まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【追悼ペギー葉山】讃美歌を歌いながら清い死を夢みた/J-POP論・POP詩の宇宙

2017-04-13 01:58:31 | J-POP論/POP詩の宇宙

秋の日の図書館の ノートとインクの匂い/枯葉の散る窓辺 学生時代 学生時代』(詞・曲 平岡精二 歌 ペギー葉山)より 

昨日、4月12日午前歌手ペギー葉山さんが亡くなった。享年83歳。ペギーさんと言えば、私が1960年代に幼少期を送った九州の田舎町にいても常にラジオやテレビからその明るい歌声が流れていた。最大のヒット曲となった『学生時代』は戦後の高度成長期の学生生活の開放感に満ちた1シーンを描いたものとして、日本全国津々浦々まで鳴り響いていた。大人になったら都会に出て、この歌にあるような胸躍るような学生生活を送りたいと思った人も少なくないはずだ。ペギーさん自身も東京で生まれ育ち、1950年前後に青山学院(女子)高等部に学んだ。他に、『南国土佐を後にして』『ドレミの歌』やNHK深夜便の歌など。彼女の歌の特徴は、何よりも明るく、力強く、希望に満ち溢れている点である。その屈託の無い人生から滲み出て来る全てが、昭和のスタンダードであった。最近は日本歌手協会会長(7代)を務めるなど、後進の指導に当たっていた。一ファンとしてその業績を讃え、心から感謝したい。・・・《続く》
 
 
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ペギー葉山 『学生時代