獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

コオロギ食についての記事(1)

2023-04-04 01:39:51 | 反ワクチン・陰謀論

d-マガジンでこんな記事を見つけました。

気になったので紹介します。


週プレ 2023年4月3日号

話題のコオロギ食品を食べると5Gで操られる?
昆虫食だけじゃない! 「サステナブル疲れ」 でトンデモデマが拡大中!!

SDGs(持続可能な開発目標) VS 陰謀論

将来の食糧危機問題に対する解決策のひとつとして注目される昆虫食。だが、コオロギパウダー入り食品を開発・販売する企業や、試験的に給食で提供した学校が今、誹謗中傷や陰謀論の嵐にさらされている。
昆虫食に限らず、SDGsは陰謀論者のターゲットになりがちだという。
その理由は何か?

コオロギ食陰謀論が
河野太郎氏にも飛び火

「世界中で意図的にタンパク質不足を作り出し、昆虫食に誘導しているのがSDGsの正体だ!」
なんのこっちゃ?と思うかもしれないが、陰謀論界隈では今、「コオロギ食陰謀論」が大量発生中だ。
その矛先を向けられているひとつが、昆虫食に取り組むスタートアップ企業と共同でコオロギパウダー入りのパンやお菓子を開発し、「Korogi Cafe」シリーズを展開している敷島製パンだ。
Pascoのブランドで知られる同社がコオロギパウダー入りのバゲットやフィナンシェを通販限定で発売したのは2020年12月のこと。当初は発売開始から2日で完売するなど好評で、多くのメディアに取り上げられていたが、今年に入ってから突如、ネットやSNSで大炎上した。
「ほかの商品にもコオロギパウダーが混入している」といった事実無根の誹謗中傷や、不買運動を呼びかける声が上がり、さらには「敷島製パンは昆虫食を広めようとするディープステート(世界を支配する闇の勢力)の手先だ」といった荒唐無稽なデマにさらされているのだ。
また、これは陰謀論とは言えないかもしれないが、徳島の県立高校の食物科で昨年11月と今年2月、「食糧問題や環境問題を考えるきっかけに」と、県内のベンチャー企業から提供されたコオロギパウダーを使った一品を給食で希望者に限り試食として提供。すると、「一般の給食でコオロギを食べさせた」という誤解が広がり、「子供に虫を食べさせるな」といったクレーム電話が殺到したという。
なぜ、コオロギ食へのバッシングや陰謀論がこれほど燃え盛っているのか? 陰謀論や悪徳商法などに詳しいライターの雨宮純氏は言う。
「以前から一部のコアな陰謀論者の間では「反コオロギ食感情」が共有されていましたが、現在は数百万人のフォロワーを持つインフルエンサーも言及するようになり、これまで陰謀 論とは無縁だった一般層にまで波及しています。陰謀論者にとっては、まさに新型コロナ以来のビッグウエーブ到来といえるでしょう。
コオロギ食陰謀論はまったくの荒唐無稽なものから、情報の一部だけを切り取ったフェイクニュースに近いものまで、内容はさまざまです」
具体的に、どのような陰謀輪が広がっているのか?
「コオロギを食べると体内に酸化グラフェンという導電性を持つ物質が生成され、人間の体が電池やアンテナのようになって、5Gの電磁波で操られるというものです。
これは『コロナワクチン陰謀論』の派生型ともいえます。以前から陰謀論界隈には、『コロナワクチンにはマイクロチップが入っていて、接種すると闇の勢力に5G電磁波で操られる』などと主張している人たちがいました。
それが発展して、『ワクチンだけでは酸化グラフェンが足りないので、今度はコオロギを食べさせようとしている』となったわけですが、そもそもコロナワクチンにもコオロギにも酸化グラフェンは含まれていません」
陰謀論者はなんでも闇の勢力に結びつけたがるのね。
「『レプティリアン陰謀論』と結びついたものもあります。
これはレプティリアン=爬虫類型宇宙人が地球を支配しようとしているという陰謀論ですが、『爬虫類は昆虫を食べるので、レプティリアンがコオロギ食を人類に広めようとしているのだ』という理屈。
ちょっと考えれば、爬虫類が昆虫を食べるからって、支配される側の人類にまで虫を食べさせる必要などないと思うのですが」
コオロギ食陰謀論は、河野太郎デジタル担当大臣にまで飛び火している。
「河野氏は菅内閣のワクチン接種推進担当大臣だったことから、反ワクチン系の陰謀論者に嫌われていましたが、今回、反コオロギムーブメントが拡大する中で、昨年2月に徳島でコオロギ食を試食していたニュースが掘り返され、『やはり政府は闇の勢力の手先となって、コオロギ食を広めようとしていたんだ』という話になっています。
ちなみに河野氏を巡っては、『タローズ・ピザゲート陰謀論』というのもありました」
んっ?「タローズ・ピザゲート陰謀論」って何?
「昨年秋に千葉で地震があったのですが、『実は東京ディズニーランドの地下には闇の勢力とつながった河野太郎のピザ工場があり、そこが光の勢力に爆破されたから地震が起きた』という陰謀論です。
アメリカには『ピザ屋の地下が人身売買を行なうディープステートの拠点』という陰謀論があるのですが、それがいつの間にか『ピザ屋=悪』になり、さらに『ディズニーランドの地下に河野太郎のピザ工場がある』って、完全に意味不明なんですけど(苦笑)」
ちなみに、イナゴは昔から食べられているけど、なぜイナゴはよくてコオロギはダメなの? 「イナゴは光の勢力、コオロギは闇の勢力に属し、イナゴは草食性だけどコオロギは雑食だからダメなんだという理屈です(笑)」

(つづく)

 


解説
徳島の県立高校の食物科で昨年11月と今年2月、「食糧問題や環境問題を考えるきっかけに」と、県内のベンチャー企業から提供されたコオロギパウダーを使った一品を給食で希望者に限り試食として提供。すると、「一般の給食でコオロギを食べさせた」という誤解が広がり、「子供に虫を食べさせるな」といったクレーム電話が殺到したという。

給食で昆虫食が出たという噂が広がって、知らないうちに子どもが昆虫を食べさせられたのかと思ったら、こういう話だったのですね。

しかし、甲殻類アレルギーのある子どもが知らずに昆虫を食べるとアレルギー反応が出る可能性があるので、慎重な対応が望まれます。


獅子風蓮



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