明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

令和の時代にラーメン190円! 北坂戸『らーめんランド190』

2024年11月20日 | 中華食堂
前回紹介した、西八王子『あづまかん』さんでは、現在でも「ラーメン」の価格は450円である。
拙ブログでは、「ラーメン」350円の八坂『宝来屋』や、 同じく「ラーメン」400円の吉祥寺『のぶちゃん』(現在は450円らしい)など、
安価なラーメンを出すお店を何軒か紹介してきたが、過去最安のお店が、今回のテーマである北坂戸の『らーめんランド190』
今回タイトル、そして屋号でもわかるように、こちらは令和の時代にラーメンを190円で提供している。


今どき190円のラーメンというものを、自分の目と舌で確かめたくなり、往復1670円の交通費をかけてお店に行ってきた。
ラーメン8杯分以上の交通費を費やしてまで、個人的に未踏の地である北坂戸まで足を運んだ理由は、
食材だけでなく、光熱費などの価格も上がり続け、千円以上するラーメンも珍しくなくなりつつあるこの時勢に、
頑なに廉価なラーメンを出している、ストイック(?)な店主に興味を持ったのと、
僭越ながら、そんな店主を応援すべく、お店でガバガバ飲み食いし、少しでも売上に貢献したかったからである。
食べログを見たら、どいつもこいつも、ラーメンなどの安い商品ばかり喰ってやがるけど、
3.0とかエラそうに採点してねえで、薄利多売で頑張っているお店に、もっとお金を落とせよ。

埼玉在住の飲み仲間を誘い、東武東上線に乗り、北坂戸駅に着いたのが17時ちょっと前。
18時まで中休みなので、駅前の居酒屋で軽く飲み、時間を潰してからお店に向かう。
店名が記された看板は見当たらなかったが、入口ガラスには「らーめんランド」のロゴがあった。

※退店時に撮影

屋号は「らーめんランド」のような気もするが、ネットサイトではすべて「190」が付いているので、こっちが正式名なのだろう。
夜営業が始まって間もない時間帯だったが、常連らしい先客が数名いて、全員酒を飲んでいる。
我々もコの字カウンターの端に陣取り、カウンター内の厨房にいる男性店主にご挨拶。
卓上にメニュー表などはなく、向かい側の壁のメニュー札を見ながら注文する。
そちらエリアは常連さんが飲んでいたので、彼らが退店したあと、店主の許可を得てメニューを撮影した。
まずは、冒頭に載せた画像の全体図。「餃子」240円、「チャーハン」400円と、他の商品も安い


上記画像の続き。おつまみ類や、左の方は切れてしまったが、定食類もある。


まずは、私も友人も「焼酎お茶割り」300円を頼み、料理も数品オーダー。


お茶割りの氷は、製氷機ではなく、店主が注文ごとに割ったものを入れてくれる。
最初にお通しとして、オクラに鰹節を振りかけたものが提供される。


数分後、私が頼んだ「チャーシュー」200円が登場。


千切りキャベツの上に、タレがかかった脂身の少ないチャーシューが5枚。
200円では安すぎるが、それより安いラーメンを出していることを忘れてはいけない。
続いて、友人が頼んだ「空豆」150円が出てきた。値段の割には量も少なくない。


今調べたら、あの『日高屋』でさえ、空豆は220円する。価格破壊もここまでくるとスゴイ。
緑茶割りをお替わりした頃、大好物の餃子が焼き上がった。


野菜主体の具材で、クセがなく軽い食感で、醤油と胡椒を少々付けたら、いくらでも食べられそう。
中身を撮影しようと皮を開いたら、毎度のごとく失敗し、ひどい画像になってしまった。


王将や満洲などの大手餃子チェーンが、1皿300円台になった時代ゆえ、240円という価格には、本当に頭が下がる。
続いて、こちらも240円の「水餃子」が完成。


水餃子とは、1.茹でた餃子 2.茹でたお湯に入った状態の餃子 3.スープで茹でてそのまま出てくる餃子 の3種があるが、
らーめんランドさんのは3のタイプで、スープは透明だがちゃんと味が付いている。
餃子は焼いたのと同じだが、スープの味があるので、調味料は不要。

緑茶割りをさらにお替わりし、友人が「キムチ」150円を追加。こちらも、値段の割には量がある。


私は、食堂でよくやる“定食のご飯ナシ”を発注。選んだのは「焼肉定食」580円の単品。
店主が肉と野菜を手際よく炒め、千切りキャベツの上に盛り付ける。価格は500円だった。


玉ねぎ、人参、ニラと豚肉に、甘辛いタレをかけて強火で炒める、中華屋さんらしいおツマミだ。

我々が飲み食いしている間に、先客の常連たちが退店し、さらに別の客がやってくる。
その中には、定食を食べて帰る、若い女性ひとり客もいたりする。想像していたより客層が広い。
結構飲んだので、トイレに行ったところ、このとき紹介した、東久留米『珍来』さんのトイレと同じ標語(?)が貼ってあった。


店主の手が空いたところで、いろいろお話しさせていただいた。
お店を開いたのは今から40年前で、かつてはらーめんランドの支店もいくつかあったが、現在はここ北坂戸店だけらしい。
予想どおり、ラーメンの値段は開業から40年間変えていなかった
「なぜ値上げなさらないんですか?」という、これまで何度もされたと思われる質問に対しては、
「お客さんに喜んでもらえれば、いいじゃない」と即答。
開業から数年で、お店を出した際の借金を完済したようで、「以降はマイペースで」営業しているとか。
そういえば、開業から48年間お値段そのままという、よく似た価格設定の喫茶店・小川『待夢』のマスターも、
「最初の数年間は朝昼晩働いていたけど、店舗のローンが終わってからは無理しなくなった」と語っていた。

無論、ラーメンだけでは利益は出ないだろうが、「最近は常連さんが結構飲んでくれるから」、どうにかやっていけるそう。
「今のお客さんを大事にしたい」という理由で、いかなる媒体の取材も拒否している。
確かに、190円のラーメンなんて、絶対にマスコミが飛び付くはずなのに、私もつい最近まで、この店の存在を知らなかった。
常連さん曰く「店主はネットも嫌い」らしい。なので、ブログで紹介するのも、本来はNGだろうが、
どうしても伝えたいことがあったので、あえてマスターの意思に反し、今回記事をアップさせていただいた。
上記については後述するので、締めで食べた、お店名物の激安ラーメンを紹介する。

さっきメニュー札を掲載したが、「チャーハン」や「カレーライス」も400円と安価だが、
190円のラーメンとセットにすると、550円とさらに40円お得。


友人が「Aセット」にしたので、私は「Bセット」を選択。
驚いたことに、カレーは作り置きではなく、注文後に調理していた。
最初に、Aのチャーハンが登場。玉子やネギの他、人参も入っている。


ひと口もらったが、パラパラの仕上がりで塩分もほど良い、まさにプロが作るチャーハンであった。
少したってから、スプーンに福神漬けが添えられた、Bのカレーが提供される。


こちらは、玉ねぎを炒めてカレー粉とスープ(あるいは水?)を加えて作る、中華屋さんの手法ながら家庭的なテイスト。
具材が玉ねぎだけなのはちょっとさみしいが、量が多くシャキシャキで、結構食べ応えがあった。


その直後に、待望のラーメンが2杯同時に完成。


丼の大きさは、一般的な量のラーメンとさほど変わらず。


小さめチャーシュー、メンマ、ワカメにネギと、最低限の具材が入っている。
やさしめの醤油味スープと、縮れが入った中細麺が好相性で、散々飲み食いしたあとなのに、ハシが止まらず。


正直、もっとチープな商品だと予想していたが、いい意味で期待を裏切る、高コスパなラーメンであった。
私も友人も、チャーハンとカレー、そしてラーメンまでたいらげ「ごちそうさまです」。気分よく飲み食いしたため、お会計は6000円チョイ。
お通しが無料だとしたら、緑茶割りをふたりで18杯飲んだ計算になる。二次会にしては飲み過ぎだかな。
「遠いところをわざわざありがとうね」と告げてくれた、店主に最敬礼してからお店を出た。

最後に、さっき記した、らーめんランドさんの「どうしても伝えたいこと」を発表したい。
40年間営業を続けていた店主だが、近年は目の調子がよくないそうで、ついに引退を決意したそうだ。
ただし、お店は閉店せず、「さっき帰ったお客さん、彼が継いでくれるんだ」と、常連エリアに座っていた客が、後継者になるようだ。
本当は、今月くらいに辞める予定だったそうだが、後継者の都合もあり、「あと半年は(自分が)頑張る」と語ってくれた。
つまり、らーめんランドで現店主の味が楽しめるのはあと半年、ということになる。
味や値段は「引き継いだ方に任せる」そうなので、値上げする可能性は大きい。というか、現状の価格では後継者さんが大変だろう。
現店主に会いたい方や、190円のラーメンを食べたい方は、半年後=推定来年の4月末くらいまでに、訪問してほしい。
私も、店主が引退する前に、もう一度お店を足を運び、「長い間お疲れさまでした」と挨拶をするつもりである。

おまけ
最初に寄ったのは、『和喜あいあい』という居酒屋だったが、こちらもいいお店だった。
北坂戸を訪れる方には、らーめんランドさんとのハシゴを推奨したい。



らーめんランド190 北坂戸店
埼玉県坂戸市末広町8-4
東武線北坂戸駅から徒歩1分ちょい
営業時間 11時半~15時、18時~21時くらいまで
定休日 日曜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メインは中華、たまにカレー 西八王子『あづまかん』

2024年11月17日 | 中華食堂
五目チャーハンが有名な高尾の街中華、『つるや食堂』さんで飲み食いした帰り、最寄り駅の高尾ではなく、
あえて西八王子に向かっていたとき、黄色い外観のちょっと気になるお店を見つけた。


屋号は『あづまかん』で、ファサードには赤字で中華料理と記してあるが、スパイスカレーも提供している模様。
西八王子に行く機会は少ないが、10月には高校野球秋季都大会があり、八王子球場での母校の試合後に、寄ってみることに。 
なお、球場からお店までは歩くと結構かかるので、クソ暑い夏の西東京大会では訪問を自重した(苦笑)。

前回通過時は、閉店後なので出ていなかった、「ラーメン」と「スパイスカレー」(撮影は裏表逆だが)のノボリが店頭にある。


スパイスカレーは、店主の息子さんが調理しており、週末の土日どちらか、あるいは両日に提供。 
お父さんのお店を間借りしている形式なので、お店Xでも「あづまかん間借りカレー」と名乗っている。 ※開催日などの詳細もXでご確認を
私の訪問時は、カレー販売日に該当しており、下記の看板が掲示してあった。

※特に「入りづらい」とは感じなかった

入店し、カウンター席に腰を下ろす。奥にはテーブル席もあった。
壁に貼ってある中華メニューも確認したが、この日はせっかくなので、スパイスカレーを注文。
カレーは「チキン」「牛すじ」「もつ」の3種と、2種の「あいがけ」もあり、価格はすべて1000円。
もつカレーも気になったが、オーソドックスなチキンと牛すじのあいがけを選択。
厨房には親子らしい男性がふたりいて、カレー担当の息子さんが調理を開始。
数分後、スパイスカレーの2種あいがけが完成。


横アングルも撮影。ライスもカレーも結構多い部類に入るはず。


サフランライスにアチャール各種、両側のソースにも装飾品(?)が乗る、華やかなピジュアルである。
まずは、カレーソースから口にしていく。こちらがチキンで、


こちらが牛すじ。どちらのお肉も柔らかく煮込まれていた。


辛さは控えめで、油っこさもなく、以降はライスと一緒に、最後はチキンと牛すじも混ぜて食べ切った。
身体にも良さそうな商品だし、あいがけで1000円というのもリーズナブルだと思うが、
スパイスカレーの経験が少ない私には、感想を述べるのが難解なテイストであった。
私はやはり、辛さやウマさがダイレクトに伝わる、とろみのある黄色いソースを白米にかける、日本式カレーの方が好きだ。

