新型コロナウイルス騒動以外にも、なにかと不愉快なことの多い今日この頃。
たとえば母校野球部の準々決勝敗退とか(笑)。笑ってられない試合内容だったが。
こうなったら、ウマいもんでもガッツリ食べて、気分を晴らすしかない…
そんなとき、私がよく利用するのが、分倍河原の焼肉屋さん『ホルモン大学』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f3/eedc53792527d2626be2f39caea5304b.jpg)
お店の場所は、以前紹介した、ラーメン居酒屋『しょうちゃん』のすぐ近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a4/59aadbff0df428393b84bc6bbc56ab3c.jpg)
※しょうちゃんの「W背脂こってり豚骨ラーメン」
以降で、こちらのお店について語っていくが、料理などの画像はこれまでに撮りためたもので、
母校敗戦で大量ヤケ喰いしたわけではないので誤解のないように。
創業は1972年。お父さん、お母さん、息子さんで営む、家族経営の庶民的なお店である。
店内はテーブル席3つとカウンターに5席。カウンターには写真のロースターがふたつ設置してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/91/4806553a270b3705d1ad362b162d0a3e.jpg)
ホルモン大学さんのおすすめポイントは、ズバリ「安さ」。
こちらがメニューの表面。お肉などの焼き物や食事類ほか。毎度のことながら、影が映りこむヘタな撮影ですまん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/43/283d141609e146da673b7570f9aaaa94.jpg)
裏面にはドリンクや一品料理。厨房やお店のサイズを考慮すると、品数豊富である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/18/506e491bb76611b8c1b5a53c038f08a7.jpg)
お肉の最高値は「牛タン塩」の580円。「キリン瓶ビール」も大瓶で500円。格安チェーン店よりも安いぞ。
もちろん、量が少ないわけでもなく、こちらは「バラ塩」350円と「豚ホルモン」300円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/5c/7f3883c27caf066a4d523f560f61e0a6.jpg)
1人前としてはじゅうぶんな量だし、豚ホルモンはつい最近まで250円だった。
下記画像は、ホルモン1人前を焼いているところ。大小サイズは異なるが、全部で13切れもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/31/15276dccaf823ce35d987877184796dc.jpg)
肉が丸まらないよう、切れ目が入っているのも嬉しい。タレに漬けこむ手間などを考えると、300円でも破格である。
こちらのお店には、友人たちとも訪問したことがあるが、大半はカウンター席でのひとり焼肉だ。
「最初はタン塩」「濃い味はあと回し」「火は通しすぎない」「野菜も喰おう」など、焼肉にもセオリーがあるようだが、
好きなモノを、好きな順番で、好きな焼き加減で、好きなだけ食べるのが私の流儀だ。
以前、珍しく“最初は塩”を試してみようかと、「肩ロース」「ピートロ」「カルビ」の塩を先に食べたところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/be/dd9023f50ed1257858f6b4804d8a7599.jpg)
すぐにお腹いっぱいになってしまい、その日は結局、一番好きな部位のタレ焼きを、あまり食べられず(苦笑)。
トシのせいか、最近は胃が小さくなったよ。まあ、「あまり食べられず」と言いつつ、しっかり2人前たいらげたが。
私が好きな部位は、脂が乗った「カルビ」や「肩ロース」など、わかりやすい味の部位(←子供かよ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/24/2657307aa2d3a2c4d6152d6ec00492ce.jpg)
※「カルビ」1人前をすべて焼いたところ
そして、さきほど「一番好きな部位」と記した、ここの一番のオススメはハラミである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9f/73e05f5783c576e4ebaa2bf3ec4c7f46.jpg)
メニューには「ハラミ」としか記載されていないが、タレでも塩でも注文可能(「肩ロース」も同様)。
下記画像は、塩とタレをそれぞれ焼いたところ。さっき、ホルモンの画像にも映っていた白い物体は「ニンニク」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ca/6698a47000d5ca0a77e8a11ec300545f.jpg)
歯応えよく、脂も適度で、旨味はしっかり。そんな素晴らしいお肉が1人前450円!
