安倍元首相の襲撃事件で旧統一教会の2世問題が注目を集めています。
その影響か、創価学会の2世問題も注目を浴び、最近では長井秀和が西東京市市議会議員選挙で当選を果たしました。
その選挙戦の中で、長井秀和は東村山市議転落事件に言及し、それを創価学会は誹謗中傷ととらえ、告訴に踏み切るというきな臭い争いも起きているようです。
私は、長井秀和自身はどうでもいいですが、東村山市議転落事件については真相解明を望むものです。
そのためには、何が問題になっているかを、今一度冷静になって考えるべきだと思います。
基本的な情報を共有するために、いくつかの資料を提示したいと思います。
この本は、そのためにはうってつけの1冊です。
乙骨正生『怪死―東村山女性市議転落死事件』(教育史料出版会1996年5月)
平成23年9月1日午後10時頃、朝木明代市議は東京・東村山駅前雑居ビルから転落、死亡した。トップ当選の人気市議がなぜ。東村山署は早々に“自殺”と断定。しかし遺族は“他殺”と主張する。その背後には何が。この“不可解な死”を克明に再現・検証した渾身のルポルタージュ。
絶版ですが、古書で買えるようです。
(目次)
■まえがき
■Ⅰ章 怪死のミステリー
■Ⅱ章 疑惑への道のり
■Ⅲ章 対立の構図
■Ⅳ章 たたかいの軌跡
■Ⅴ章 真相を明らかにすることは民主主義を守ること
■あとがき
本業の方が忙しく、このシリーズの掲載は断続的になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
(つづく)
獅子風蓮