さっき記載したお店のXは、息子さんが管理しているため、情報はスパイスカレー関連に限られている。
最近は、食べログ投稿もカレーの写真ばかりだが、既述したように、カレーはほぼ週イチの提供で、
他の5日間(木曜定休)は、中華料理のみの営業。今回タイトルどおり、あくまでメインは中華なのである。

数日後、今度は母校野球部に関係なく、温厚そうなお父さん店主が作る中華をいただくために再訪問。
注文したのは、ラーメンと半チャーハンの「Aセット」800円。ランチサービスではなく、一日中この価格だ。
半チャーハンはメニューにないが、普通の「チャーハン」は700円。そして、「ラーメン」単品は450円という昭和価格。
普段の営業は店主のワンオペらしいが、注文後にチャーハンの具材を刻み始めるなど、手抜きをヨシとしない職人魂を感じた。
しばらくして、ラーメン&半チャンがほぼ同時に登場。


ラーメンは、安価ながらじゅうぶんな量があり、


半チャンは、確かにハーフサイズで、パラっとした仕上がり。


まずはラーメンスープから啜ると、醤油の旨味がくっきりと出た、予想に反して結構な濃い口。
具材は、小さめチャーシューに、メンマ、ナルト、ノリ、ネギという、クラシカルな東京醤油スタイル。
麺は、やや縮れた中細麺で、醤油スープとの絡みも良好。


繰り返しになるけど、安価な割には高品質で、店主に思わず「450円じゃ安すぎますよ!」と伝えてしまった。
半チャンは玉子、チャーシュー、ネギに、ナルトの細切れも加わる。


味付けは薄味で、濃いめの醤油ラーメンと合わせると、ちょうどいい塩梅かも。
一番安いラーメンが900円以上する店が増えている中、半チャン付きで800円のラーメンとは、本当にありがたいよ。
会計を済ませ、次回は夜の時間帯に飲みに来ようと決意し退散。

そしてつい最近、あづまかんさんに3度目の訪問。カウンター席に座り、まずはドリンクを注文する。
「ビール」550円は、アサヒしかないようなので(以前はキリンもあった模様)、「ホッピー」400円を選択。
外ホッピーは黒で、焼酎の濃さは、普通の店より多めかな。


ここで、店内壁のメニューを紹介。まずはドリンク類だが、ピンボケ失礼。


こちらは、メインの料理各種。麺類やご飯類の他、定食類もある。


さらに、ホワイトボードの日替わりメニューも。右側上、「ピザ」があるのが面白い。


あと、右下から二番目の「豚肉とキャ別みそ炒め」は、回鍋肉に似た料理だと思われるが、「キャ別」表記は珍しいね。

私が選んだツマミは、大好物の「餃子」400円と、「焼売」400円の点心コンビ。
お通しとして冷奴が出てきた(無料)。餃子などを待つ間にちょうどいいサービスだ。


しばらくして、焼き上がった餃子が平皿で、


蒸し上がった焼売がせいろで登場。


「餃子は業務用の冷凍物」という食べログ投稿があったが、店主曰く「餃子は自家製」とのこと。
冷凍イコール業務用という浅い知識で、お店の評判を落とす、このような食べロガーはネット使用禁止にできないものか。
そもそも、他では食べたことのない味だから、ひと口食べれば手作りなのはわかるはずだけどな。
ちなみに中身はこのとおり。粗めに刻まれた野菜の歯触りがよく、私は調味料不要だった。


餃子「は」とおっしゃったように、焼売は自家製ではないようだ。
餃子と比較するとやや小さめで、肉の臭みがない、柔らかくて甘味を感じるタイプで、少し醤油を垂らして食べた。


すぐに黒ホッピーを飲み終え、「焼酎 お茶割り」(ウーロン)400円にチェンジ。


2杯目のウーハイを頼んだところで、もうひとつの点心メニュー「春捲」400円も追加。
日本では「春巻」表記が一般的だが、競輪ファンとしては捲りを連想させる春捲の方がお気に入り。
数分後、レタスにケチャップと辛子が添えられた春捲が登場。そこそこ長めのサイズが4本。


中身の写真はうまく撮れなかったので割愛するが、具材の豚肉が、チンジャオロースのように細長かった。
最初の1本はそのまま、続いて醤油、ラー油を付けて食し、最後の1本はケチャップも試してみた。


東久留米『珍来』の揚げ餃子のときも思ったが、春捲もケチャップを付けると、ラビオリみたいになるね。
4本の春捲を食べ終え、そろそろシメのお食事を頼むことに。

お店の名前がついた「あづまかんラーメン」700円も気になったが、【辛いラーメン三種】カテゴリーに入っているので、
最近辛さに弱くなっている私は注文を避け、これまた好物である「あんかけ焼きそば」800円をチョイス。
店主が、あんかけ部分を調理しながら麺も同時に焼き、
しばらくすると、店内に香ばしい匂いが立ち込めて、あんかけ焼きそばが完成。


あんかけの下の麺は、柔らかい部分、硬い部分、香ばしい匂いの理由である(苦笑)黒い部分と様々。まあ、この程度の焦げは許容範囲だ。


熱々のあんと麺を絡め、舌をヤケドしないように食べていく。
具材は、白菜、竹の子、人参、インゲン、ネギ、豚肉、ハム、ナルトなどなど。


どの野菜にも、しっかり火が通っていて、ちょうどいい歯応えに仕上がっているのはさすが。
ベースは醤油ラーメンのスープと同じなのか、ちょっとしょっぱかったので、この焼きそばでも酒が飲めそう。
最後の1本まで麺をたいらげ、「ごちそうさまでした」。

あづまかんさんは、息子さんが作る本格的なスパイスカレーも人気を博しているようだが、
豊富なキャリアを持つ、お父さん店主が腕によりをかけた中華料理も、皆さんに味わっていただきたいね。
次回は、辛い料理もイケる友人と訪問して、あづまかんラーメンに挑戦してもらおうかな。

おまけ
お店のすぐ隣には、下記看板のように塩豚骨ラーメンをウリにした、大分ラーメンのお店がある。


すごく気になるのだが、営業は昼間だけだし、年齢的に連食もキツいので、まだ入ったことがない…。



あづまかん
東京都八王子市並木町14-15
JR西八王子駅から徒歩約15分、高尾駅からは徒歩約21分、京王線めじろ台駅からも徒歩圏内
営業時間 11時~14時、17時~20時くらいまで
定休日 木曜
※次回のスパイスカレーは11月23日の予定
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知る人ぞ知る餃子店が復活! 府中本町『大一』

2024年11月03日 | 餃子
自称「餃子の大将」として、今も昔も、餃子店のチェックを欠かさないわたくし。
6年ほど前、府中本町の駅近くに、知る人ぞ知る餃子店があると知り、足を運んでみた。
お店の名前は『大一』。競馬場の反対側、駅西口の小さな商店街の中にある。


訪問したのは土曜日の昼。場所柄か、店内は競馬ファンらしき酩酊オヤジが多数。
空いてる席に座らせていただき、瓶ビールと餃子を注文。
ビールは中瓶で当時500円、餃子は350円。お通しのキャベツはサービスだ。


餃子は、大きさこそ普通だが、7個で350円は、個人店では安い部類だろう。


ファサードに「手作り餃子」と記してあるように、野菜主体で家庭的な味わいの餃子であった。
私以外の客は全員顔見知りらしく、頭ごなしに会話をされて、ちょっと居心地悪かったので、追加はせずに退店。
当時は月火が定休日で、競馬客が来ない平日に、改めて再訪するつもりだったのだが、その後、コロナ禍に突入し大一さんは閉店。
ラーメンなども食べてみたかったし、なによりもう一度、餃子をツマミにじっくり飲みたかったので、残念であった。

昨日、今回掲載してきた画像3枚を、削除する直前にふと思い立ち、「府中本町 大一」でネット検索してみたら、
大一さんはなんと、娘さんが同じ場所で営業再開していたではないか!
週末限定営業なので、土曜日はちょうど開いており、日本シリーズも中止になったことだし、6年ぶり2度目の訪問をすべく府中本町へ。
雨が降っていたので撮影はしなかったが、真っ赤なファサードと「手作り餃子」の文字は、以前と変わらず。

18時頃の訪問で、先客は常連らしき男性ひとり客と、競馬帰りなのかは不明だが、ややガラの悪い3名客。
先代夫婦に代わってお店を切り盛りしていたのは、娘さん夫婦とおふたりの愛娘、つまり先代のお孫さんにあたる若い女性の3名。
娘さん=奥さんは調理担当で厨房におり、旦那さんは接客と調理補助。お孫さんは当初、客席で休憩していたが、混雑してきたため配膳担当に。
壁の黒板メニューから、まずはキリン瓶ビールを注文。下記画像では550円になっているが、11月から600円になった模様。


酒のアテには、お店自慢の「餃子」350円と、「おつまみチャーシュー」380円を選択。


料理は他にも、日替わりかつ自家製と思われる「筑前煮」や、「姫たら2本」など珍しいものもある。


先代の頃は、街中華だったそうだが(私の訪問時はメニューをだいぶ絞っていた)、現在は居酒屋寄りに業態変更したようだ。

まずはキリンラガーの中瓶、続けてチャーシューが登場。


生野菜が添えられた厚切りチャーシューは、ほどよい塩分を感じるバラ肉が4枚で、餃子が焼けるのを待つのに最適。
数分後に餃子が完成。5個に減ったが、350円と価格を維持しているのは嬉しい。


6年ぶりに食べてみると、まずはニラの風味を感じるが、続けて肉の旨味が押し寄せる。
不自然な甘みや肉汁を含まない、業務用とは一線を画す、手作りならではの味わいだ。
ふたつに割って中身を撮影。見栄えが良くないのは私の責任だ。


味付けはしっかりしているので、醤油は不要。私は白胡椒と、チャーシューに付いてきたマヨネーズ少々を使った。


ビールを飲み終わったので、「白ホッピーセット」500円に変えて、さらに「水餃子」400円を追加。


焼酎の「ナカ」200円はそこそこ入っており、300円のソト1本に対し、ナカ3でちょうど釣り合う量であった。

しばらくすると、透明なスープに入った水餃子が運ばれてきた。


1人前4個で、餃子自体はおそらく焼いたものと同じ。卓上には醤油、酢、七味などがあるが、

※胡椒は他テーブルに移動中

前回は使用しなかった、ラー油代わりに置いてある(?)、壺に入った辛口タレを使ってみることに。


辛口タレとの相性も悪くはないが、水餃子が浸っていた透明なスープには、しっかり魚介風味が付いており、そのままでもウマい!


このスープで酒が飲めると思い、ホッピーを飲み終えたところで「ウーロンハイ」400円を追加。


さらに、余ってしまった辛口タレを使うべく、「白モツ串煮込み」180円を1本、ついでに好物の「マカロニサラダ」300円も追加。
まずは、ガラスの容器に入ったマカサラが登場。こちらも自家製らしく、人参、ウインナーなども入る。


続いて、ネギが振りかかった串モツがやってくる。ギャンブル場では恒例のツマミである。


この串モツが、昔懐かしいというか、ホルモン独特の匂いがする。なので辛口タレだけでなく七味も付ける。


府中競馬場近くには、屋台の飲み屋が数軒あり、現在もそうなのかは不明だが、そこで提供していた煮込みも臭みがあった。
好みは別れるだろうが、これぞ府中らしい「鉄火場の味」で、焼酎もススムので私は嫌いではない。 

串モツとマカサラで飲んでいた頃、来店したお客さんが私の隣席に座った。
彼は常連らしく、焼酎ボトルをキープしていたのだが、そのボトルは「宝焼酎」の360ml。このサイズでキープできるのは珍しい。
常連限定のサービスではなく、私も注文可能らしいので、私もそのボトルと、割り用の「ウーロン茶」200円を追加。
ボトル価格は900円なので、ナカ4.5杯分だが、360mlならこっちの方がお得だろう。
しばらくすると、配膳担当のお孫さんが、焼酎とウーロン茶を持ってきてくれたのだが、ご覧のとおりウーロン茶が多い!


