まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【天皇】皇位の継承/日本国憲法を学ぶ(3)

2017-04-14 20:58:37 | 日本国憲法を学ぶ

第一章 天皇

第二条【皇位の継承】 皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

現在、今上天皇の【生前退位】をめぐって日本国内が揺れている。天皇とは、即位すれば終生《天皇》であり続けるとの暗黙の了解が崩れたからである。しかも、今上天皇自らが「高齢」と、それによる【象徴天皇】としての職務の不徹底を表明した。つまり、天皇も《人間》であり、《人間》としての国民に対する勤め(国事行為その他)を優先すべきとの【意見】を公共放送を通じて述べた。これは、終戦時に続く第二の【玉音放送】とも言うべきものであった。憲法条文にあるように、天皇の即位(退位)は【皇室典範】に基づかなければならず、その生前の退位については書かれていない。そこで、【皇室典範】そのものを改正するか、それとも当代限りの【特別法】によるかの議論が展開された。結論は、後者であった。平成30年末をもって【平成】の世は終り、現皇太子が新たに天皇に即位する。今上天皇は、明治以前の慣例にしたがって【上皇】(太の略称)と称される。・・・《続く》


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【昭和歌謡】白雪姫みたいな心しかない私/J-POP論・POP詩の宇宙

2017-04-14 04:31:04 | J-POP論/POP詩の宇宙

*山口百恵史ラスト付/2017年いま現在、昭和歌謡が大ブーム!

頭痛がひどく眠れない。ハンド・パワーで何とか治ったが、覚醒し過ぎ!こんな時は【演歌ナイト】に限る。テレサテン『時の流れに身をまかせ』から・・。同世代の天地真理さんの『水色の恋』(詞 田上えり)。 さよならの言葉さえ 云えなかったの/白雪姫のような 心しかない私 あの時代は皆が純粋だった。純粋すぎて壊れてしまったくらいに。 水色に残された 影を追って/なぜかしら 夢の中 飛んでいるの・・ 純粋すぎる心はいまもあの時代の空を舞っている。自分自身が影になったことも知らずに。何もかもが水の雫のような儚さを追いかけて。・・・《続く》
 
 
 「山口百恵」の画像検索結果
 
テレサテン 『時の流れに身をまかせ
天地真理 『水色の恋
チャー(竹中尚人) 『気絶するほど悩ましい』 1976 一度楽屋で会いました。
山口百恵 『さよならの向こう側』  最後のTV出演(夜のヒットスタジオ) 1980
南野陽子メドレー LIVE  芦屋のお嬢さんのこのド迫力!現代の男子高生に人気。
斉藤由貴 『AXIA~かなしいことり~』  天才アイドルも2児の母で・・そろそろ二十歳か

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【追悼ペギー葉山】讃美歌を歌いながら清い死を夢みた/J-POP論・POP詩の宇宙

2017-04-13 01:58:31 | J-POP論/POP詩の宇宙

秋の日の図書館の ノートとインクの匂い/枯葉の散る窓辺 学生時代 学生時代』(詞・曲 平岡精二 歌 ペギー葉山)より 

昨日、4月12日午前歌手ペギー葉山さんが亡くなった。享年83歳。ペギーさんと言えば、私が1960年代に幼少期を送った九州の田舎町にいても常にラジオやテレビからその明るい歌声が流れていた。最大のヒット曲となった『学生時代』は戦後の高度成長期の学生生活の開放感に満ちた1シーンを描いたものとして、日本全国津々浦々まで鳴り響いていた。大人になったら都会に出て、この歌にあるような胸躍るような学生生活を送りたいと思った人も少なくないはずだ。ペギーさん自身も東京で生まれ育ち、1950年前後に青山学院(女子)高等部に学んだ。他に、『南国土佐を後にして』『ドレミの歌』やNHK深夜便の歌など。彼女の歌の特徴は、何よりも明るく、力強く、希望に満ち溢れている点である。その屈託の無い人生から滲み出て来る全てが、昭和のスタンダードであった。最近は日本歌手協会会長(7代)を務めるなど、後進の指導に当たっていた。一ファンとしてその業績を讃え、心から感謝したい。・・・《続く》
 
 
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ペギー葉山 『学生時代

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まだ生きているか/新雑句雑感(203)~プロローグ5の終わり

2017-04-12 23:17:24 | 新雑句雑感

お~いまだ生きているかと花残る  桜踏む手を振りほどき叫びだす  桜蘂降る魂といふ青きもの  山桜鎮守の杜は闇ばかり  かくも蒼く人遠ざかり桜散る  生涯未婚の落花もありて吹かれゆく  鳩の無き一日落花の音がする  花莚不生不滅と誰か言ふ  小さき者もっと小さく花の宴  キリストの日をつつがなく花降れり(復活祭ウィーク始まる) 


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【結社とブログ】新たに1誌に入門!ブログでのランクアップを諦める/新俳句入門(7)

2017-04-12 15:10:06 | 新俳句入門

ここひと月ほど、にほんブログ村の俳句ランキングでヒトケタ順位が続きました。それぞれのブログは所属ブログサイトを持っており、私の場合はこのgooブログである。毎日、平均1~2回アップして100人以上の方々にご入場いただいている。心から感謝している。ところが、そのうち末尾に示したランキング先にクリックいただけるのは数分の一に止まる。それぞれ自身のブログのアップの傍ら他に入場することは大変なことである。私のブログは文章中心でかなり長い。ブログ村では最高4位(現在14位)、ブログランキングでは10位台前半(現在40位台)まで上げさせていただいた。もうこれで打ち止めとしたい。私自身も含め、日々の句作や生活というものが厳然と存在し、それがそのままブログに直結するものではない。これまでのご協力に心より深く感謝したい。さて、その日常の俳句活動(句作)であるが、所属する2結社のうち1誌は廃刊となった。もう1誌は私の居住地と同じ首都圏とはいえ、かなりの遠隔地にあり、毎月の句会に出席することは全く困難である。私は、昨年の結社新人賞受賞者である。にもかかわらず、この状態では結社賞候補から外されても文句は言えまい。ここは、主宰が現代俳句の論客であり、私の批評文掲載を受諾していただいた。もうそれだけで十分であり、今後は投句のレベルアップに集中したい。そうは言うものの、本音はもう1誌再々入門してみたい。少し前に総合誌で度々上位に選っていただいていたI先生の主宰誌に遅ればせながら入会することに決めた。北大路翼さん(38)や金原まさ子さん(105)に逢うのが楽しみである。・・・《続く》

ひな寿司の具に初蝶がまぜてある   金原まさ子

ぎりぎりの傘のかたちや折れに折れ  北大路翼

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