ホルモン大学より高いハラミを出す店は多い。というか、ここより安い店は希少だが、味で上回っている店はほとんどない。
私自身は、高級焼肉店で食べた経験はほとんどないし(叙々苑くらい)、価値観は人それぞれ異なるけれど、
ハラミはここのでいい。と最大文字で主張しておく。
他に、私が毎回必ずオーダーするのが、この「つつみ菜」250円で、写真は2人前(奥はハラミ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/1761dc3f75f9fbb710d9cdbea1749690.jpg)
野菜嫌いゆえ(←やっぱり子供か)、飲食店ではサラダなど滅多に注文しない私が、唯一欲する野菜料理、
それが焼肉屋のサンチュであり、ホルモン大学のつつみ菜である。熱々の肉を包んで食べると実にウマい。
そして、もうひとつ必ず頼むのが、さっきのホルモンやハラミの画像に映りこんでいた「ニンニク」100円だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f2/382163e48d472755a3038aa2c47b6496.jpg)
※ハラミ画像のアップ
ロースターの端っこに置き、弱火というか余熱でじっくり焼くと、ホクホクの食べ頃になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/06/3464715ccae6c3c00decf59845d659b3.jpg)
見た目はよろしくないけど、食べるとおいしいし、臭みもなくスタミナも抜群。
そもそもニンニクは、生だとお腹を壊したりするから、じっくり加熱するといいんだよね(←漫画「美味しんぼ」で得た知識)。
ホルモン大学さんには、キムチやサラダの他、「野菜炒め」や「ジャン玉」などの一品料理もある。
ジャン玉とはジャンボ玉子焼きの略で、ジャン=打鐘ではないのでご注意を。このネタ、競輪ファンにしか伝わらないね。
「ライス」を頼むお客さんが多いが、「チャーハン」も人気商品。これら焼肉以外のメニューは、お母さんの担当だ。
私も「チャーハン」と「味噌ラーメン」を食べたことがあるが、先日は初めて「ラーメン」500円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/99/214506714e420d33d1feda2d9132e83d.jpg)
具材はネギ、ニラ、人参、モヤシ、ワカメ。お肉は入ってないので、残っていたハラミを追加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/dc/6bbcc8ac770d3424fa86b5621b54225c.jpg)
焼肉のシメゆえ味は薄口。濃い味が好きな私は、残った焼肉タレを混ぜた。
ラーメンを食べ終えひと息ついていた私に、お父さんが「どうぞ」とお水を持ってきてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2d/7274da485121457adafb0b49a8dde918.jpg)
以前は、肉類の調理はお父さんが担当していたが、近年は息子さんに任せ、自身はサポート役に徹している。
さらに今年からは、爪のネイルが鮮やかな、若い女の子が手伝うようになった。
聞いてみたところ、やっぱり店主夫妻のお孫さんで、お店で働く息子さんの姪にあたるお嬢さんらしい。
二代目、さらに三代目候補まで出現し、ホルモン大学さんの将来は安泰のようだ。
もちろん、お父さんとお母さんもまだまだ元気だし、これからも現役で頑張ってほしいよ。
お会計してお店を出たら、入口近くの壁面に、写真の「感染防止徹底宣言ステッカー」が貼ってあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b0/7fc33c204759f257c484403fc5f5f868.jpg)
※ピンボケ失礼
8月中は、22時までの営業となるが、感染対策はしているようなので、安心して食事ができる。
さすがの私も最近は、お店を出たらすぐにマスクを装着する。正直、息苦しいし面倒ではあるが、
マスク内に閉じ込められた、焼肉の香りを食後もしばらく楽しめるのは悪くないかな。
ちなみに、店内には煙を吸うダクトもないため、帰宅後も服についた匂いでメシが喰えるぞ(ウソ)。