「これで200円?」と驚いた私に、お孫さんがうなずく。グラスや氷はもらえなかったが(笑)、さっき頼んだウーハイのグラスを使うので問題なし。
そういえばさっき、「ガラ悪い3名客がいる」と記したが、こいつらは注文の際に「ナカ追加あ!」などと偉そうに叫んでいたのだが、
接客担当がお孫さんに代わった途端、少し大人しくなった気がする。若い女性の力は偉大だ。

だいぶ飲み食いしてきたが、せっかくなので以前から気になっていた、シメの「ラーメン」650円をいただくことに。
即席ラーメンや、スーパーで売っている生ラーメンを出す居酒屋もあるが、昔中華屋さんだった大一さんは、ラーメンにも手抜きなし。


やや小さめの丼だが、麺もスープも、そして具材もみっちり入っており、物足りなさは感じない。


麺は、東京の醤油ラーメンではおなじみ、やや縮れた中細麺。
具材は、さっき食べたバラチャーシューに、味玉半分、モヤシ、メンマ、ネギなど。
水餃子のスープで感じた魚介風味は、あまり感じなかったが、その理由はスープに含まれる茶色い粒々か。


焦がしor揚げたネギだと思うが、イヤな苦みがなく、ほのかに甘味を感じる。他にない醤油ラーメンで満足できた。

ボトルを飲み干してもよかったのだが、その前にビール中瓶、ホッピーと中3杯にウーハイも1杯飲んでいたので、無理せず自重。
旦那さんに「キープか持ち帰りか」たずねられ、少なくて申しわけないがキープを選択。
マジックペンを渡され、身体のデカさに反し小心者のため、ボトルに細字で、名字と日付を書き入れたところ、
旦那さんがマジックで文字をなぞり、太字にしてくれた。お手数かけてすみません。


ついでなので旦那さんに、久々に来店したことを告げるとともに、「よくぞお店を復活してくれました…」と感謝を伝える。
週末限定営業ということは、ご夫婦は普段、他の仕事もしているだろうし、再開は簡単なことではなかったはず。
私が座った席のそばには、先代夫婦がお店に出ていた頃に撮った写真が掲示してある。


両隣の大柄な人物を私は知らないが、写真のフチに「FC TOKYO」と印字されているので、サッカー選手なのかな。
さらにもう一枚、昭和時代に撮影されたと思われる、モノクロ写真もある。


「大一」と記された提灯が下がった店頭の前で、先代女将さんと思われる女性と子供たちが写っている、微笑ましい写真である。
旦那さんによると、奥さんは写っておらず、中央のお子さんは、奥さんのお姉さんらしい。他のふたりは近所のお子さんかな?
この写真を見て、「歴史あるお店を継いでくださり、本当にありがとうございます」と、さらに感謝の気持ちが強まった。
最近、府中で飲む機会が多いので、ここ大一さんも昼飲みなどで、今後も利用させていただくつもりだ。
少ないけれど、焼酎ボトルもキープしてあるしね(笑)。無論、次回は2本目を入れる予定。



大一
東京都府中市本町2-20-83
JR府中本町駅から徒歩約1分、京王線の府中駅や、分倍河原駅からも徒歩圏内
営業時間 金17~20時くらい、土日12時~20時くらい
定休日 月~木、金曜の昼
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パブリックビューイングで日本シリーズ観戦

2024年10月31日 | プロ野球
今回は、開幕直前以来となる「プロ野球」カテゴリーのブログだが、残念ながら7ヵ月前に私が危惧した、
【マスコミは、大リーグの大谷翔平ばかりを報じ、日本のプロ野球を軽視】という状況は変わっておらず。
フジテレビなんか、昼間に行なわれた米国の試合を、わざわざ夜の日本シリーズと同時間帯に再放送してやがる。非国民め!
刺身や納豆は喰えないが(苦笑)、日本を愛し、日本のプロ野球も愛してやまない私は、
「みんな、もっと日本シリーズに関心を持とうよ!」と強く訴えたい。

今年の日本シリーズは、パ・リーグを圧倒的な強さで制したソフトバンクホークスと、
セ・リーグ3位ながら、クライマックスシリーズで上位チームを撃破した、DeNAベイスターズとの対戦となった。
3位のチームが勝ち上がったことも、盛り上がりに欠ける理由のひとつだろうが、
別にベイスターズはズルをしたわけではなく、規則にのっとって試合に臨み、勝ち進んだだけである。
実際、クライマックスシリーズでは、投手陣の踏ん張りもあり、優勝した読売ジャイアンツと遜色ない強さを発揮。
以前も書いたが、普段はチンタラしているプロ野球選手も、ここぞという試合では素晴らしいプレイを見せる。

シリーズ開幕前の下馬評では、投手陣・打撃陣ともに層が厚く、守備や走塁でも隙がなく、
何より、個々の選手が野球をよく知っている、ホークスが日本一になる、と予想した野球評論家が多かった。
一方のベイスターズは、打者の能力は見劣らないが、繋ぐ意識に欠けるというか、バントや進塁打で走者を進めることが少なく、
チーム打率はリーグトップながら、走者を還せない効率の悪い攻めが目立ち、走塁も重視していない印象。
ディフェンス面でも、レギュラー捕手の山本祐大が負傷し、そもそもエラーの数はリーグ1位だ。
それでも、クライマックスを勝ち進んだように、ハマったときの爆発力は12球団屈指。
喜ばせたと思えばすぐにガッカリさせたり、諦めた途端に巻き返したりと、見ていて飽きないチームである。
普段はオリックスファンで、例年パ・リーグ側の勝利を願うことの多い私だが、今年はセ・リーグ代表のベイスターズを応援。
昨夜の第4戦は、横浜スタジアムで開催された、パブリックビューイングに参加してきた。


入場無料だが、ベイスターズ以外のファンはお断りで、他チームのユニフォーム姿での入場も当然禁止。
早めに球場に着いたので、グッズショップで選手ユニフォームを購入するつもりだったのだが、9900円~と異様に高い。
20年ほど前、当時ファンだった阪神のユニフォームは、4500円くらいで買えたのに。
結局、私が選んだのは1800円のタオル。現在のベイスターズで一番好きな、コーチの田代富雄だ。


本当は、田代と同様80年代の大洋ホエールズを支えた、齊藤明雄のタオルが欲しかったのだが、
女性店員に「すみません、齊藤明雄のタオルはないですか?」とたずねたら、怪訝そうな表情をするので、
「あ、OB選手の斎藤…」と告げたところで、「OBのはないです」と即答。若い店員さんが、ヒゲの齊藤を知っていると思った私が悪い。

開場時間の17時直前に、ベイスターズファンの先輩と関内駅前で合流し、一緒に入場。
一塁側内野席を確保し、この位置からバックスクリーンで放映される、福岡ドームの試合を観戦した。


上記画像に映し出された文字は、「勝ち切る覚悟 最終決戦。」


最終決戦=日本シリーズに出場できた誇りを胸に、勝ち切れベイスターズ!

試合開始まで時間があるし、文字どおりのハマ風が吹き寒かったので、アルコールで身体を温めることに。
球場内の売店を巡り、私の好物である餃子とビールのセットを購入。


お店の屋号も商品名も『ベイ餃子』で、定価は650円だが、800円のビールとセットにすると、1400円と50円お得。


球場オリジナルのビール3種から、私は「ベイスターズ・ラガー」をチョイス。


飲んでみると、最初のひと口はフルーティーだが、すぐに、打ち消すような激しい苦味が襲ってくる。
HPによると「すっきりとした苦みが特長」らしいが、お子ちゃま口の私には、正直しんどいビールだった。
一方のベイ餃子は、「横浜中華街の名店『江戸清』と共同開発」したらしい、大きめサイズが4個。


江戸清(えどせい)というお店は知らなかったが、野菜多めだが肉の旨みもあり、なかなか美味しい餃子であった。

※いつもどおり、見苦しい画像で失礼

試合前も、西武球場にもいた場内DJによる「皆さん、精一杯応援しましょう!」のような掛け声や、
私設チアガールたちのダンスと、球団マスコットたちのパフォーマンスもあり、お客さんを喜ばせていた。


マスコットのリーダー格と思われる、スターマン君をアップで撮影。


彼を含む上記4人、というか4体は、試合中も活躍したので後述する。

18時半になり、いよいよ試合開始。ベイスターズの攻撃では、周囲のファンが各選手の応援歌を口ずさむ。
私は歌詞を知らないので、手拍子するのみだったが、途中で外野フェンスに、歌詞が表示されているのに気づいた。


同行した先輩によると、普段の試合では、バックスクリーンに歌詞が出るらしい。
昨年の西武球場で、そんなサービスがあったかは覚えていないが、いずれにしても、来年からはプロ野球も生観戦しようと決意。

試合は、ベイスターズが2回表に二死一、三塁のチャンスを作るも、後続が倒れ無得点。
ベイスターズが走者を出すと、横浜スタジアムのグラウンドにも、例のマスコットたちが登場し、
たとえば一、三塁ならば、下記のように一塁と三塁に、それぞれキャラが走者として立ち、現状を観客に伝える。これはいいアイデアだ。


守っては、先発投手のケイが、初回の三者連続奪三振など、3回までホークスに走者を許さず。こんなにスゴいピッチャーだったっけ?
4回表に、オースティンのホームランで先制すると、7回表には、今シリーズ不調だった宮﨑敏郎も、レフトへ会心の一発。
ホームランに歓喜した直後、宮﨑の代役としてダイヤモンドを一周するスターマン君に、観客はさらに湧いたのであった。


7回はその後、 梶原昂希が内野安打で出塁した際、相手ベンチからリクエスト要求があったため、マスコットは一塁から数歩下がって、
「セーフでしょ?」といわんばかりに、首を傾げながら両手を開きセーフのポーズを披露。意外と芸が細かいね。
ただし、その後満塁になったのだが、中の人が休憩中だったのか、マスコットはふたりしか出てこなかった(笑)。
満塁の好機で、桑原将志が期待に応え、タイムリー二塁打を放ち、さらに2点を追加。
その後もオースティンにもタイムリーが飛び出し、この回一挙4得点。完全にベイスターズのペースだ。
ケイは、7回を被安打4、与四球1の無失点で抑え、8回から坂本裕哉(下記画像)に継投。

※試合中の画像を撮り忘れていたので撮影

9回裏は、今シリーズ初登板のウェンデルケンが締め、5-0でベイスターズ快勝!
バックスクリーンにスコアが表示されなかったので、球場外にあった、電光掲示板を退場後に撮影した。


