明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

24時間飲める大衆らーめん酒場 大久保『桔梗』

2018年09月02日 | 居酒屋・バー
前回日記のつづき。
母校野球部が甲子園出場を決めた、神宮球場での試合を見届けたあと、


同行した友人と、祝杯を挙げるべく新宿へ移動。神宮球場の界隈は、昼から飲めるところは少ないからね。
クソ暑い時期なので、駅からあまり歩かず、なるべく安く飲めて、空いていて落ち着ける店を希望。
以前紹介した『ねこ膳』さんはやや遠く、ションベン横丁の店は狭くて落ち着かないし、チェーン店はイヤなので、
結局は大久保駅にも近い、24時間営業の『桔梗』に決定。
入口看板には、今回のタイトルである「大衆らーめん酒場」と記してあるが、正式な店名は『めん屋 桔梗』。
場所柄、落ち着けるかは微妙だが、昼はそこそこ空いてるし、テーブル席に座れるので一応はくつろげる。
なお、ブログのカテゴリーは、「ラーメン」か「中華食堂」か迷ったが、一応「居酒屋・バー」扱いにしておく。

この桔梗というお店、私はここ新宿店と阿佐ヶ谷店しか入ったことはないが、都内各地に存在するらしい。
一応はつけ麺がメインなのだが、各種アルコールや、独自のおつまみメニューを揃えている店舗も多いようだ。
よく利用する阿佐ヶ谷店はかつて、朝4時45分まで、という謎の営業時間ゆえ、始発を待つのに重宝した。
阿佐ヶ谷店でよく頼んだのが、「おつまみセット」のハーフで、確か350円くらいだった。
チャーシュー、メンマ、玉子、モヤシ、ネギの盛り合わせという、ラーメン屋らしいおツマミなのだが、
桔梗のはハーフでも量が多く、酒のお供に適しているのだが、ご覧のとおり見た目がよろしくない(笑)


上記画像はまだマシな方で、かつては「他の客の残りかよ?」と心配になる盛り付けもあった。
ただし阿佐ヶ谷店は、深夜帯は大陸系の店員がひとりで回していたため、仕方がない面もある。
その点、新宿店は従業員が多いので、同じ「おつまみセット(小)」380円でも、下記のようにキレイ…でもないか。


まあツマミとしては問題ないし、そもそも腹に入っちまえば同じだからね。
書き忘れたが、我々はドリンクとしてホッピーセット380円を注文。中は230円で外は150円。
他のドリンク類は、生ビールが450円、サワー各種が280円~と、新宿エリアにしては良心的な価格。
腹が減っていたので、バンバンつまみを注文。まずは「焼餃子」190円と、


「水餃子」220円。値段からもわかるだろうが、どちらも味は、いたってフツーである。

※盛り付け、やっぱりよくないね

続いて、「お父さんのマカロニサラダ」290円と「お母さんのポテトサラダ」380円は、一緒に盛られて登場。


お父さん、お母さんの意味は不明だが、ほんのりカレー風味でウマかった。
ならばカレーも食べようと、壁メニューにあった「おつまみミャンマーカレー」380円を追加。
こちらの店員さんも、ほぼ外国人ばかりだが、ミャンマー出身の方がいるのだろうか。
ちなみに、店員さんはみな勤勉で、日本語はちゃんと通じるし、調理・配膳も素早いので、不満を感じたことはない。
しばらくして、熱々のミャンマーカレーが到着。


小皿に取り分けたのがこちら。じゃがいもに鶏肉、そして大根と色鮮やかなオクラが入っているのが珍しい。


ミャンマーつながりで、こちらも壁メニューで気になった「ワカウキン(ミャンマーポークソテー)」380円も注文。


赤く甘酸っぱいタレを付けて食べる。ハーブみたいなスパイスがかかった肉は、やや硬めだった。
さらに、ミャンマー最大の都市で、かつての首都の名前がついた、「ヤンゴン玉子焼き」480円も頼んでみた。


簡単にいえば、油分多めの玉ネギ入りオムレツだが、味付けがかなり濃い。
例えるならば、玉子チャーハンのメシ抜きといったところか。おかげで酒がすすんだよ。
結構飲んだので、トイレに行ってみると、壁一面になぜか、大量のお色気写真が!

※上記画像、gooブログに怒られたら、すぐ削除します

これらの写真が、なぜ居酒屋のトイレに貼ってあるのかは不明。オーナーの趣味か?
もうひとつの謎が、壁メニューの「チーズ盛り」。


18時~朝5時でなく、6時から5時と23時間限定なのがおかしい。
賞味期限が翌朝5時までなのかな? そんな新鮮なチーズを使っているとは思えないが(失礼)。

さて、昼間から飲み続けたので、そろそろシメにしようと、お店自慢の「つけ麺」の塩味780円を特盛でオーダー。
冒頭で触れたように、桔梗さんは元々、つけ麺メインのお店だったからね。
麺の量は、340グラムの並から170グラム刻みで、680グラムの特まで同料金。しかも味玉に煮豚など具材も豊富。
具も量もいらないという、少食の方はともかく、飲んだあと数人で分けて食べるのには、ありがたい価格。
しばらくして、割りスープと一緒に塩つけ麺が登場。


お椀をもらいシェアして食べる。モチモチの太麺と塩スープの相性がよく、満腹だったけどスルスル食べられた。
満足したところで、「ごちそうさま、お会計をお願いします」。
帰り間際、店内に設置されたテレビで、「日大三優勝」のニュースがタイミングよく流れ、いい気分で店を出た。

これまで何度も利用している桔梗さんだが、いまだに店名の由来は知らない。たぶん花の名前だと思うが。
調べてみたところ、桔梗の花言葉は「永遠の愛」「誠実」だって。
トイレの写真とおつまみセットの盛り付けはともかく(笑)、麺の増量無料に安価な酒・ツマミと、
誠実な営業をしている桔梗さんを、私は永遠に愛し続けるよ。



めん屋 桔梗(ききょう) 新宿店
東京都新宿区西新宿7-6-8
各線新宿駅から徒歩約8分、西武線西武新宿駅から徒歩約5分、大久保駅から徒歩約4分
営業時間0時~24時間 年中無休
※麺類など食事だけの注文も当然可
コメント
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