最後に、屋号『ホルモン大学』の由来について。以前、テレ東の「アド街ック天国」の分倍河原特集で紹介された際、
お父さんが「オレが大学行けなかったから、この名前にしたんだ」というようなことを語っていたが、
それはお父さんの照れ隠しであり、事実とは異なる。
だいぶ前に、私がご夫妻に聞かせていただいた由来は、以下のとおりであった。
「府中には東芝とかNECとか大きな会社があるでしょ。
このお店ができた頃(注:今から50年ほど前)は、地方から来た若い社員が、この周辺に大勢下宿していてね。
みんな高校を出たばっかりで、食べたい盛りだけど、そんなにお金は持ってないでしょ。
そんな若い子たちでも、安い値段設定で安心して焼肉を食べられるよう、この店名にしたんだよ」
そう、ちょっとユニークな『ホルモン大学』という屋号には、
「大学生くらいの世代の若者たちに、たくさんのお肉を安く食べさせてあげたい」
という、ご夫妻の愛情が込められていたのである。この逸話を聞いたとき、感動したのは言うまでもない。
とりあえず、東芝やNECはこちらのお店に、「社員がお世話になりました」と、巨額の寄付金を贈呈するべきだな。
若者ではない私が、こちらに入学(初訪問)してから、およそ10年の月日が流れた。
最近では他の焼肉店に行っても、「ホルモン大学の方が安くてウマい…」と母校(?)への愛情は募るばかり。
現在10年生の私だが、ホルモン大学は一生卒業しないつもりだ。
今後、書く機会はなさそうだが、履歴書には「最終学歴:ホルモン大学」と記入する。
ホルモン大学
東京都府中市美好町1-40
JR&京王線分倍河原駅から徒歩約5分
営業時間 火~土 17時~23時 日・祝は17時~22時 食事のラストオーダーは1時間前
定休日 月曜、年末年始
※人気店なので予約した方がいいです
たとえば母校野球部の準々決勝敗退とか(笑)。笑ってられない試合内容だったが。
こうなったら、ウマいもんでもガッツリ食べて、気分を晴らすしかない…
そんなとき、私がよく利用するのが、分倍河原の焼肉屋さん『ホルモン大学』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f3/eedc53792527d2626be2f39caea5304b.jpg)
お店の場所は、以前紹介した、ラーメン居酒屋『しょうちゃん』のすぐ近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a4/59aadbff0df428393b84bc6bbc56ab3c.jpg)
※しょうちゃんの「W背脂こってり豚骨ラーメン」
以降で、こちらのお店について語っていくが、料理などの画像はこれまでに撮りためたもので、
母校敗戦で大量ヤケ喰いしたわけではないので誤解のないように。
創業は1972年。お父さん、お母さん、息子さんで営む、家族経営の庶民的なお店である。
店内はテーブル席3つとカウンターに5席。カウンターには写真のロースターがふたつ設置してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/91/4806553a270b3705d1ad362b162d0a3e.jpg)
ホルモン大学さんのおすすめポイントは、ズバリ「安さ」。
こちらがメニューの表面。お肉などの焼き物や食事類ほか。毎度のことながら、影が映りこむヘタな撮影ですまん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/43/283d141609e146da673b7570f9aaaa94.jpg)
裏面にはドリンクや一品料理。厨房やお店のサイズを考慮すると、品数豊富である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/18/506e491bb76611b8c1b5a53c038f08a7.jpg)
お肉の最高値は「牛タン塩」の580円。「キリン瓶ビール」も大瓶で500円。格安チェーン店よりも安いぞ。
もちろん、量が少ないわけでもなく、こちらは「バラ塩」350円と「豚ホルモン」300円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/5c/7f3883c27caf066a4d523f560f61e0a6.jpg)
1人前としてはじゅうぶんな量だし、豚ホルモンはつい最近まで250円だった。
