昨日、所属している俳句結社の終刊号が到着した。一昨年いっぱいで編集長が辞め、昨春にやっと決まった後任が今年の新年号までで辞めた。以後、隔月刊とすることで何とか持たせるとの方針が誌上で発表された矢先、今度の2・3月合併号で、早速終刊となった。さらに、新誌名で再スタートするとの主宰の宣言も掲載されたが、当の終刊号には投句用紙が付されておらず、新しい結社誌への継続方法(同人費・投句)が書かれていなかった。完全に終ると言い難く、あいまいなかたちを取ったのではなかろうか。いずれにしても、新雑誌が送られて来るなり、追加の文書ででも伝えられない限り、こちらからは如何ともし難い。ところで、同日に首都圏のM誌の見本誌と会費の振込用紙が届いた。同人資格の継承は予想通り却下されたが、一会員(投句者)からまた始めるかどうか決めかねている。同人・会員合わせて200名位で、内会員は70名ほどであろうか。7句投句して3~7句選となる。隔月刊なので、同人昇格(2段階に分かれ、共に自選7句)までに何年かかるかしれない。事務方の女性同人からは、一度句会に来て下さいとあった。同じ首都圏とはいえ、都内ではない。交通費・時間・労力の全ての点でまず無理である。とりあえず、1年間(6回)投句してみて新味を探ってみることにしたい。見込みが無ければ捨てれば済む。もう1誌同人になっておいてよかったとつくづく思う。こちらも隔月刊の上、句会出席はとてもじゃないが無理だ。いずれにしても、今後は完全マイペースの句作と評論の準備に集中したい。目標は2度目の俳句大賞に絞りたい。・・・《続く》
深秋のクレーンこの世を吊り上げる まほろば 結社誌終刊号(主宰最終選)より
日本初の俳句結社誌「ホトトギス」