明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

お肉バンザイ! 成増『肉の宝屋』

2016年06月23日 | 定食、食堂
前々回の秋津『野島』でも触れたが、お肉屋さんが営む飲食店は良店が多い。
例を挙げれば、メンチカツで行列ができる吉祥寺『さとう』、立ち飲みも楽しめる上野アメ横の『肉の大山』。
そして、上記2店ほど有名ではないが、私が自信を持ってオススメするのが、
板橋区成増の住宅街にある、食堂兼居酒屋の『肉の宝屋』だ。
店舗隣は、現在こそコインランドリーになっているが、つい最近まで精肉店だった。


これはメニューの一部。お肉屋さんらしく、肉料理や揚げ物が中心。


一方、こちらは定食などの食事メニュー。


2枚のメニュー写真を見て、どの料理もかなり安いのにお気付きだろう。
あと、「ハムエーク」「コロケ」など、表記の一部が奇妙だが、気にしないでちょうだい。
もちろん、ただ安いだけでなく、量も多く味もいい。
これまで、友人たちと何度も通い、いろいろ頼んだメニューから、おススメ料理の一部を紹介していく。

まずは、最初の訪問時に頼み、真っ先に出てきた「鶏サシ」。


プリプリの大きな身が、推定15個も盛られているのに価格は400円! 
もうこの時点で、ここは絶対いい店だと確信

続いて、「鶏手羽先」を頼んだら、素揚げではなく唐揚げタイプだった。


衣にも味が付いていて、いいツマミになる。4本で400円。
写真奥に見えるのは、限定メニューの「砂肝たまり漬け」。
ニンニクたっぷりなので、注意が必要だ(値段は失念)。

肉ばかりなので、口直しに「湯とうふ鳥肉入り」を頼んでみたら…

 
肉の方が断然多い! これでは「鳥の水炊き豆腐入り」である。
ひとりでは食べきれない量なのに、これも400円とは恐れ入る。

鶏肉の次は豚肉料理を。まずは人気商品の「ロースかつ」。


この分厚さでなんと480円! 付け合わせのハム、野菜、ナポリタンだけで480円取るとこもあるぞ。

「ポークロースどて焼き」も頼んでみたら…


どて焼き=味噌焼きだった。甘しょっぱい味噌タレに、酒が進む。
ナイフとフォークが出てきたが、値段は相変わらず、庶民価格の500円。
なお、料理の付け合わせには、キャベツなどが供えられているものの、
野菜系のメニューは皆無。しいていえば「枝豆「と「キムチ」くらいか。
「ウチは肉屋だからねえ」という店主の言葉を、お肉好きの私は全面支持。

牛肉料理も、タタキやレバー焼きなどがあるが、こちらは「ローフトビーフ」※ローストにあらず


定価500円だが、店主が「端っこの方で少ないから半額でいいよ」と、250円にしてくれた!
他の店で、ローストビーフを高いカネ出して喰うのがバカらしくなってくるよ。

鶏豚牛の他にも、馬刺しや合鴨ステーキ(写真)もある。


ほど良く脂がのった鴨肉がたくさん盛られて680円。他の店で、合鴨を高いカネ~以下同。

お惣菜からは、私の大好きな餃子(表記はギヨザ)を。


お肉多めだけどしつこくない、お肉屋さんの惣菜らしい一品。値段は5個で380円。

最後は食事でシメようと、チキンカツカレーを注文。


家庭的な風味のカレーが、大きなチキンカツにかかっている。
写真ではカツは3切れくらいしか見えないが、実際は6切れあった。これで680円。
ちなみに、こちらのお店は、680円が最高価格だ。

ドリンクメニューはこんなかんじ。


全体的に安いけど、ホッピーの外中併せて300円は、ずいぶんお得だよね。
ジョッキが、冷凍庫でキンキンに冷やしてあるので、これからの季節はビールもウマいよ。
我々は、最初の1杯はビール、2杯目以降は焼酎ボトルを飲んでいる。
懐かしい焼酎貴族「トライアングル」1800円だ。


写真は4月に入れた1本目だが、現在は4本目が入っている。
昼酒愛好会の詳細については、また改めて。

今回紹介したメニュー以外にも、素晴らしい料理がたくさんあるので、ぜひみなさんも足を運んでほしい。



肉の宝屋 
東京都板橋区赤塚3-38-8
東武東上線成増駅から徒歩約5分
営業時間 11時~14時半、17時~22時(21時半ラストオーダー)
定休日 日、月
※お食事だけのお客さんも大勢います


※2024年2月頃、残念ながら閉店なさったようです
コメント (2)
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