試合終了直後には、場内に花火が上がる。実はホームランの際も上がったのだが、私は毎回、下記のように撮影失敗(嘆)。


その後、「ビクトリーセレブレーション」が始まると発表。何をするのか先輩に聞いたら、「さらに花火を打ち上げる」と教えてくれた。


一瞬、左中間と右中間の照明が落とされて、


その後、ジャンジャンバリバリと花火が上がる。


上記と下記の一枚が、数少ないまともな写真(←これでかよ)。


入場料無料なのに、花火にダンスにパフォーマンスと、ファンサービスの充実ぶりに驚かされた。
場内にはホークスファンはおらず、全員ベイスターズファンなので、結果で揉める心配もないし、
唯一、「もっと声出せよー」などと、周囲のファンに偉そうに指示を出す、若いファンには少々イラっときたが、
ベイスターズも勝利したことだし、大満足のパブリックビューイングであった。

このブログを書いている時間帯に、日本シリーズ第5戦が行われており、ベイスターズが7-0とまたまた圧勝。
これでトータルが3勝2敗となり、あと1勝でベイスターズが日本一になる。
ホークスが4連勝で日本一とか、せいぜい4勝1敗とかほざいていた、評論家連中は反省してほしい。
もっとも、私自身も、4勝1敗でホークスが勝つと予想していたけどね(苦笑)。

ホームで連敗しながら敵地で3連勝し、王手をかけたベイスターズだが、それでもまだ、絶対的優位といえない。
第6戦からは再びホーム横浜開催だが、DHが使えないため、主砲オースティンのスタメン出場は微妙。
また、負傷から復帰したエースの東克樹も、横浜では打席に立ち、走塁もしなければならないのは不安材料だ。
一方、ホークスは第6戦が有原航平、第7戦もモイネロと、今シリーズ勝利した2大エースが先発予定。
福岡で出番がなかった、救援のヘルナンデスとオスナも万全だろうし、投手陣も含め、まだホークスが有利と見た。

ただし、ホークス打線は地元の3試合でわずか1得点。昨日のケイは今年最高のデキで、今日のジャクソンも良かった。
ホークス村上隆行コーチの「東よりオリックスの宮城大弥の方が断然いい」発言で、ベイスターズ投手陣に火を付けてしまったか。
ちなみにオリファンの私は、「同じ左腕だけど、宮城より東の方がいい」と思っているけどねえ。
ここまで、ベイスターズのエラーは2個だけらしいが(ホークスは1)、記録に残らないミスが多いのは、皆さん周知のとおり。
間抜けなミスで、いい流れをホークスに渡さないよう、祈るしかない。

引き分けがなければ、日本シリーズも残り2試合。
どちらが勝ったとしても、観戦した方たちが、「いいシリーズだった」「日本の野球も面白いな」と感じてくれるような、
素晴らしい試合展開になることを願ってやまない。頑張れホークス! 頑張れベイスターズ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、たまにはお寿司も食べる。今度は『くら寿司』。

2024年10月25日 | 定食、食堂
前回の『スシロー』編に続く、【刺身を喰えないお子ちゃま口のおっさんが、よせばいいのに寿司を喰いに行くシリーズ】。←長くてゴメン。
第2弾の今回は、回転寿司チェーンの店舗数業界3位(1位はスシロー)・『くら寿司』で握ってもらった。
普段は、店名+「を紹介する」or「について語る」ばかりなので、今回は珍しく「握ってもらった」というフレーズを使ってみたが、
拙ブログで以前紹介したくら寿司の料理は、牛丼、天ぷら、カツカレーと、全然握っていない(苦笑)。  ※詳細はここここ
        ※クリックで大きくなる

実は私、スシローより先にくら寿司を利用しており、初訪問は9年前の地元立川店。注文の仕方がわからないので、知人に付き添ってもらった。
以下で食べたメニューを紹介していくが、商品名がわかるものはカギカッコ「」で、不明なものはそのまま記す。
まず私が頼んだのは、左から「えび天にぎり」、「ハンバーグ」、「とんかつ」。味については、特に説明は不要でしょ。


前回のスシローと同様、以降も“まともな寿司”はほとんど出てこないことを、先に断っておく。
その後は瓶ビールを飲みまくり、玉子や穴子なども食べたはずだが、撮影はしていない。
残っている画像は、意外とウマかった「魚介とんこつ醤油ラーメン」。


ハーフサイズだが360円(当時)と、ラーメン店の半額程度で、2杯頼めばシメとして適量かも。
さらにデザートとして、イチゴミルクのかき氷とタルト(喰いかけ)も注文している。


同行者は普通の寿司も注文し、空いたお皿をテーブル脇の穴に放り込み、お皿5枚で1回できるガチャガチャ(?)を楽しんでいた。

私にとって、人生初の回転寿司チェーン経験となった、くら寿司の感想は「メニューがいろいろあって面白い」であった。
寿司屋というかファミレスみたいだし、デザートやガチャガチャやなど、お子さんも喜びそうな商品・企画もある。
最初に告白したように、お子ちゃま口の私も満足したため、その後もひとりで何度か通った。
さっき載せた牛丼やカレーの他、「ちびころチキン」、かに甲羅グラタン、「チョコケーキ」などを食べ、


やはりハーフサイズの味噌ラーメンでシメる。フタにおろしニンニクが付いているのは親切だ。


ただ、立川店は最寄り駅が西武線の武蔵砂川か、多摩モノレールの砂川七番になり、JR立川駅からは結構遠く、徒歩主義の私にはツラい距離なので、
2018年には、JR三鷹駅から徒歩圏内にある、武蔵野西久保店を1度だけ利用した。
その頃は、洋食メニューフェアみたいのを実施しており、5種のチーズを入れた「イタリアンチーズハンバーグ」と、


ラーメンとカルボナーラを合わせた「カルボナーラ スパらッティ」を注文。


他にも、ビールのつまみとして、海老天にマヨソースをかけたエビマヨや、


寿司もひとつくらい食べておくかと、「旨だれ牛カルビ」もオーダー。


チーズハンバーグは、さっきのハンバーグ寿司とは肉質が段違いで、サイズも大きめ。
中を割ったら、チーズがたっぷり入っており、トマト主体のソースも含め、なかなかの高品質。


値段は覚えていなかったが、ネット検索でたどり着いた、当時の「くら寿司からのお知らせ」によると270円。これはお得価格だよ。
カルボナーラの方は、ラーメンのようにスープ多めでの提供だが、上記お知らせで説明していた、3種のチーズやワイン、魚介ダシは感じられず。


カルボ好きとしては、汁が少ない濃厚タイプにしてほしかった。具材も、三つ葉と玉子だけというのはさみしいし。
ただ、ハンバーグは美味しかったので、もう少し値上げしていいから、レギュラー化を希望!

その後はコロナ禍があり、さらに駅近くにスシローができたりして、くら寿司への訪問がメンドーになったのだが、
つい最近、スシローと改めて比べてみたくなり、約6年ぶりに立川店へ行ってきた。
入口には待ち客が数組いたが、ひとり客だったからか、私の方が先に案内された。

スシローのときに紹介した立川駅南口店は、タッチパネルによる完全オーダー制で、一度に3皿まで注文できたが、
くら寿司立川店は、現在も流れてくる寿司があるが、オーダーは一皿ごとに「注文」だか「発注」ボタンを押さなくてはいけない(多分)。
流れてきた寿司の会計は、自己申告のようだが、立川市だと誤魔化す輩がいそうだな。
スシローもくら寿司も、店舗によって価格が異なるが、スシロー立川駅南口店は、3段階中2番目の「準都市型」で、1皿130円~。
一方、くら寿司は6段階に分かれており、立川店は繁華街から離れているからか、二番目に安い「一皿115円~店舗」だった。
酢飯もネタも小ぶりとはいえ、寿司が2カン乗った皿が115円というのは、やっぱり安いよ。

この日のファーストオーダーは、「生ビール」600円と、「牛すき焼き風」115円、「あぶりえびマヨグラタン風」140円、「かにユッケ」180円。
ベルトコンベアに乗せられて、最初に届いたのが海老マヨグラタン。2個分のシャリの上にネタが横たわっている。


公式Xによる商品解説は「えびにえびマヨをたっぷり乗せたW(ダブル)えびが美味しい! お子様にも大人気だよ!」とのこと。
炙ったマヨソースにコクがあり、スシローの類似商品よりウマかった。お子様に大人気だけあって、私好みのテイストだ(笑)。
続いて、かにユッケと牛すき焼き風が登場。それより、オーダーから5分以上たつが、ビールがまだ来ない。


タッチパネルで確認すると、オーダーはちゃんと通っているようだが、ビールが寿司より遅いのも変だね。

※右のチェックは提供済み、の意

ひょっとして、ビールは別の場所へ自分で取りに行くのか、と不安になり、店員さんにたずねたかったけど、
テーブルから離れている間に届いたら、ベルトコンベアが停止したままになり、他のお客に迷惑がかかる。
上記のような場合でも、ひとり客だと席から動けないので、くら寿司には家族や仲間と行くべし!
しばらくすると、生ビールが届いた。現在は瓶ビールは提供しておらず、酒類は生ビールの他は、日本酒とハイボールしかない模様。


さっき、魚介系に興味のない私が、かにユッケを頼んだ理由は、ユッケ部分の黄身を、牛好き焼きに合わせたかったから。


ただ、玉子由来だと思っていたこの「黄色い何か」は、まったく味がなく、すき焼きにはならなかった。
ビールをお替わりし、さらに料理も追加。こちらは「たまご焼き」115円と「特製茶碗蒸し」230円。


たまごは、今回ブログで唯一の「まともな寿司」だが、味はフツーだった。
茶碗蒸しは、カニカマ以外は鶏肉少々と、具材は少々さみしいが、自家製出汁が効いており、なかなか美味しい。


「特大切りうなぎ」は1カンで230円。うなぎにしては安価だが、味もソレナリ。


あと、ビールのお供として、「イベリコ豚コロッケ」150円も注文したが、卓上にも流れてくる調味料群にもソースはない。


なので、穴子寿司などに使う「甘だれ」をかけてみたら、意外と好相性。ちなみに、イベリコ豚の存在感はほとんどなし。


周囲は団体客ばかりで、ひとり客の孤独に耐えられなくなってきた(←メンタル弱い)ので、そろそろシメにする。
注文したのは、9年前と同じ魚介とんこつラーメンだったと思うが、HPには、現在はそのような商品はなく、
これは「7種の魚介 醤油らーめん」490円だったのかな?


