まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【初冬】年末並み10度を切る日はいつか・・月末投句やるっきゃない!*夜カフェ付/新俳句入門

2019-11-29 19:57:29 | 新俳句入門

初冬ウォークどこからか海のこえ   まほろば   最新作  即興

今日の東京23区は予報通り10度に止まり、明日土曜もせいぜい11度程度。これを指して年末年始並みとしていますが、実際はもっと下がるはずです。明日で11月は終り、いよいよ【師走】に入ります。ここで何とか踏ん張り、滞ること甚だしい本業の打開策を実践しつつ句作や文章にも弾みをつけたいものです。とりあえず今夜中に月末締切の投句分のセレクト作業を第一優先でやり遂げたいと思います。その前に遅い夕食をどうするかです。少し新作をアップしながら考えます。・・・《続く》

 

 

カフェ・ミュージック

https://youtu.be/uHo0CaawTqs?t=51


裏切らない酒とフトンは永遠の友/一句観賞~新北大路翼を読む(1)

2019-11-29 05:42:22 | エッセー・評論

裏切らない酒とフトンは永遠の友   北大路翼   NHKBSスペシャル「ラスト・トウキョウーはぐれ者たちの新宿歌舞伎町」(‘19・11/28NHK総合放送)

ウオッシュレットの設定変えた奴殺す  〃

昨年の2月から今年の春頃までの新宿歌舞伎町で、体調悪化のためグラスを持てないほどの状況下での一句。北大路さんは、グレかかっていた神奈川県立横浜高校時代に同校の国語教師で担任だった俳人今井聖(元寒雷副編集長)に出逢い、自己回復の手段として俳句に目覚めたという。卒業後、新宿歌舞伎町に住むようになり、日雇いなどで稼いだ金でギャンブル予想や風俗通いを続けるなど、裏ぶれた日々を送っていたようだ。その途上で、今井さんの「」誌創刊に参加。30歳代に入って、初めて就職も果たしたが、相変わらず歌舞伎町でのDEEPな放蕩暮らしは止まることはなかった。同時に歌舞伎町の老朽化した雑居ビル(ゴールデン街の外れか?)の一角で【砂の城】なる俳句コミュニティ(1階はアングラバー)を結成。その仲間はB級ホスト・ホステス、ニート・引き籠りなどの若者たちで占められ、新宿歌舞伎町俳句一家【屍派】を名乗るに至る。この間、北大路の2冊の個人句集に続き、これらの仲間たちの句群を集めた『新宿アウトロー俳句』を発刊。俳句の世界では異例のベストセラーを続けている。・・・《続く》

 

 

「新宿アウトロー句集」の画像検索結果

 


人生九十年いちかばちかの冬仕度 まほろば/新雑句雑感(31)~プロローグ7の始まり

2019-11-29 00:04:05 | 新雑句雑感

冬仕度ジャパンカップの怒号あり(11/24)

冬仕度ローマ法王人間なのか

犬一頭公園過ぎる冬仕度

音もなく電柱移設冬仕度

冬仕度原潜ついに交戦す(南シナ海)

いつの間に腰痛快癒冬仕度

懐石料理食べ方知らず冬仕度

冬仕度吉野家二度と行くものか

有馬記念まだ先のこと冬仕度

人生九十年いちかばちかの冬仕度

冬仕度終えて松戸を目指しけり

上野駅頭ホームレスの母冬仕度

車椅子押す手のしろさ冬仕度

五寸釘打つあてもなく冬仕度

段ボール畳めばあをし冬仕度

冬仕度終ることなき砂時計