下記画像は、ホルモン1人前を焼いているところ。大小サイズは異なるが、全部で13切れもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/31/15276dccaf823ce35d987877184796dc.jpg)
肉が丸まらないよう、切れ目が入っているのも嬉しい。タレに漬けこむ手間などを考えると、300円でも破格である。
こちらのお店には、友人たちとも訪問したことがあるが、大半はカウンター席でのひとり焼肉だ。
「最初はタン塩」「濃い味はあと回し」「火は通しすぎない」「野菜も喰おう」など、焼肉にもセオリーがあるようだが、
好きなモノを、好きな順番で、好きな焼き加減で、好きなだけ食べるのが私の流儀だ。
以前、珍しく“最初は塩”を試してみようかと、「肩ロース」「ピートロ」「カルビ」の塩を先に食べたところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/be/dd9023f50ed1257858f6b4804d8a7599.jpg)
すぐにお腹いっぱいになってしまい、その日は結局、一番好きな部位のタレ焼きを、あまり食べられず(苦笑)。
トシのせいか、最近は胃が小さくなったよ。まあ、「あまり食べられず」と言いつつ、しっかり2人前たいらげたが。
私が好きな部位は、脂が乗った「カルビ」や「肩ロース」など、わかりやすい味の部位(←子供かよ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/24/2657307aa2d3a2c4d6152d6ec00492ce.jpg)
※「カルビ」1人前をすべて焼いたところ
そして、さきほど「一番好きな部位」と記した、ここの一番のオススメはハラミである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9f/73e05f5783c576e4ebaa2bf3ec4c7f46.jpg)
メニューには「ハラミ」としか記載されていないが、タレでも塩でも注文可能(「肩ロース」も同様)。
下記画像は、塩とタレをそれぞれ焼いたところ。さっき、ホルモンの画像にも映っていた白い物体は「ニンニク」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ca/6698a47000d5ca0a77e8a11ec300545f.jpg)
歯応えよく、脂も適度で、旨味はしっかり。そんな素晴らしいお肉が1人前450円!
ホルモン大学より高いハラミを出す店は多い。というか、ここより安い店は希少だが、味で上回っている店はほとんどない。
私自身は、高級焼肉店で食べた経験はほとんどないし(叙々苑くらい)、価値観は人それぞれ異なるけれど、
ハラミはここのでいい。と最大文字で主張しておく。
他に、私が毎回必ずオーダーするのが、この「つつみ菜」250円で、写真は2人前(奥はハラミ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/1761dc3f75f9fbb710d9cdbea1749690.jpg)
野菜嫌いゆえ(←やっぱり子供か)、飲食店ではサラダなど滅多に注文しない私が、唯一欲する野菜料理、
それが焼肉屋のサンチュであり、ホルモン大学のつつみ菜である。熱々の肉を包んで食べると実にウマい。
そして、もうひとつ必ず頼むのが、さっきのホルモンやハラミの画像に映りこんでいた「ニンニク」100円だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f2/382163e48d472755a3038aa2c47b6496.jpg)
※ハラミ画像のアップ
ロースターの端っこに置き、弱火というか余熱でじっくり焼くと、ホクホクの食べ頃になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/06/3464715ccae6c3c00decf59845d659b3.jpg)
見た目はよろしくないけど、食べるとおいしいし、臭みもなくスタミナも抜群。
そもそもニンニクは、生だとお腹を壊したりするから、じっくり加熱するといいんだよね(←漫画「美味しんぼ」で得た知識)。