横アングルも撮影。一般的なラーメンの半分くらいのサイズだ。


スープから飲んでみると、9年前と同様、豚骨由来のコクと、魚介の旨味がたっぷりでイケる。
くら寿司は以前、『無添 くら寿司』と名乗っていたようだが、旨味が過多すぎて、「本当に無添加なのかな?」と疑いたくなる。 
まあ、うま味調味料が大好き私の口にはフィットしたので、スープまで飲み干してしまったが。
あ、書き忘れていたけど、具材はフツーだけど、中太麺は腰があって、なかなか良かったよ。


最後に、デザートとして「感動のぷりん」240円をオーダー。


大げさなネーミングだが、プリン本体は甘すぎず、感動まではいかないが、確かにウマかった。
玉子寿司、茶碗蒸し、プリン、さらにラーメンの具の味玉1/4個に、かにユッケの黄色いヤツも含め、この日の私は玉子を食べすぎたね。
最後に、空いたお皿でガチャガチャを引いたがハズレ。まあ、景品は漫画「ワンピース」のグッズらしいので、興味ないからいいや。
お会計は3085円。ビール600円×2がちょいと割高に感じたが、全体的には満足できた。

飲み仲間の友人に、「スシローの方がくら寿司よりウマい」と聞いていたが、私はどちらも差はないと感じた。刺身類を食べてないからかな。
スシローのときは、【気に入った寿司ネタ・トップ3】を発表したが、今回は寿司以外も含めベスト3を選定。
1 7種の魚介 醤油らーめん
2 あぶりえびマヨグラタン風
3 イタリアンチーズハンバーグ
 ※期間限定
1位のラーメンは、しつこいけれど、旨味たっぷりで私好みのテイスト。
ラーメンは他にも、貝出汁や味噌味、担々麺があり(すべて490円)、平日限定の200円かけうどんも、機会があったら食べてみたいね。

今回はくら寿司を紹介したが、実は私、たまに通うお店の中に、1軒だけ回らない寿司屋さんがある。
近日中に、そちらのお寿司(?)もリポートするつもりなので、乞うご期待。



くら寿司 立川店
東京都立川市砂川町1-50-3
西武線武蔵砂川駅から推定徒歩約9分、多摩都市モノレール砂川七番からは約10分、JR立川駅からは約43分
営業時間 11時~23時
定休日 基本無休
※店舗詳細はくら寿司HP
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やきそば以外のペヤングも食べてみる

2024年10月22日 | ペヤング
来春で発売50周年を迎える、私が愛してやまないブランド『ペヤング』
発売元のまるか食品HPで、商品一覧をクリックすると、“やきそば”と“らーめん”のカテゴリーに分けられる。
やきそばは、四角い箱のベストセラー「ソースやきそば」に、激辛やメガ盛り、その他斬新かつ奇抜なテイストの商品群で、
らーめんは、東京ではあまり売っていないが、カップ麺の「ヌードル」や、即席麺の「味の大関」がある。
そして、ペヤングは実は、上記インスタント麺以外の商品もリリースしていたりする。
今から4年前には、「ホームパイ・ペヤング味」や、「ペヤングやきそばピザ」を食べたが、  ※詳細はこちら
その他にも、いろんな商品が発売されているので、今回まとめて紹介する。

まずは2018年に入手した、ペヤングのソース単品。正式商品名は忘れたので、以下「ペヤソース」と記す。
現在、価格ドットコムでは1本780円~らしいが、私が買った国分寺のドンキ系列のスーパーでは、1本278円で売っていたので、私は3本購入。


ペヤングが諸事情により回収・販売停止していた頃、私はまるか食品に電話して、「ソースだけ売ってくれませんか?」と頼んだことがある。
そのときは、いろいろ大変な時期だったので(苦笑)、「丁重にお断り」されたのだが、私の要望が実現したようで嬉しい。
市販のソースとは明らかに違う、ペヤング独自のまろやか~なテイストを、いろんな料理で試してみた。

購入日、夕飯のオカズがとんかつだったので、さっそく使用。


数日後は、家族が買ってきたミニサイズのコロッケにかけてみた。


とんかつもコロッケも、食べた感想は、「悪くはないが、ちょっとしょっぱいかな」であった。
ペヤソースを買うさらに数年前、ペヤングソースやきそばに、直接揚げ物を入れて喰ったときは、美味しく感じたものだが、
加齢とともに、ペヤングの特徴でもあるスパイシーさが、キツくなってきたのかもしれない。
それでも、200グラムのボトルを3本も買ってしまったため、消費しなくてはならぬ(1本、友人にあげた)。
普段、カレーにソースは使わないのに、レトルトカレーにあえてかけてみたが、特に意味なし。


あと、スーパーでは100円以下で売っている、別メーカーのカップ焼きそばを、同封されたソースを使わず、ペヤソースで作ってみたりした。


ペヤングに似た味になると思いきや、微妙に違う。具体的には、塩分を強く感じてしまった。
やっぱり、あの乾燥キャベツと怪しげな肉片、そして油臭のする例の麺が、ペヤソースと合うんだろうね。
他にも、お好み焼きや串カツ、ダメ元でラーメンや餃子にも試してみたけど、本当にダメだった(苦笑)。
結局、ペヤソースともっとも好相性なのは、ペヤングやきそばということが判明。

続いては、今年6月に地元の『ドン・キホーテ』で発見した、「ペヤング焼きそばパン」。税抜き81円という価格もナイス。


昨年、ライバルの日清「UFO」のやきそばパンを食べたことはあったが、ペヤングのは初めて。


上記画像は、ヤマザキの「ランチパック・ソース焼そば(日清焼そばU.F.O.監修)」。割引商品ばかりで恥ずかしいぞ。
ペヤングパンは、購入後即食べ始めて全体像を撮り忘れたので、途中であわてて撮影した、中身画像しかない。


味は、冷えて乾いたやきそばだが、意外とソース由来の水分を保っており、パンとマッチしてウマかった。
ちなみに、UFOランチパックも、結構美味しかったよ。

米不足が騒がれ始めた8月下旬頃、スーパーを見かけたらとりあえず、米売り場をチェックしていたが、
たまたま入った、東小金井駅前のスーパー『マルエツ』で、下記画像のカップではない「ペヤングやきそばチルド」を発見。


『菊水』という北海道の製麺メーカーと共同開発した商品で、2人前入りで321円。
熱湯を注ぐのではなく、鉄板で焼くタイプなので、麺は油で揚げた乾燥タイプではなく生麺だ。
さっきのペヤソースでは、生麺を調理したことはなく、どんな味になるのか楽しみであった。
写真はないが、封を開けるとチルド麺と一緒に、カップ焼きそばと同じペヤングのソースが入っている。
具材は入ってないので、刻んだ豚肉とキャベツ少々を加えて調理し、市販の青海苔と揚げ玉をふりかけて完成。


麺は、中太で腰があるモチモチ食感。さすがは製麺メーカーが作ったチルド麺である。


カップ乾燥麺のような油臭もなく、食べ応えもあり。ただし、ペヤソースとの絡みは当然、カップ麺の方が上だ。
味はちょっと薄く感じた。こんなときこそペヤソースを追加すればいいのだが、買ったのは6年前なので、さすがに残っていない。

最後に紹介するのは、これまたつい最近、地元ドンキでたまたま見かけた、ペヤング餃子。

※ピンボケお詫びいたします

商品名は「ペヤングやきそばソースぎょうざ」で、20個入りで定価972円らしいが、私は800円くらいで購入。


製造元は、ペヤングと同じ群馬県の『みまつ食品』で、餃子、焼売、雲吞などのメーカーらしい。
「ぎょうざ:500グラム」らしいので、チェーン店の王将や満洲と同じ1個あたり25グラム。


原材料は、キャベツ、しょうが、豚脂、鶏肉などと一緒に、「ソース」も記載されている。
封を開けると、ペヤングっぽい、ソースの匂いがした。


とりあえず、約1/3の7個を焼いてみた。焼き方は、温めたフライパンに油、餃子、水の順で投入し、フタをして数分待つ自己流。


まずは、普段と同様、なにも付けずにひと口食べてみると、最初に感じるのは肉、次がソース。そして、最後に来るのが青海苔。
この餃子には、ペヤングやきそばのかやく=青海苔(あおさ)、紅生姜、ゴマも練り込んでいるそうだ。
中身を確認してみると、肉の割合が多めで、皮に青海苔が付いているのがわかるだろう。


肉の形状は、ペヤングに入っている、明治「チョコベビー」のような例の肉とは違うが、食感自体は似ていた。
ただし、一番印象に残ったのは、肉や青海苔ではなく、餃子には珍しい、ソースの香りと甘味かな。
商品名が「ペヤングソースやきそばぎょうざ」ではなく、「ペヤングやきそばソースぎょうざ」だった理由がわかった。

肉、キャベツ、ソース、青海苔、そして皮の小麦粉。原材料だけだと、確かに焼きそば=餃子だ。
醤油を付けたり、具材に塩分由来の味付けをする、しょっぱウマい餃子に慣れている私には、ソースの甘さに違和感があったが、
ペヤングの味を餃子で再現するという、かつてない発想と偉業は、改めて称賛したい。
ソースとマヨネーズの組み合わせが好きなので、途中でマヨを付けてみたら、さらに面白い味になった。


私は、市販の小袋に入った酢醤油ラー油は使わず、つけダレは必ず自分で調合するため、この餃子に添付された液体も使わなかったが、


酢醤油かなにかのタレだと思い込んでいた上記液体は、ペヤソースだった模様。
さっき書いたように、ペヤソースを餃子に付けてもウマくなかったのだが、せっかくなので次回はこちらを利用してみよう。

私の好きな食べ物の2トップかもしれない、餃子とペヤングのコラボ商品は、1+1=100にならず、せいぜい4くらいだったが、
今後もペヤング関連の商品は、見つけたら食べてみたいと思っている。
以前も提案したが、赤城乳業とのコラボで、「ガリガリ君 ペヤングソース味」を出してほしい。1個くらいは買うよ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7年ぶりの秋頂点を目指す -日大三高野球部2025-

2024年10月15日 | 高校野球
母校日大三高の近くにある、博多うどんチェーン『ウエスト』町田店を紹介したときにも記したが、
東京では9月から、硬式野球部の新年度チームが参加する、秋季都大会の予選が始まる。
約250チームを64組のトーナメントに分け、勝ち抜いた64校が本大会進出…というのが近年の流れだったが、
今年からは、夏の甲子園に出場した、東東京の関東一と西東京の早稲田実業は予選免除となり、トーナメント数は62になった。
三高が二年連続で代表だった去年までは、そんな優遇措置はなかったのに…と不満を抱いたファン(私)もいたが、
「新チーム結成後、公式戦の経験がないまま本大会を迎えるのもしんどい」という意見もある。なるほど。
三高は例年どおり、母校グラウンドでのブロック予選に参加した。

ブログサブタイトルの日大三高野球部2025チームの初公式戦、相手は都立広尾。
前の試合が早く終わった影響で、三高の試合開始も早まり 私がグラウンドに着いたときは、既に2回裏だった。


三高の先発は、夏も背番号20でベンチ入りしていた山口。3回表に1点を失い、1-2となったところで早くも降板。
代わって登場したのが、私が昨秋から期待していた近藤。去年までのぽっちゃり体型は、だいぶ引き締まっていた。
幸運なライナー併殺でピンチを切り抜けると、その裏に三高打線が3点を奪い突き放す。近藤投入で流れが来たのか。
5回裏には一挙6点を奪取し、10点差となりコールド勝ち。
ブロック予選 1回戦 日大三11-1都立広尾 ※5回コールド


上記画像の部員は、スコアボード故障のため、得点やストライクの黄色いなどを、手動表示する係である。炎天下ご苦労様。

試合後、控え部員に質問し、昨年もレギュラーだった本間が、新キャプテンに選ばれたことを知った。
今年も、新チームのベンチ入りメンバーを掲載する。左から背番号、姓名、学年、身長、体重、投打。

1 川上 幸希  2年 175 75 右・右
2 竹中 秀明  2年 182 91 右・右 
3 永野 翔成  2年 182 86 右・右
4 大鳥 源太  1年 172 68 右・右
5 安部 翔夢  2年 175 74 右・右
6 松岡 翼   2年 170 66 右・右
7 蔦田 大翔  2年 179 80 右・左
8 本間 律輝  2年 176 70 右・左
9 森山 櫻大  1年 176 82 右・右
10 近藤 優樹  2年 171 83 右・右
11 山口 凌我  2年 179 64 右・右
12 田中 将大  2年 175 75 右・右
13 田中 諒   1年 180 99 右・右
14 櫻井 春輝  2年 177 66 右・左
15 古関 健人  2年 178 78 右・右
16 根本 智輝  1年 173 83 右・右
17 松永 海斗  2年 177 68 右・右
18 細谷 周平  2年 170 71 左・左
19 石井 寛也  2年 184 86 右・右
20 豊泉 優斗  2年 177 74 右・右


