野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

湧き出るリズム

2016-06-25 21:05:15 | 子育ての事
お母さん運営の夏の学童。
夏休み最後の土曜日に行われる保育園の秋祭りで、毎年、学童さんは太鼓を披露する。

毎年なかなか素晴らしい演奏で、園児も父兄も職員も、拍手喝さい、一つの見どころになる。

やる気のあるお母さんに、今年は演目はどうしましょう。練習はどうしましょう。
子どもにちゃんとしたモノを下ろさないと!
と、せっつかれていた。

今年は、お母さん運営になって初めてである。

太鼓をカリキュラム的に体験させるんではなくて、みんなで夏中遊んだ最後の作品として位置付けたいと思った。

つまり、
上手い下手ではなくて、ちゃんとしたモノを下ろすではなくて、

子どもから湧かせる事を、意識しませんか?
と、提案した。

太鼓は、本当は、日本人の肉体労働の傍で発達して、祈りを込めて、捧げられたモノであるから、

やっぱり、ちゃんと、と言うならば、夏中みんなと、過ごしてエッサホイサと働いて、その掛け声が、唄やお囃子や、太鼓になるべきだ。

そんなのは、理想?

でも、今の日本の様々を見ていると、偉い人から言われた事をちゃんとやる生き方よりは、

みんなにムリと言われても、湧き出るモノを信じてやっちゃう。

そういう風に生きてる人の方が幸せに見える。

太鼓のリズムは、もう子どもたちの中にある。
それは、何かをやるぞ!という時の胎動、押し出す力になる。
ただ、それを強化したい。

わたしは、枠を与えて納めていくより、
枠を超えられる力を子どもには、つけて欲しいと願う。

って、きっとハチャメチャになる夏の学童を見て、誰もきっと、そんな意図があるなんて、思わないよな。

もうやりたいお母さんは、子どもの太鼓に混じりましょう!
一緒に横並びでやりましょうよ!

そう。オマケにただやりたがりのわたしでもある。

実際には、まとめていくの悩むんだろな。

でも、みんながいる!

みんなで、悩みながら、行きませう!!