メキシコに来て、9日目。
朝、トイレに行く時鏡を見たら、キツネ顔の女が映っている。
娘がわたしを見た時の衝撃はこれだったのか!
明日は帰りの飛行機に乗る。また平たい顔族にまじる日々だ。
昨夜メキシコシティから、長距離バスでグアナファトに戻ってきた。
今朝もう一度、グアナファトの市内をめぐる。
ホストファミリーの家からピピラの丘まで歩き、そこからケーブルカーで、商店街まで下る。
二人で400円。
あの長い道を下るなら、高くない。
しかし、
ケーブルカー乗り場にたどり着く前の小さな革製品のお店がかわいくて物色。
レジにいる女の人がその場で革製品をつくっている。まるでアーティスト。
ああ!市場にたどり着く前の誘惑も多すぎる!
途中のカフェで朝ごはんを食べようとすると、二階が眺めがいいからと案内される。
500円しないモーニングセットで、こんなによくしてくれる。
水木しげる先生が大絶賛したメキシコのパンケーキ。
やっと食べることができた。
うん。確かにおいしい!
小麦粉の味がするのだ。
そうそう。
今回二階へどうぞと言ってくれたような事や、
ちょっと困った事に遭遇したりするとどこからともなく誰か現れて教えてくれる。
不思議だなあ。
わたしが思う以上に、キツネ顔は目立っていて、みんなの関心を引いているのかもしれない。
もっと市場にいたかったけれど、娘に急かされて帰る。
やっと捕まったタクシーの運転手さんが、娘を迎えに行くから、遠回りしていい?
と、言う。
途中で可愛らしい小学生の女の子を拾って、ホストファミリー宅へ。
料金はちゃんといつもの料金だった。
さあ!急げ!
今日は、ナタリアラフォルカデのライブに行くのだ!!