昨年ほどではないが、今年も大柄な選手が多い。12番にマー君がいるのも心強い(笑)。
1年生は4名がベンチ入りし、10月14日の試合までに、全員出場機会があった。
中でも注目は、13番の田中。初戦の打順は五番だったが、二戦目からは四番を任されている。
1年秋の時点で四番を打った選手は、近年の三高では記憶にないし、体重99キロというのも私好みだ。
スイングには迫力があり、当たれば飛びそう…って、これは去年の四番・織田もそうだったな。
公式戦ではまだホームランは出ていないが、今後の試合での一発を待っているぞ。

初戦のスタメンはこちら。
1 ライト    森山
2 ショート   松岡  
3 センター   本間  
4 キャッチャー 竹中 
5 ファースト  田中
6 レフト    蔦田
7 サード    安部
8 セカンド   櫻井
9 ピッチャー  山口 

ファーストの田中と、セカンドの櫻井が、ふたけた背番号ながら先発出場。
さっき書いたとおり、二戦目は田中が四番で、さらに一番松岡、二番安部、五番竹中、七番森山に変更。先発投手の九番は川上。

その二戦目の相手は都立文京。都立ではそこそこ強い方だが、結果は、
ブロック予選 決勝戦 日大三10-3都立文京 ※7回コールド


文京側は、控え部員と父兄が大挙来場し、狭い観客席を占拠。私が知る限り、三高グラウンド史上最高の客入りだ。
しかも、父兄代表みたいなオヤジが大声で、「文京応援団は一塁側に、三高は三塁側に行ってくださーい」などと連呼しやがる。
20年以上三高グラウンドで試合を観てきたが、場所移動の強要、しかも相手校に仕切られるのは初めて。
三高観客席は、一塁側=左側エリアの方が陽射しの関係で涼しいため、早く来て場所を確保していた三高ファンもいる。
移動をお願いするのならば、「行ってください」じゃなく、「恐れ入りますが…」とか、もっと言い方があるだろうに。
私は指示を無視し、中央の席に陣取っていたが、周囲を文京側の父兄に囲まれてしまい、不愉快なので移動するハメに。
お陰で応援に気合が入り、勝って当然の相手とはいえ、三高打線の爆発には普段以上の拍手と称賛を送った。

投手陣は、背番号1の川上が6回を投げ、被安打3の1失点。7回からは細谷が登板も、打ち込まれ2失点し、最後は近藤が締めた。
打撃陣は、八番の櫻井と五番の竹中にホームランが出るなど、たぶん12安打。
竹中の一発は、監督か誰かはわからないが、ベンチ首脳陣からの「竹中、センター返しだぞ」との指示を、
聞いてなかったのか無視したのかは不明だが、レフトへ思い切り引っ張った(笑)豪快な3ランだった。

予選の二試合では、一死満塁の状況で、打者が内野ゴロを打ったのに、三本間で止まる謎の走塁を見せた三塁走者や、
ベンチからの「おい○○(←選手名)、もっとリードを取れ!」の指示に、うなずいて塁から離れた途端に牽制アウトになった二塁走者(苦笑)など、
間抜けなプレイもいくつかあった。まあ、「リードしろ」の声は、相手投手も聞いているので、牽制球を投げて当然である。
なにはともあれ、日大三高新チームは、予選を突破し本大会進出

10月からは、秋季都大会の本大会が開幕。既述した、64チームによるトーナメントだ。
昨年までは、東西の夏大会ベスト8=16校は、シード校扱いで、他の15校とはベスト16まで当たらなかったのだが、
今年はそれが廃止され、全チーム同条件でクジを引く。まあ、秋のシード制度なんて、2019年まではなかったからね。
夏王者の早実と関東一が、いきなり当たればいいのに…などと、強豪同士の潰し合いを期待していたら、
三高の初戦の相手は日大鶴ヶ丘に決定。いきなり系校列同士の潰し合いである。
日鶴は、夏大会はシード校ながら、二戦目で駒大高に屈するも、0-0の投手戦で、延長タイブレークでの敗戦だった。
そのとき9回無失点だった、左腕エースの住投手が新年度も残っており、苦戦必至と見られた。

三高の先発は背番号1の川上。打線は左腕対策なのか、左打者の六番蔦田と八番櫻井に代わり、右打者の松永と大鳥を起用。
新打線は、ヒットや四球でチャンスを作るも、要所で1本が出ず、4回まで残塁7、併殺1の無得点。
守っては、川上が攻め込まれ、4回途中3失点で近藤に交代。予選1回戦でも、彼の登板後に流れが変わったが、
この日もやはり、5回表に一死から本間がヒットで出塁すると、続く田中のセンターフライを相手が捕れず、幸運なヒットになる。
その後は竹中タイムリーヒット、松永四球で満塁にすると、1年生の森山がライト前ヒット。
私は走者を見ていて、打球の行方を追っていなかったのだが、どうやら外野手が捕り損なった模様で、普通の単打が走者一掃の三塁打に。
三高、運にも恵まれ4-3と逆転。ここで日鶴は、右腕の小林に投手交代。
エースKOで、一気に三高ペースになるかと思いきや、代わった小林の鋭い変化球に、三高打線は沈黙。
一方、三高の近藤も、このとき指摘したように、妙に大物感漂う態度に、日鶴打線も翻弄されたのが、スコアボードにゼロを重ねていく。
なお、ブロック予選のとき、たまたま近藤と話す機会があったのだが、実際の彼は態度はデカくなく、むしろ爽やか球児(?)であった。
9回表、四球を選んだ松岡を二塁に送ると、田中がタイムリー二塁打を放ち、待望の追加点。さすがは四番!
勝利を確信した私は、9回裏に備え、マウンドで投球練習をする近藤を撮影。顔がわからない写真でスマン。


近藤は期待に応え、9回裏もしっかり抑え、三高が5-3で勝利。


試合後の挨拶。三高は今の時代も丸刈りだ。


敗れはしたものの、日鶴の小林は4回2/3を投げ、三高に許した走者は、9回の松岡と田中だけ。
先発した住はもちろん、ブルペンで練習していた右サイドも、いい球を投げていたし、来年も手強いチームになりそうだ。

2回戦の相手は、夏ベスト4の創価を3-0で破った錦城高校。今年の本間キャプテンも、クジ運は良くないね。
この日のスタメンは、一番松永、二番松岡、六番森山、七番安部と4人の打順を変更。ただし、クリーンアップは固定された様子。
試合前のキャッチボールでは、背番号11が一番端っこにいたので、この日の先発は山口と判明。


残念ながら山口は、2回裏一死二、三塁のピンチを招いたところで、早くも降板し近藤にチェンジ。
創価を完封した錦城のエース宮地は、日鶴の住とはタイプが異なる変則左腕で、2回まで三高は無得点。
流れを考慮し、先取点を与えなくなかったのだろうが、山口が少々気の毒。
近藤はベンチの思惑どおり、堂々たる投球で後続をきっちり抑えると、3回表の攻撃で、自らヒットを放ち出塁。
バントと内野ゴロで三塁に進むと、相手ワイルドピッチで先制のホームを踏む。相変わらず、彼の登板直後は、なぜか点が入る。
その後は互いに0行進。迎えた6回表、四死球で二死満塁のチャンスに、迎えたバッターは九番近藤。
ここで近藤は、二遊間を抜ける2点タイムリーを放ち、待望の追加点。
その後も、ボテボテゴロの内野安打、ポテンヒットの二塁打、主将本間のヒット+好走塁の二塁打と続き、相手エースをKO。
代わった投手はストライクが入らず、四球、四球、エラー、四球、四球で、再び近藤の打順に回ると、この回2本目の2点タイムリー。
その後ももう1点取り、この回ツーアウトから12点を奪った、三高がコールド勝ち。


この日のMVPはもちろん、投打で大活躍の近藤である。とにかく、彼が出てくるとチームにいい流れが来る。
春と夏にベンチ入りしていなかったのは、負傷の影響だったそうで、よくぞ戻ってきてくれたよ。

以上、秋大会の4試合を簡単に振り返った。これでベスト16進出となり、優勝までも残り4試合。
驚いたことに、今年の三高は、いまだにエラーが0である。
錦城戦で、キャッチャーがファウルフライを落としたのだが、あれは失策扱いにならなかった模様。
今年のチームは、毎年恒例の「強打」に「堅守」(笑)も加わったようだ。いかん、つい(笑)マークを付けてしまった。
本当に堅守かどうかはさておき、どんな形でもいいから、今後の試合も勝ちぬいて、
7年ぶりの秋大会制覇と春のセンバツ甲子園出場を遂げてほしい。ガンバレ三高!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2玉まで無料の替玉にアタック! 新秋津『長風』

2024年10月10日 | ラーメン、つけ麺など
先日ここで告白したように、もういいトシなのに全然収まる気配がない、私の豚骨ラーメン欲
今回は、JR新秋津駅改札を出てすぐの場所にある、豚骨ラーメン店『長風』を紹介させていただく。


こちらのお店は、以前は『春樹』という屋号で、ここも『豚骨ラーメン春樹』のような店名だと思いこんでいたが、
下記の店内ノレンで、屋号が長風だと気付いた。店頭写真をよく見ると、黄色い看板の中央に同じマークがある。


屋号は違うが、現在も春樹と母体は一緒のはず。かつては立川にも、つけ麺推しの春樹があり、私もよく利用した。
つけ麺は、当時いろんな店が提供し、「またおま系」と称された、濃厚魚介豚骨スープと太麺の組み合わせ。
これは10年以上前に、ガラケーで撮影した「野菜つけ麺」だが、さすがに画像がひどすぎるので、


春樹HPからつけ麺画像を拝借。こちらは、麺とスープと具材を分けて提供する。


つけ麺は、味自体は悪くなかったものの、当時流行のタイプとは微妙に異なっていたが、
価格は他店より少し安く、しかも麺の増量は無料と、なかなか頑張っていた。
母体の会社は、華僑や在日中国人向け企業なので、春樹従業員の大半は大陸出身者だと思われるが、
仕事面で不満を抱いたことはなく、少なくとも立川市ではまともな方だった。  ※他がひどすぎるのかも
長風も、上記春樹の特徴と同様、値段はそこそこ安く、替玉無料などのサービスがあり、中国人らしき店員さんが働いている。

さっきの店頭画像を再掲載。春樹とは別のお店HPから借りたのだが、こちらは最近更新していない模様で、


デカデカと記された「らーめん550円」や、「替玉無料1玉まで」などの諸条件は、現在は異なっている。
あと、HPのURLに「chofu」の文字があり、長風は「ちょうふう」と読むことが判明。
私は知らなかったが、「長風」という言葉は実際にあり、goo辞書によると、
“非常に遠くから吹いてくる風。また、遠くまで吹いていく強い風。勢いの盛んなことにたとえていう”らしい。
てっきり、和民と魚民のように、同じく替玉無料のチェーン店『風龍』をパクったのかと思っていた。申しわけない。

こちらが最近のメニュー表で、白、赤、黒の博多豚骨ラーメンやつけ麺、ご飯ものやドリンクなども提供。


一番安いラーメンは「白」の700円。ただし、替玉は2玉まで無料になっている。
珍しく券売機も撮影。さっきの表に記載されてない、「替玉」は100円だった。


開業は2018年で、屋号はともかく店の存在自体は知っていたが、初訪問は今年の夏。
友人と近所の『なべちゃん』で飲んだあとのシメに、「近いからここでいいか」と入店。

店内はカウンター数席に、テーブルが3つほど。豚骨臭はないので、お店でスープは炊いてなさそう。
友人は、白ラーメンと「チャーマヨ丼」の「丼セット」800円、私は「赤」750円の食券を買い、テーブル席に座る。
丼セットは、チャーマヨ丼単品が200円なので100円お得だが、替玉は1度しかできないと、
壁ポスターに説明があった(画像右側)。なお、画像左端の客は、扇風機の風がガンガン当たり、涼しいどころか迷惑そうだった。


