こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は春日丘キャンプ2日目。
今日も上下前後のコントロールと配球やポジションなど、引き続き試合の仕方のベースを練習しました。
今日は集中力がなくて展開練習に身が入っていない選手が多かったので、コントロールを多めにやりましたが、
コントロール練習も変化を付けないと集中力が落ちて来るので、コントロール練習は的を置いて当てられたらランニング5周、という形で勝負感覚とペナルティという刺激を付けて行いました。
お昼休みも例年通り半々に分かれて試合をしていますが、今日は負けたらランニングなどのペナルティを付けました。
どうしても練習に勝ちたさが出て来ない選手が多いので、勝ちたい!はこちらからの操作が難しいので、負けたくない!の気持ちを促す事で、1つ1つの試合や練習の意識や取り組みの変化を狙っています。
今の子の精神的な特徴なのかは分かりませんが、自分から取りに行こうという子が僕たちの頃より遥かに少なくなったと思います。
欲しいものを取りに行く力、その弱さを感じます。
やはりそこには親の子供へのスタンスもあるのではないかと思いますが、僕の子どもの頃より今は干渉したりやってあげ過ぎたり、与え過ぎな傾向が強いように感じるので、テニスの環境、家庭環境の両輪から良い方向へと循環を回して行く事が大切なのではないかと感じます。
春日丘の子は特に温厚で人の良い子が多い印象がありますが、例えるなら、餌を与えられて与えられた餌を食べる習慣がついて狩が出来なくなってしまった肉食動物、のような状態の子が多い印象です。
まさにテニスにおいてもTHE草食男子!ですね。
選手は生死をかけて戦う戦士ですので、戦い方や剣術を教えるのと並行して少しでも戦士メンタルにして行く必要があるな、と感じています。
またそんな事も考えて明日のキャンプ最終日のメニューを考えたいと思います!