こんにちは!柴田圭ですっ。
昨日は春日丘の団体戦と重なりましたが、燦萄の中学生大会名古屋予選の本戦でした。
結果は1回戦敗退。
これまでの対戦で勝って来た選手との対戦でしたが、クレバーに攻守を切り替えながら戦う選手なので少し危ないかな?と思いましたが案の定でした。
話を聞くと怒って乱れる事はなく、最後まで声を出してファイトして試合ができたようでその部分はとても良いと思いますが、話を聞いていると自分の技術とか自分の事しか見えていなかったようです。
燦萄は今は技術中心に練習していて、元々技術を教えて良い形にしておけば勝って来る子だったので、どうなるかな?と思いましたが、前とは違うようですね。笑
燦萄は短時間の練習で技術や間合いを整えておけば自然に勝てて来た選手だったので、一度勝ちの流れから外れた時に意識的に勝ちを作って行く事が難しそうですしモティベーションも至って高くないのでもう少しまた勝つようになるまでは時間がかかるかもしれないですね。
太一も土曜日の月例で同じように負けたようで、2時間近く電話で話しましたが、どうしても試合で自分目線になってしなうのを感じました。
太一は技術を覚えるのが好きで良いショット、良いプレーをすれば勝てると芯の芯から感覚的にも思考的にも感じていて、僕が何度もテニスは作戦が命と話しているので頭では分かっているようでまだちゃんと理解できていない状態にあると思います。
太一は元々、繋いで繋いで勝って来た選手で、ツクルに入って色々と技術も練習してショット力も上がってやれる事が大きく増えた分、まだ太一自身が相手に合わせて戦略を立ててそれに合わせて自分でショットや技術を使いこなせていない段階です。
という事で、今日から180度練習の意識を変更しました。
みんな自分の打ち方とショットにしか意識がなく、打ったあともその結果である自分のショットを見ている。
それを試合でやったらゲームではなく発表会です。
自分の打ったボールを見ている時間、それは本来なら相手を見て自分の打ったショットに対してどういう状態でそのショットを処理しているかを分析し、どういう捉え方でどういうショットをどこへ打とうとしているか、を予測する時間です。
そこが話ては来ましたが誰もできていないので、そこだけをテーマに練習する事に心機一転切り替えました!
これが出来る様になればみんな遥かに強くなります。
相手が打つ時、自分のボールを見ていて何をされるか分からない言わば目を瞑っているような状態で試合して来たのを、何をしようとしているから分かる状態で試合するようになるワケですからね!笑
ひとまず今日からポイントや展開を増やしてひたすら視点を変えた練習です!