我々の席近くの壁にも、下記のような「麺の硬さポスター」が貼ってあったり、


卓上調味料の解説も記されているが、正しくは、×ホワイトペーパー→〇ホワイトペッパー、×ニンニクみじん→〇ニンニクおろし である。


ペッパーの絵も「BP(ブラックペッパー)」だし、母体の会社には日本人スタッフもいるはずなので、早急に修正してもらいたい。

しばらくすると、友人の白ラーメン+丼セットと、


私の赤ラーメンが登場。丼の大きさは普通。


チャーマヨ丼は、チャーシューの細切れに、マヨを和えた茶色いソースを絡めた珍しいタイプ。
チャーシューごはん愛好家ゆえ、少し気になったが、友人曰く「しょっぺえ」とのこと。
私が注文した赤は、普通の白に辛味噌ダレを追加したものだが、『一蘭』などのラーメンと比べると、タレが多すぎて辛い。
最近、辛さに弱い私には、この赤ラーメンは「辛ウマい」ではなく「単に辛い」であった。
「失敗だったかも…」と嘆きつつ、しっかり替玉サービスは利用する。


おろしニンニクを入れ、具材を食べ終え、引き続き辛い辛いとボヤいているうちに、またまた麺を食べ終えてしまったので、
「2玉まで無料」というお店のご厚意に甘え、再度替玉をいただくことに。


上記画像ではわからないだろうが、せっかくなので、人生初の「粉落とし」に挑んでみたが、
「やわらか」好きの私には、やはり気に入らず。粉落としとは真逆の「茹ですぎ」のような、超ソフト麺も食べてみたい。
少しでも柔らかくなるよう、しばらくスープに浸し、なんとか麺を食べ切った。


数日後、都内から西武池袋線で帰ってきて、秋津駅から新秋津駅へ向かう途中で、長風さんに寄っていく。
今回の注文は、初訪問時に友人が頼んだ、基本の白ラーメン。


前回触れなかったが、具材はチャーシュー、キクラゲ、輪切りのネギ。盛り付けの悪さはドンマイ。
スープは臭みがなく、油は浮いているがしつこくなく、ライトな仕上がり。麺は九州ラーメンならではの細麺。
以上、特にインパクトはないが、万人受けする豚骨ラーメンという印象。
すぐに麺を食べ終え、この日もやはり替玉をいただき、さらにもうひと玉頼む。


前回は粉落とし麺に挑戦したが、今回は、だいぶ前にどこかのサイトで見た記憶がある、「担々麺もどき」を試してみる。
確か、「豚骨ラーメン店には、ゴマをくるくる回してする(擂る)容器を設置してある場合が多いので、
丼の上でゴマを大量にすり、さらにラー油を加えれば、担々麺のできあがり」のような内容だった。
調べたところ、「スリッキー」と呼ぶらしい容器ですったゴマを投入し、ラー油を垂らし、ふたつ目の替玉を投入。


やる前からわかっていたが、やはり担々麺とは似て非なるモノであった(苦笑)。


それでも、ちゃんと2玉たいらげ満腹に。計3玉食べて700円のラーメンは、私が知る限りでは現在最安だ。

「ごちそうさまです」と挨拶すると、「アリガトゴザイマース」と、中国人男性店員が返事する。
前回も今回も彼のワンオペ。大繁盛でもないが、ダラダラと客が入ってくるし、私のように替玉を頼む客も多く、結構大変そう。
そういえば、数軒隣の立ち食いソバ店『木曽路』も、私の訪問時は毎回、おじさん店員のワンオペだ。
あと余計なお世話だけど、長風さんの厨房は狭く、しかも照明を節約しているのか異様に暗く、気分が滅入りそうだ。

それから数ヵ月後、3度目の訪問をしたところ、この日もやはり、いつもの男性店員のひとり回し。
よく見ると彼は、お笑い芸人「ジェラードン」のアタック西本さんに似ている気がする。
ちなみに、『一ツ橋大勝軒』のときにも書いたが、私の「○○に似ている」は、賛同を得られないケースが多い。

この日はアタック(勝手に命名)の手間を減らすべく、替玉のない「とんこつ魚介細つけ麺」(券売機表記は「魚介つけ麺」)750円の大盛を選択。
春樹のつけ麺は、麺の量を350~900グラムまで、4段階から選べたが、すべて同価格。
こちらは、並と大盛のみで、特盛は+100円だが、無料で大盛にしてくれるのだから文句はない。
いつものように、アタックが調理し自ら運ぶつけ麺がこちら。麺の量は400~450グラムくらいか。


細つけ麺というが、博多風ラーメンの麺よりは当然太く、具材のメンマとチャーシューが乗せられている。


つけスープは、豚骨ベースで魚介風味を加えた例のタイプで、魚粉と輪切りネギが浮いている。


春樹のスープの方が、もっと濃厚で私好みだったが、これはこれで、豚骨ラーメン店のつけ麺らしくていいかも。
卓上にある、替玉のときに使うラーメンダレを加えてみたが、しょっぱくてつけ麺には合わなかった。


私の食事中も、アタックは調理、配膳、洗浄と休む間もなく活躍。無料替玉の注文にも、イヤな顔せず応じている。
自分も利用したくせに書くのも変だが、替玉サービスは、せめて「ひと玉まで」にした方がいいのでは?

そんな彼を少しでも助けるべく、食後はテーブルを拭き、食器をカウンターの洗い場らしき位置に運んだ。
「ソノママデイイデスー」と困惑するアタックに、いつもひとりで大変ですよね、と声をかけると、
「ヒトリタイヘンネ。デモガンバル」と返答。彼の頑張りが報われることを、願ってやまない



博多ラーメン 長風 新秋津店
東京都東村山市秋津町5-13-42
JR新秋津駅から徒歩約20秒、西武線秋津駅からは徒歩約5分
営業時間 11時~15時、18時~翌1時
定休日 不明だが無休? アタックに休日はあるのか?
※上記データは、駅からの所要時間以外は、お店HPのデータを転記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に、ハヤシライスにもっと光を… その4

2024年10月03日 | カレー、ハヤシ
第3弾から10ヶ月以上空いてしまった、ハヤシライス称賛シリーズ第4弾。
間隔が空いてしまった理由は、前回の文末で、「五反田『グリルエフ』のハヤシライスは、次回必ずリポートする」と記したものの、
なかなか五反田に行く機会がなかったもので。私が住んでいる立川からは、決して近くないからね。
よく通っている飲み屋で、顔見知りの女性客に「近いうちに五反田に行くつもりなんだ」と告げたところ、
「そんなこと、わざわざ言わないでください」と叱られた。どうやら私+五反田=フーゾクと思われたらしい(泣)。 ※行ったことないです
それはさておき、先日ようやく五反田に足を運び、グリルエフに初訪問し、写真のハヤシライスを食べてきた。


グリルエフの報告の前に、第1弾第2弾と同様、他にもハヤシライスを数種食べているので紹介。

まずはレトルトカレーから、たまにスーパーで安売りしている、『明治』の「銀座ハヤシ」。


上記画像は、数ヶ月前にHPから拝借したもので、現在の商品には「具材25%増量」のマークが追加されている。
お皿に移してレンジでチンして、温かいご飯に盛りつけ完成。


玉ねぎの甘味と旨味を感じるソースは、さほどくどくなく、ガツガツと食べられる。
以前、「レトルトのハヤシはハズレがない」と記したが、この商品も、安売り(108円だったかな)ではもったいない高品質だった。

同じレトルト商品では、『日清食品』の「ハヤシメシ デミグラス」定価289円が、100円台で売っていたので購入。


フタをはがすと、中には固形のご飯とルウが入っており、カップ麺のように熱湯を注いでフタをする。


5分待てばハヤシライスの完成…のはずだが、画像のように泡しか見えない。


フタに記載された、「グルグルとかきまぜて」の指示どおり、かき混ぜていくと、下記のようになる。


味の方は、さすがは日清。水分が多い分、味付けを濃くしており、ちゃんとハヤシライスっぽくなっている。
けれども、いかんせん「ツユだく」すぎるし、ご飯も少ない。デミソースが余ったので、自宅の冷やご飯を追加した。


全体量こそ少ないが、食器や米は不要だし、作るのも簡単なので、いいレトルト商品だと思う。

ここからは、お店で食べたハヤシライスを紹介していく。
まずは、昨年末に立川駅北口に復活した『吉野家』。
1月頃、牛丼のテイクアウトを買いに寄った際、下記の広告を見て、3日後に再訪問し、


「新 牛ハヤシライス」589円を店内で食べた。 ※上記画像の578円は持ち帰り価格


メニューに「新」とあるが、私は旧ハヤシを食べたことがない。やっぱり吉野家では牛丼だよ。
味の方は、ハヤシソースは苦みを抑えた無難な味だが、牛肉が柔らかいけど歯応えがあり、いかにも吉野家。
卓上の紅生姜と七味を加えると、ますます牛丼みたいなテイストになった。


肉と玉ねぎの形状は、牛丼に使用しているものとそっくり。HPの説明によると、やはり具材を流用している模様。


原材料が共通しているハヤシライスは、牛丼チェーンで提供するのに適しているメニューかもしれない。

続いては、同じく牛丼チェーンの『松屋』。
今年2月頃提供していた、ハヤシライス風メニュー「カットステーキのハッシュドビーフ」890円を注文。


ご飯、ハッシュドビーフ(略)、そして味噌汁。店内チラシに「味噌汁の味が変わりました」と記されていたが、特に印象ナシ。
メンドーなので、ハッシュ(さらに略、以下同)を最初からご飯にぶちまけたら、ハッシュ皿の底にメシが付いてしまった。


松屋のハッシュは、吉野家より旨味とコクが強い。さすが、「シュクメルリ 」など海外の料理を多く手掛けているだけのことはある。
具材は、こちらも牛めしの肉と玉ねぎを流用し、さらに牛肉のカットステーキを追加している。
ここでもやはり、紅生姜と七味をプラス。以前も記したが、紅生姜は吉野家の方が味が上品で、絶対に美味しい。


ハッシュ自体は文句ないが、不満なのが上に乗っているカットステーキ。


レアな仕上がりだったのだが、硬くて臭くて旨味は皆無で、正直ジャマ。


確か「ヤフー知恵袋」だったと思うが、“松屋のハッシュのステーキは羊じゃないのか?”という質問があった。
さすがに羊肉は使っていないだろうが、私も一瞬、何の肉だかわからなかったので、質問者の疑問は理解できる。
あんなステーキもどきは乗せなくていいから、吉野家と同様590円か、せめて690円くらいにしてほしい。
そもそも近年の松屋は、客に商品を運ばせるセルフサービスにした割には、値段がどんどん上がっていてけしからんね。

今回ブログのメインを飾る、5品目のハヤシライスは、冒頭で触れた五反田の洋食屋さん『グリルエフ』。
創業は1950(昭和25)年なので、今年で74周年という歴史あるお店だ。
駅から徒歩1分と聞いていたが、駅チカとは思えぬ渋い路地裏のような一角にお店があった。
路地裏にもかかわらず、人通りが多かったのでお店の外観は撮れなかったが、看板はしっかり撮影。


特撮作品のタイトルロゴみたいな、いかにも昭和チックな独特の字体が気に入った。
看板ロゴの怪しさ(失礼)に反し、店内はBGMもなく、静かで厳かな雰囲気。若い男性店員に案内され、カウンター席へ。
2階に座敷席もあるようだが、店内はさほど広くなく、お店パンフレットによると、1界は最大17席とのこと。
先客の大半が「ハヤシライス」を食べており、ほぼ同時に入店した若い女性客もハヤシを頼んでいた。
かつては、メニューに載っていない裏メニュー扱いだったそうだが、現在は一番人気商品となった模様。
老若男女、いろんなお客さんがいたが、皆さんほとんど言葉も発さず、黙々と食事を楽しんでいる。

