まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

いまはひときちきちばったとして去りぬ まほろば/新雑句雑感(131)~プロローグ6の始まり

2018-11-13 01:55:45 | 新雑句雑感

ワーキングプア・ニート・引き籠り黄落期   夕紅葉闇にまぎれて闇に消ゆ   鶏頭を襤褸の花と見て過ぎぬ   ラップ集会いつまで続く鉦叩   ここからもそこからも闇きりぎりす   ラッパーかつ天才俳人おけら鳴く   蓑虫のいつか滅ぶといまを生き   みみず鳴く私も海であるやうな    蓑虫の地上に降りたとき白し   戦場を生きて芋虫人間(ひと)と化す   いまはひときちきちばったとして去りぬ   メタコセイヤの闇いく重にも十三夜   後の月キリストの死の迫り来る

 

「蓑虫」の画像検索結果

 

LOUNGE JAZZ

https://youtu.be/Al-CmGkTYpg?t=53


【まだ晩秋】紅葉は冬のものか?・・似非伝統(当季)俳句屋の馬鹿げた机上論*『小さい秋見つけた』付/俳句再出発(日記)

2018-11-13 01:17:11 | 俳句再出発

秋惜しむ夜店通りに影つどふ   まほろば   最新作  即興

今夜は風が全く無く、秋と冬の境目の時間の止まった世界を味わうことが出来ました。24時間営業の食品スーパー前の公園で夜食を頬張りながら和んでいると、近所の【猫ボランティア】の主婦が話しかけて来ました。久々にかつて保護猫の放し飼いをしていたこの場所に立ち寄ったとのこと。9月頃から見かけるようになった茶白の猫は保護猫ではなく、捨て猫だったということがわかりました。また、一昨年の暮頃に公園側の里親先に貰われた黒白猫は、野性が身に付き過ぎて家に居つかず、ぽん太というフサフサのボス猫にイジメられては玄関先に舞い戻っていたため家内に押し籠めていたのが(他に2頭いる)限界に達し、最近動物病院の掲示板に再度【里親募集】の広告が出されていたとのこと。近隣の猫をめぐる状況が明らかになり、ますます【晩秋】の終焉に向かう底の抜けた空気にドップリ浸ることになりました。・・・《続く》

 

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小さい秋見つけた』(詞 サトウハチロー)

https://youtu.be/FwCGwrqtBAU?t=30