こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は春日丘高校のコーチでした。
今日はテニスで強くなるために最も必要だと僕が思っている事を伝えて来ました。
まず、僕がよく話すのがコーチのアドバイスや技術ができるようになる、というのは山登りに例えるならまだ1号目、
というより登山グッズを揃えて山へ着いた、ぐらいかもしれないです。笑
出来るようになったことを、思ったところに思ったように打てるようにする為に自分で練習して工夫して磨いて行くのが残り9割です。
ですので、コーチ1割、自分9割。
9割の自分がとても大切だと思います。
みんな新しい事や技やショットを身につけることは好きですが、これがなかなか出来ないんですよね。
筋トレのベンチプレスに例えると分かりやすいので筋トレに例えますが、
ベンチプレスというトレーニングがある事や、正しいフォームを教わったからといって筋肉が付くわけではないじゃないですか。
その正しいフォームで必要な量を日々積み重ねることで筋肉は何ヶ月、何年、とかけて付いて行くわけです。
で時にフォームや回数の調整をトレーナーさんがしてくれたり。
その正しいフォームを教えたり調整をしたりするのがコーチの役割で、筋肉を付けるという作業で自分が占める割合がほとんどですよね。
ですので、僕はいつも、コーチが1割で、残り9割は自分だよ、と伝えて来ました。
太一に"それならコーチ必要ないじゃないですか"とピュアなツッコミを受ける事もありましたが、笑
それは山に例えると土台が広く大きい方が高い山を築けるので、そこがコーチやクラブの役目の1つかな、と思いますし、僕は自分が携わっている時に例え結果が出なくても、土台を広げる、というところを大切にしていたので、これまでツクルにいてくれた選手のみんながツクルで作った土台の上に新しい環境の中で自分の好きな山を築いて行ってくれたらうれしいです。
少し脱線しましたが、今日はこの9割をしっかりやった人が強くなって行くんだよ!という話をしてきました。