ホルモン大学さんには、キムチやサラダの他、「野菜炒め」や「ジャン玉」などの一品料理もある。
ジャン玉とはジャンボ玉子焼きの略で、ジャン=打鐘ではないのでご注意を。このネタ、競輪ファンにしか伝わらないね。
「ライス」を頼むお客さんが多いが、「チャーハン」も人気商品。これら焼肉以外のメニューは、お母さんの担当だ。
私も「チャーハン」と「味噌ラーメン」を食べたことがあるが、先日は初めて「ラーメン」500円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/99/214506714e420d33d1feda2d9132e83d.jpg)
具材はネギ、ニラ、人参、モヤシ、ワカメ。お肉は入ってないので、残っていたハラミを追加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/dc/6bbcc8ac770d3424fa86b5621b54225c.jpg)
焼肉のシメゆえ味は薄口。濃い味が好きな私は、残った焼肉タレを混ぜた。
ラーメンを食べ終えひと息ついていた私に、お父さんが「どうぞ」とお水を持ってきてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2d/7274da485121457adafb0b49a8dde918.jpg)
以前は、肉類の調理はお父さんが担当していたが、近年は息子さんに任せ、自身はサポート役に徹している。
さらに今年からは、爪のネイルが鮮やかな、若い女の子が手伝うようになった。
聞いてみたところ、やっぱり店主夫妻のお孫さんで、お店で働く息子さんの姪にあたるお嬢さんらしい。
二代目、さらに三代目候補まで出現し、ホルモン大学さんの将来は安泰のようだ。
もちろん、お父さんとお母さんもまだまだ元気だし、これからも現役で頑張ってほしいよ。
お会計してお店を出たら、入口近くの壁面に、写真の「感染防止徹底宣言ステッカー」が貼ってあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b0/7fc33c204759f257c484403fc5f5f868.jpg)
※ピンボケ失礼
8月中は、22時までの営業となるが、感染対策はしているようなので、安心して食事ができる。
さすがの私も最近は、お店を出たらすぐにマスクを装着する。正直、息苦しいし面倒ではあるが、
マスク内に閉じ込められた、焼肉の香りを食後もしばらく楽しめるのは悪くないかな。
ちなみに、店内には煙を吸うダクトもないため、帰宅後も服についた匂いでメシが喰えるぞ(ウソ)。
最後に、屋号『ホルモン大学』の由来について。以前、テレ東の「アド街ック天国」の分倍河原特集で紹介された際、
お父さんが「オレが大学行けなかったから、この名前にしたんだ」というようなことを語っていたが、
それはお父さんの照れ隠しであり、事実とは異なる。
だいぶ前に、私がご夫妻に聞かせていただいた由来は、以下のとおりであった。
「府中には東芝とかNECとか大きな会社があるでしょ。
このお店ができた頃(注:今から50年ほど前)は、地方から来た若い社員が、この周辺に大勢下宿していてね。
みんな高校を出たばっかりで、食べたい盛りだけど、そんなにお金は持ってないでしょ。
そんな若い子たちでも、安い値段設定で安心して焼肉を食べられるよう、この店名にしたんだよ」
そう、ちょっとユニークな『ホルモン大学』という屋号には、
「大学生くらいの世代の若者たちに、たくさんのお肉を安く食べさせてあげたい」
という、ご夫妻の愛情が込められていたのである。この逸話を聞いたとき、感動したのは言うまでもない。
とりあえず、東芝やNECはこちらのお店に、「社員がお世話になりました」と、巨額の寄付金を贈呈するべきだな。
若者ではない私が、こちらに入学(初訪問)してから、およそ10年の月日が流れた。
最近では他の焼肉店に行っても、「ホルモン大学の方が安くてウマい…」と母校(?)への愛情は募るばかり。
現在10年生の私だが、ホルモン大学は一生卒業しないつもりだ。
今後、書く機会はなさそうだが、履歴書には「最終学歴:ホルモン大学」と記入する。
ホルモン大学
東京都府中市美好町1-40
JR&京王線分倍河原駅から徒歩約5分
営業時間 火~土 17時~23時 日・祝は17時~22時 食事のラストオーダーは1時間前
定休日 月曜、年末年始
※人気店なので予約した方がいいです