こんにちは!柴田圭ですっ。
先日、東海私立高校大会で負けて思うようにプレーが出来なくてうな垂れる迷える子グマ燦萄に陰陽の話をしました。
燦萄は勝たなきゃ、負けちゃいけない、負けられない、と考えてそうなると思い切ってプレーができなくなる、と話してうな垂れモードに入っていましたが、この思考に陥って力が出せなくなる選手も多いと思います。
太一もそうで、100%勝てる試合なんてないから、負けを受け入れて勝つ確率を上げに行く、という考え方が良いと思うけど〜
という話を何度かしましたがなかなか負けを受け入れるのが難しいようで、燦萄もそこで納得し難そうだったのでちょっともっと広い世界で僕たちの世界の陰陽の話しでアプローチしました。
僕たちの生きている世界は隠と陽にすべを分けれると言われていて僕もそうだと考えています。
男性が陽、女性が隠
光が陽、影が隠
などなど陰陽は表裏一体で、光が強くなればなるほど影も濃くなりますよね。
食物にも陰陽があり、夏野菜は体を冷やす作用があるから隠、冬野菜や根菜は体を温める陽、のモノが多く、
食物は地面を中庸とし、上へ行けば行くほど隠性、下へ行けば行くほど陽性、と言われています。
夏野菜は上へどんどん伸びるものが多いですし、冬野菜は地中へと根を伸ばす根菜やあまり背の高くない白菜などが多いですよね。
旬の野菜が栄養価が高いし農薬も少なく作れるので良い、と言いますが、四季のある日本においてはこの陰陽の部分からも旬の野菜を食べるのは良いと思います。
(冷え性の方が冬に夏野菜の陰性のかなり強いトマトや茄子、豆乳をとるのは冷えを更にひどくするので要注意です)
その観点から見れば、勝利は陽で、敗北は隠です。
勝利があれば敗北も不可で、グランドスラムを20個以上取っているジョコビッチやナダルやフェデラーも1年で必ず負ける試合があります。
先ほどの光の例えも光れば影ができるので、影を作りたくなければ曇るしかないです。
有名になればそれだけアンチが出来ます。
木も地面から見えるのは幹と枝葉ですが、見えない地中には根がありバランスが取れていて、根がなくなれば木は倒れます。
テニスで陽しかなければみんな勝者になってしまいます。
全ては隠と陽が表裏一体でこの世界はバランスが取れているのだと思います。
だから負ける事は悪いことではないし、勝たなきゃいけない試合もない。
限りなく0%に近くても全ての試合が負ける可能性があり、逆に勝つ可能性もあります。
僕たち選手のやる事は勝たなきゃいけない、負けられない、とか結果を考えることではなく、勝つという結果を目指してその勝つ確率を上げるために必要な事をやって行くだけです。
勝たなきゃいけない、負けれない、と考えて勝つ確率が上がるならその考え方はその選手にとってプラスの考え方ですが、マイナスになるなら考え方を帰る必要があります。
燦萄はそれで精神的に苦しくなって思い切ってプレー出来なくなるなら、その考え方を変えてもっとパフォーマンスを上げれる考え方にした方が良いよね!
という話をちょっと小難しい話かもしれませんが、陰陽を例にあげながら伝えました。
燦萄はけっこうこういう話の方がオーソドックスな話よりも印象に残って入ることが多いですし、燦萄には知っておくと良い知識や考え方でもあるかな、と思って。
考え方を帰るには価値観や世界観を広げることも時には必要だと思うので、陰陽が迷える選手たちの何か良い参考になると良いです。