で進む事の出来る選手に導けるようにサポートして行きたいな!と思います。

これからの社会を生き抜いて行くのもそういう人間だと思いますしね!

人間力の高い選手に育てる事、それがテニスにおける一番のキーだと思います!
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ゲームモードに持っていきたい。

2021-01-28 23:42:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

今日は奥さんの新しくはじめる事業の説明について行かなくてはいけなくて僕なしで練習をしましたが、とても良い練習が出来たようです。


僕がいないと練習クオリティが落ちる、という事がないのはとても素晴らしい事ですっ。

そういう風になったら強い選手、強いチームになる、と思ってこの5年間やって来ましたが、今はそういうチームになってきました。

それが素直にうれしいです。


スマホゲームやる時にお父さんお母さんがいないと上手くゲームできない、っていう子なんていないじゃないですか?笑

勝手に楽しくやって勝手に失敗しながら勝手に上手くなって行く。

親もスマホゲームに対してそこまで干渉して口出しもしないしやらせようともしない。

もうゲームやめなさい!と言われてもなかなかやめない隠れてもやる。

僕はテニスもその状態にしたいんですよねっ!


スマホゲームは自分だけのもの、

だから楽しいんだと思います!

攻略法やより良いテクを教えてくれる友達がいたら色々と聞いて更にスキルアップ。

それが今は僕だったり先輩の燦萄だったり。


人は(特にまだ思考より感覚が優位な子どもは)やりたいことを、やりなさい!と言われるとやりたくなくなって、やめなさい!と言われるともっとやりたくなる心理状態になりやすいと思います。

(テニスの練習をするな!という必要は全くありませんけど 笑、やらせようとすればするほどモティベーションを奪う可能性が高いと思います)

ですので、大切なのは、コーチや親に火が付くのではなく、いかに選手本人の火を付けるか、だと思います。


何だか子ども達練習について書こうと思っていたらぜんぜん脱線して違う内容になってしまいましたが、笑

ツクルのみんなは火が付いているのかな?

僕は上手く火を付けれているのかな?

彼らがツクルから巣立つ時に最高に楽しかったです!と言ってくれるようなチームとコーチの在り方をしたいです!
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