まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【ラジオ体操】あの頃のときめき太陽の昇る前 まほろば/俳句ファンタジー(3)

2019-11-28 23:19:02 | 俳句ファンタジー

あの頃のときめき太陽の昇る前   まほろば   最新作  即興

今夜はかなり冷えそうだ。夕暮れ時に入ると、あまり出たくない知人の電話を気にしながら、駅前公園のベンチを目指して部屋を出る。まず閉店ギリギリのドラッグストアで缶ビールとつまみを買い込んで、少し前から工事中のため座ることの出来ないいつものベンチのある藤棚下を迂回して、公園の外れのもう一つの藤棚下と言うより区内でも有名な菖蒲沼を見下ろす真新しいベンチにどっかと座り込む。まずは、30分ほど缶ビールを飲みながらその日のアレコレを考える。実は私の生活パターンは半日ズレている。この時すでに深夜10時を過ぎていたが、通常なら正午前といったところか。まずは朝食ならぬ夜食を摂る前にラジオ体操を自前でしておくことになる。・・・《続く》


【初時雨】12度を保つも延々と冷たい雨が・・東京新宿の闇の深さ/新俳句入門

2019-11-28 19:18:16 | 新俳句入門

もう消せぬ新宿の闇初時雨(NHKラスト・トウキョウ~はぐれ者たちの新宿・歌舞伎町)   まほろば   最新作  即興

今日は上が12度下が10度とまあまあの体感の一日と思いきや、昼間も時折り肌寒い小雨が降りました。明日は10度を維持するのがやっとで、特筆されるのは下が4度まで下がることです。下とは今夜から明日の早朝にかけての気温です。これから夜歩きに出ますが、マフラーに加えて手袋も必要でしょう。さて、明日の平日の月末の重要業務に備えて準備もありますが、投句締め切りも待っています。晩秋~初冬の新作を量産しておきたいところです。締め切りはまだ来月の10日ですが、同人誌の文章もあります。今夜からアウトラインを当ブログで始めたいと思います。・・・《続く》


【カラオケバトル】四天王争奪戦から頂上決戦へ・・天使の歌声競演!新世紀の《定型言語》の在処を指し示す/J-POP論・POP詩の宇宙

2019-11-28 01:32:51 | J-POP論/POP詩の宇宙

11月19日(日曜)の夜6時54分よりテレビ東京・大阪系でTHEカラオケバトルU-18【四天王争奪戦】が放送されました。10冠女王【堀優衣】卒業を受けて、熊田このは×原藤由衣×馬場亜衣里の3人の【天使の歌声】の争いになりました。この中から勝ち抜くとしたら、その決め手は何だったのでしょうか?新世紀カラオケは短歌・俳句に続く第三の定型表現と言えます。勝者の勝った理由は、21世紀の言語の【定型性】を保障するものが何か教えてくれるはずです。

勝ったのは意外にも馬場亜衣里でした。岡山の高ニ生でした。昨年、彗星のごとく登場し、99点台後半の高得点を連発しました。下馬評では、さらに2年前の中学時代から同じ様に高得点を連発していた福島県郡山市の高ニ生【熊田このは】か、昨年旭川市の高専生(現在3年)という異色の経歴で登場して今春に新人王に輝いた【原藤由衣】のどちらかでした。

今回からそれまでの精密カラオケマシン(プロ仕様)からAI搭載型に変更され、よりライブ・パフォーマンス(聴衆の胸に直接響く感動)に重点を置くようになったとのことでした。これまでは、特定の出演者に業界的な基準による《加点》をキーポイントに優劣をつけることで、トップ7(以前は6、現在は8)やこのUー18の【四天王】といった選別がなされて来ました。それが取り払われ、より厳密な外向きの【表現力】としての歌唱力が問われる結果となったようです。新人王の原藤はこれまでその繊細な声質が重視されていましたが、生の迫力という点では今ひとつでした。熊田このはも中学に続いて高校でも合唱部に入り、年齢と共に初心(うぶ)でピュアな歌声が失われただけでなく、合唱という集団の中でのバランス感覚を重視したためか、まさに1対1で聴く者を圧倒するような迫力が見られませんでした。それでは、ただ一人99点に迫る得点で優勝した馬場亜衣里はどうだったのでしょう。・・・《続く》