厨房ではチーフシェフと思われる方が、大きな鍋に入った黒褐色のソースを、木製ヘラでかき混ぜている。
どうやらあれが、ハヤシライスのベースにもなる、お店特製のデミグラスソースのようだ。

※お店パンフレットの写真を撮影

私の隣席にいた四十代くらいの男性客は、食べ終えたあと周囲を見回し、ほんの一瞬皿に口を付け、残ったソースを啜っていた。
私に思いっきり目撃されているし、いいトシして恥ずかしい行為だが、どうしてもソースを舐めたかった気持ちはちょっとわかる。

男の退店と入れ替わるように、私の席にスプーンと紙ナプキン、


ラッキョウ、福神漬け、紅生姜の薬味3点セットが運ばれてきて、


その直後に、メインのハヤシライスが登場。冒頭の画像を再掲載する。


ハヤシは、牛肉と玉ねぎとマッシュルームを炒め、デミソースを加えて仕上げるソテータイプ。彩りのグリンピースもいい脇役だ。


最初は、お上品に少しずつソースを取り分けていたが、


途中でいつものように全部ライスへ。ただ、松屋のときのように直接ぶちまけたりはせず、ちゃんとスプーンですくって移したよ。

※紅生姜も添えた

玉ねぎは、硬すぎず柔らかすぎず、どれも均等な食感に炒められていた。牛丼屋の玉ねぎは、たまに硬いのが混ざっていたりするけどね。
牛肉も、大きめサイズで一見歯応えがありそうだが、食べやすい柔らかさに仕上げてある。さすがは老舗レストランである。
そして、開店から継ぎ足されてきた(お店パンフより)デミソースは、まずほろ苦さを感じ、その後芳香が追ってくる。
玉ねぎの甘味や、牛肉の旨味を引き立たせるテイストで、スプーンが止まらず。さっきの客のように、ついお皿を舐めたくなる(笑)。
お店パンフには、20:40ラストオーダーと記してあったが、この日は20:10に伝票がやってきた。


1500円という価格を高く感じない、老舗洋食店の底力を知らされたハヤシライスであった。五反田まで足を運んだ甲斐があったよ。

以上、5種のハヤシライスを紹介してきたが、次回第5弾は、レトルトは避け、洋食店のハヤシを軸にしたい。
五反田よりも遠いが、やはり浅草や日本橋など、東京の東側に行かないとダメかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会えない時間が 愛育てるのさ 高津『しくよろ亭』

2024年09月30日 | 餃子
かつて、TVを中心としたマスコミ業界では、「銀座で寿司」=「ザギンでシースー」のような、あえて逆にする言葉が流行っていた。
私が業界の末端に足を踏み入れた頃(注:現在も末端のまま)は、そんな業界用語を使うヤツはほぼ滅亡していたが、
「よろしく」→「しくよろ」だけは、積極的に使っていた人間がいた。
私は、そいつが嫌いだったし、そもそも業界用語自体を拒むタイプなので、しくよろなんて言葉は口にしたことがない。
なので、餃子専門店『しくよろ亭』も、だいぶ前から存在は知っていたのだが、
いかんせん屋号に嫌悪感があり、餃子好きにもかかわらず、訪問する気にならなかった。

それから時は流れて。つい最近、しくよろ亭店主のブログ「ぎょーびー@365」を発見。
近年は更新していないが、餃子を提供しているお店を一日一軒ペースで365日以上訪問し、ぎょーびー=餃子とビールを注文・紹介している。
そのブログから、店主の並々ならぬ餃子愛を知ると同時に、彼の餃子を味わいたくなり、先日初訪問してきた。

お店の場所は川崎市高津区で、最寄り駅は東急田園都市線の高津駅だが、隣の溝の口駅やJR武蔵溝ノ口駅からも歩ける。
私の地元立川市からは、そこそこ離れたエリアではあるが、数年前に足繁く通っていた、
激安食堂『おばちゃん八百屋』や、煮込みの『タイガーワン』(現在はどちらも閉店)からも近く、あの頃来ておくべきだったかな。
東急線代をケチり、武蔵溝ノ口から歩き、お店に到着。


看板の「手のし餃子」とは、「一枚一枚、手で延ばした皮を使ったこだわり餃子」のこと。 ※お店HPより
期待が高まる中、ドアを開けて入店。店内はカウンター5席に4人テーブル席がひとつ。私はカウンターの端に着席。
働いているのは男性店主ひとり。私より年長で、ちょうど「ザギン」などの業界用語を使っていた世代に該当しそうだが、
現在の風貌は、そのような言葉を使うようには見えない、寡黙でマジメそうな方である。

先客が、「ほろ酔いセット」500円を注文したので、私も相乗り。
その他、「水餃子」と、餃子は時間がかかりそうなので、「自家製チャーシュー・小」も頼んでおいた。
ほろ酔いセットとは、「焼餃子3ヶ」と「生ビール小」の組み合わせで、まずはビールが登場。


つまみ完成まで時間があったので、卓上のメニューを撮影した。
「焼餃子」と水餃子は、それぞれ5ヶ550円。水餃子はシイタケやセロリ入りもある。


「揚げ餃子」は4ヶ600円で、皮で具材を包まない、珍しい「オープンギョーザ」は4種で650円。


メニュー上段に記載された、「餃子ごとに皮も中身も変えている」のと、「すべてにんにくは使っていません」のがこちらの特徴だ。
餃子以外のメニューはこちら。私が注文したチャーシューの他、ナムルなども小サイズ(たぶんハーフ)が選べる。


カレー粉&ケチャップのソーセージ「カレーブルスト」という料理は初めて知った。
最後にドリンクメニュー。生ビールはサッポロ樽生で、小は380円。


ほろ酔いセットは、焼餃子3ヶで330円相当+ビール小380円=710円が500円なので、なかなかお得である。
上記以外にも、おつまみメニューや焼酎などが、下記画像のように壁紙で提示されている。


焼酎3種の上の黄色いマークは、「飛び出し注意」の警告で、具材に練り込んだスープが飛び出す場合があるようだ。


すでにビール小を飲み終えているが、餃子などはまだ到着しない。ドリンクメニュー欄には、
「餃子と言ったらビールですね。ざーぎょーとるーびー、しくよろ、みたいな…」という一文があるので、
この日は私も「ぎょーびー」に徹しようと、通常サイズの生ビール500円をお替わり。

2杯目のビールを半分ほど飲んだ頃、ようやく餃子が焼き上がった。


大きさは普通だが、焼き色が揃っており、裏返してみると、包むときのヒダの数も多く、丁寧に調理されたのがわかる。


食べてみると、ドバっと出てくるほどではないが、確かにスープが含まれている。
具材は野菜多めで、ニラの印象が強い。味が付いているのでタレは必要ないが、少し醤油を垂らしてみた。


卓上にある調味料は、醤油、酢、ラー油に、黒酢と一味。特に珍しいものはないかな。


もう1杯ビールをお替わりし、店主推奨のぎょーびーを改めて撮影。


その後、水餃子が茹で上がり、


さらに自家製チャーシューの小も運ばれてきた。


水餃子は焼餃子よりも皮が厚めで、野菜は少なめ。肉臭さはなく私好みの味で、具材に含まれるスープも多い気がした。


しっかりとした味付けゆえ醤油は不要で、一味を少しだけ付けてみた。


チャーシューは、柔らかい豚バラ肉が3枚。甘口ダレを絡め、ネギやカイワレを巻いて食べる。


中華屋さんのおつまみのように、冷たいチャーシューを並べて出すスピードメニューと予想していたが、温かい状態で出された。
また、カイワレが綺麗に揃えてあるのが、店主の生真面目さを表している。

水餃子を食べ終えたので、揚げ餃子を追加しようとしたが、壁のメニューに、ポテトフライと揚げ餃子の組み合わせ、
「ギョーザ&チップス」700円があったので、そちらをオーダー。元ネタは、英国料理のフィッシュ&チップスだろう。
カウンター席後方の壁には、ユニオンジャックの旗が掲示してあり、
別の場所にはビートルズ関連のレコードも飾ってあるなど、店主はイギリス好きなのかもしれない。


店内BGMでも、ビートルズの楽曲が流れていたのは、立川の洋食店『にゅうとん』と共通している。

「お時間かかります」と告げられたように、揚げ餃子は、茹でてから揚げるので時間がかかる、と知っていたが、
店主は私の注文が入ってから、揚げ用鍋に油を注ぎ、ガスを点火した。そういえば水餃子も、注文後に水が入った鍋の加熱を始めていた気がする。
油やガスを無駄にしない調理法だが、驚いたことに店主は、油が適温になるまでの間、焼餃子用の鉄板を外し、流水で洗い始めた。
付着した焦げなどを取り除くことで、綺麗な焼き目が付くのだが、鉄板の温度が下がるし、そもそもメンドーなので、
普通のお店は、ラストオーダー終了後に一度掃除するだけで、営業中に鉄板を洗浄するお店は初めて見た。
時間はかかっても、納得できる状態の餃子を食べてもらいたいという、店主のストイックさがうかがえた。
数分後、油鍋に投入したポテトが揚がると、すべて鍋からすくい、入れ替わりで餃子を揚げる。
一緒に揚げた方が当然早いし楽なのだが、それをしないのも店主のルールなのだろう。
餃子も揚がり、ケチャップとマスタードとともに、ギョーザ&チップスが提供された。


英国風パブチェーン『HUB』のフィッシュ&チップスと同様、英字新聞風の敷き紙に、たっぷりのポテトと揚げ餃子が2個。


ポテトでビールを飲み、もう1杯お替わり。最近は焼酎ばかりだったので、こんなに生ビールを飲んだのは久しぶりだ。
揚げ餃子も食べてみると、3種の餃子の中ではもっとも味が濃く肉汁がジューシー。


メンチカツのような味わいで、ビールとの相性も抜群だが、皮がサクサクなので、メンチよりも食べやすい。
この餃子も、調味料ナシで食べられるが、せっかくなのでケチャップとマスタードも試してみた。


以上、3種の餃子計10個とチャーシューにポテト、生ビールも4.5杯飲み干し、いい気分になったところでお会計。

今回タイトルの「会えない時間が 愛育てるのさ」は、一度は食べてみたいと、長年待望していたこちらの餃子への感情もあるが、
実際は、「しくよろ」から連想した、郷ひろみさんの名曲「よろしく哀愁」の歌詞の一部である。わかる人にバレバレだよね。
無論、ストイックな店主が丹精込めて作った、しくよろ亭さんの餃子は、期待どおり美味しかった

滞在中、私以外にもお客さんは数名いたが、店主は誰とも私語を交わさず、調理に集中。
そんな寡黙な店主に、会計後あえて話しかけてみた。
私「ぎょーびー365というブログ拝見しました。勉強になりました」 店主「ああ、それはどうも」
私「もう更新はなさらないんですか?」 店主「お店を始めたから、できなくなっちゃったんです」
確かに、夜は営業があるし、昼間は仕込みに精を出している店主が、餃子とビールを楽しむのは難しそうだ。
ちなみに、そのブログの最終更新は2012年11月。最後に紹介したお店は、自身のお店『しくよろ亭』であった。

最後に、メニューブックに記された、お店データの画像を掲載し、今回はおしまい。



餃子 しくよろ亭
神奈川県川崎市高津区溝口4-1-5
東急田園都市線高津駅から徒歩約1分、溝の口駅やJR武蔵溝ノ口駅からも徒歩約10分
営業時間 18時~24時
定休日 日曜、その他不定休あり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする