獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

海さんとの対話:海さんと決裂し…… その1

2022-08-03 01:43:37 | 海さんとの対話

このような経過をたどり、反ワクチン派の海さんとの間で奇跡的に続いていた友好的な対話は決裂してしまいました。
その後は、私と海さんはそれぞれのブログで自分の主張を述べ、それに対する反論は、コメント欄ではなくそれぞれのブログで行われるという、全体像をとらえにくい形で進んでいきます。
ここに、時系列で、議論のやりとりを記録することは、意味のあることと思い、
「海さんとの対話」の連載を継続します。

まず、私のアメブロの記事を見てください。

いやな夢を見ました。」(2022-02-01)

一部、引用します。

さて、今朝の私の夢ですが、ひとつ思い当たることがあります。
昨日の夜、「反ワクチン」の海さんのブログを見てしまったのです。

名指しこそされてはいませんでしたが、明らかに私に当てつけたような辛らつなことが書いてありました。
今日にはその記事は消されていたので、正確には再現できませんが、たしかこんなことが書いてありました。

>修学旅行に行きたいがために新型コロナワクチンを受けた子どもが重い病気になった(死亡した?)。
>注射を打つあなたは責任をとると言っているが、本当に責任など取れるのか。
>軽々しく責任を取るなんていうもんじゃない。

これを読んだときは、少し気がめいりましたが、いつもの海さんの毒舌と思い、やりすごしました。
でも、心の奥にはけっこうダメージが来ていたのですね。
あんな夢を見るなんて。

私はワクチン行政の末端として機能する、一介の開業医にすぎないので、新型コロナワクチンの効果を素朴に信じて、目の前の人にワクチンを打ってきました。
このワクチンには一定の副反応が起こることも承知しています。
それでも、全体としてリスクよりベネフィットが上回ると判断して、打っているわけです。
でも海さんに、「本当に責任など取れるのか」と責められると、やはりつらいものがあります。
ロシアンルーレットのようなものですから、私の打った人が翌日に亡くなったり、重篤な副反応を併発する可能性は、わずかですが、ないとはいえません。
それでも、医者とは、そういうリスクを背負って仕事をするもの、と割り切るしかないと思っています。

ワクチン行政の末端として仕事をすると、倫理的に選択した以上、起きたことの責任は取ります。
しかし、現時点の、自分の選択を後悔はしません。

新型コロナワクチン自体が変異を繰り返し、オミクロン株は軽症が多くなり、とくに小児にワクチンを打つ正当性があるかどうか、判断に迷うことも少なくありません。
今後、ワクチンに対する評価が国全体として、あるいは私個人で、変化することもあるでしょうが、これが現時点での思いです。

あまり末端の医者をいじめないでください。
また悪い夢を見そうです。

獅子風蓮

この記事に、決裂したはずの海さんから意外にもコメントが来ました。


1  海
私は夢は見ませんでしたが、やはり二日ほど心が沈みました。
柄にもないことを言うようですが「歩きスマホをしていて目の不自由な人にぶつかっても、謝りもしない人」のようなことを書かれたことが原因だったと思います。

その時はびっくりしてなぜこんなことを言われなきゃいけないのか腹が立ちました。
意見が真っ向から違うのは最初からわかっていたこと。自分の思い通りにならないと、侮辱し合うために私たちは会話したのではないのではなかったのに…。

でも、ものには言い方というものがあるんだろうな、と私も反省すべきところがあったんだろうと思いました。

医師にもいろいろいて、この注射の効果などハナから信じずに(つまり、自分も自分の家族にも打たないで)、他人には打ちまくる人と、獅子さんのように信じて打ちながら葛藤する人もいるとは思います。
そこは理解しようとは思いますが、私はやはりここまでの薬害が報告されているものは打つべきではないと訴えたい。

リスクがあっても助けたいとして、実際「助かった」ということが私には実態から見えません。
重症化しないとか罹らないというのは、打ってない私でもできるし、打ちながら罹った人が「打ったからこのくらいで済んだ」と言っても、そんなことは証明できないのがワクチンというものです。

というわけで、意見は変わらないのですが、私のせいで寝ざめが悪くなるのは、私としても心が痛みます。

私はあくまで獅子さんの「意見」に辛辣に返したのであって、獅子さん自身にいつまでも負の感情を持っているわけじゃないです。
これはホントです。
具体的には、私は身障者のような人にはめちゃくちゃ気を使う方です。
歩きスマホは200%しません。理由はカンタンで外ではスマホを触らないからです(笑)
これを解って頂ければ、忘れます。

海2022-02-02 07:13:26


2 獅子風蓮
Re:無題

海さん、おはようございます。

>私は夢は見ませんでしたが、やはり二日ほど心が沈みました。
>柄にもないことを言うようですが「歩きスマホをしていて目の不自由な人にぶつかっても、謝りもしない人」のようなことを書かれたことが原因だったと思います。
>その時はびっくりしてなぜこんなことを言われなきゃいけないのか腹が立ちました。
>意見が真っ向から違うのは最初からわかっていたこと。自分の思い通りにならないと、侮辱し合うために私たちは会話したのではないのではなかったのに…。

「スマホ歩きの若者」と海さんが重なって見えると言った私の言葉が、海さんを傷つけてしまったのですね。
適切なたとえでなかったかもしれません。
必要以上に海さんを傷つけてしまったこと、申し訳ありません。
けっして、相手を侮辱するためにこのようなたとえをしたわけではありません。

「尾身さんや小池さんに限らず、関係者はみな本心から感染収束を願っている」はずと言う私の発言に反発した海さんが、
「尾身さんや小池百合子らがこそが、意図的に感染収束をさせずこの騒動を長引かせている」と言ったことを私は問題にしたのです。
このような発言は明らかに言葉の暴力であり、相手に訴えられてもおかしくない内容だと思い、私は忠告したのです。
それに対する証拠の提示もなかったので、あえて「スマホ歩きの若者」になぞらえて、海さんに気づいてほしいと思ったのです。

>具体的には、私は身障者のような人にはめちゃくちゃ気を使う方です。
>歩きスマホは200%しません。理由はカンタンで外ではスマホを触らないからです(笑)

それはもちろん、分かっています。
海さんが障碍者にそのような振る舞いをする人だとは夢にも思っていません。

でも、相手が健常者であれ、偉い医師であれ、都知事であれ、身に覚えのない「誹謗中傷の言葉」を浴びせていいということにはならないと考えています

そのへん、ご理解ください。


獅子風蓮2022-02-02 09:03:03