クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

オウムおやじとは

2014年10月21日 | あの頃 朴は若かった
あ、どうも朴です。

さて、それではここで「オウムおやじ」について思い出したいと思います。先に触れた通り子飼いの支店長は私を苛め抜くことを命令されていますから、「変わった客」や「怖い客」を担当させて喜び、私を飛ばした本社の取締役に私のスタミナが切れていく様を報告していたようです。

そうして充てがわれた「オウムおやじ」が店頭に来た時は流石にビックリしました!チワワやテリアを抱いたお客様はいましたが、肩にデカいオウムを載せた変人は初めて見ましたから。


(写真はGoogleより)

前向きな私。でも、考えようによっては悪くないなと思いました。だって鷹などの猛禽類を載せてたらもっと怖いもんね。「信長かっ!」とツッコミそうだし。

貧弱なおやじの肩に載ってるとただでさえデカいオウムが尚更デカく見えるわけですよ。
で、そのオウムの色のなんと鮮やかなことよ!

日曜日夕方にジムにくる加藤ちゃんやセイジさん、アニキのウェアどころじゃないわけです。その色に眼がチカチカするんですよ。

で、貧弱なおやじは挨拶すると負けてしまうと思っているのか挨拶もしない変わり者でした。一応、お客様ですから私から「◯◯様、おはようございます!」と声をかけてもオドオドするばかり。そこで代わりにデカいオウムが「オハヨ オハヨ!」と言うわけですよ。デカいオウムはおやじの代弁者かもしれませんね。

最初こそその光景に唖然としましたが、慣れって恐ろしい。肩で糞をしようと、バランスを取るためにバタバタと羽ばたいた羽毛でおやじの頭が色とりどりになっても、おやじの耳毛や耳朶をガシガシと噛んで、おやじがたまに「ウフッ、ウフフ」と気持ち悪く笑おうと普通に対面できるようになってくるわけです。「オハヨ オハヨ」と言われたら「ハイ!おはよ~さん」と冷静に対応出来るようになるわけです。

可哀想なのはたまたまおやじの横にいたお客様です。羽毛のアレルギーの方もいらっしゃいましたし、鳥が嫌いな方もいらっしゃいましたし。でも、一番可哀想なのは笑いを堪えるのに必死なことですね。

先に書きましたが、そのデカいオウムがおやじの首筋を伝って頭に登り始めたのです。デカいオウムですから足の爪が痛いだろうにおやじは顔色ひとつ変えません。

で、その後、デカいオウムがバランスを保つためにバタバタとした瞬間、オウムはおやじのズラとともに滑り落ちてきたのです!

店内にいた他のお客様、私、同僚はもう笑いを堪えるのに必死!コーナーで連打に見舞われる方がまだマシ!

おやじは余程恥ずかしかったのか、真っ赤な顔でデカいオウムを両手で抱えるように慌てて帰って行ったのです。

その事件以来、おやじの姿を店頭で見ることはありませんでした。

笑いたい時に笑えないのはホントに辛いですね。

NNさん。こんなのでよろしかっですか?

オネエと僕のフェスタ

2014年10月21日 | あの頃 朴は若かった
あ、どうも朴です。

NNさんに好評なので調子に乗って手数を出していきます。

ITバブルが弾けた2000年4月頃に私は本社から某証券会社の某支店へ転勤となりました。異動理由は業務の信義則上どうしても許せない件で取締役に楯突いたための懲罰人事でした。異動となった某支店の支店長はその取締役の子飼いで、私を苛め抜くことを言い含められていたのでした。

まず支店長は私に客をあてがわないばかりか、ITバブルでしこった株式信用取引の追加証拠金の徴収回収役を命じました。それも何代の営業マンがノイローゼで退職していたような先でした。

私がその日、恐る恐る向かった先映画不夜城で有名な東洋一の歓楽街のとあるビル。聞くところによるとそのお客様はそのビルのオーナーでもあり、各階で風俗やら何やらを経営する実業家とのこと。お金はあるはずです。

インターホンに向かい「こんにちは、◯◯証券の朴です。」と挨拶をします。そうすると男性の野太い声で「あ~◯◯さんね。話は伺っているわ。ちょっとお待ちくださいね~。」「え? ひょっとしてオネエ?」と怯みつつも弾んだ様子にちょっと安心する私。


(写真はGoogleより。あくまでもイメージ。本人ではありません)

「あっら~ いいオトコねぇ。タイプかも~、まっその辺で寛いでてねえ。今、お客様から頂いた美味しい梨を剥いてるからね~。」と事務所兼自宅のリビングに私を招き、キッチンへと消えて行きます。

絨毯に正座しつつキョロキョロと部屋を見渡す私、ちっとも落ち着きません。

「ところでさあ、今日は何の用だっけ~?私の投資した株式ずいぶん下がっちゃったけど、どうしたらたいいかしらあ。」とキッチンから声が聞こえてきます。

そこでキッチンの方へ向かい私も「はい、お客様が信用取引で買い建てた株式は連日下落していてここで損切るか、ここから勝負すにしても追加の証拠金が必要になります。そのことで伺いました!」とスバリ説明しました。

姿が見えないお客様は「あら、そうなの~、で、お金はいくら払えばいいわけ~?」

「はい、2億円です。」「ふ~ん、2億ね、2億円、え? にぃ~お~くう、だとおう!」

と声の様子がみるみる変わった瞬間、梨を剥いている途中の果物ナイフを片手に巨体を揺らして「てめえ!ふざけんな!2億だとお!」と鬼のような形相でキッチンからダッシュしてきたのです!

「まあまあ、お客様、落ちついてください!」と言いながら突然の展開に慌ててるのは私の方。

今の私なら右フックで引っ掛けて回り込み、左アッパーを顎に打ち込み、右スマッシュをあばらにぶち込んでやるのですが。

「お客様。落ちついて、冷静に!」
「朴ちゃん(すでにチャンづけ)!死んで!私と一緒に死んで!」繰り返すこと数分。
ようやく落ち着いたお客様に

・ここまで損が膨らむまで相談し合わなかった前担当者も良くないしお客様も悪い!
・勝負は勝負!負けは負け、手に惚れるのか一番よくない投資態度!
・次の勝負で勝つように一緒に頑張りましょう!

などなど優しく厳しく話し、なんとか翌日に2億を振り込んで頂きました。

なんだかそれ以来、私はそのお客様に好かれてしまいまい、4ヶ月後に転職する私を経営するオネエバーに呼んで下さり、門出を祝ってくださいました。

小さなお店ですが、私一人のために貸し切ってくださり、5人ほどのオネエ様方に強烈なチューの嵐を受けたりして、全てタダ!

本当にありがたいことでした。

あれから15年。お客様は元気かなあ。

NNさん、こんな話でよろしかったですか?

迷う男 7(大阪北浜)

2014年10月21日 | 湘南辻堂熱血ボクシング漫画!
え~
新郎は幼少の頃より明晰な頭脳と類稀なる行動力を以って、小学校より大学卒業をするまで、いずれにおいても優れたリーダーシップを発揮・・・・


また、社会人となってからは歯に衣着せぬ明快かつ論理的な発言と素晴らしい先見性を以って社業の発展に貢献・・・・



プライベートでは趣味のボクシングの試合では連戦連勝!湘南のロッキーの愛称で皆が憧れるボクサーとなる一方、キレのあるユーモア溢れるトークなどから・・・・


小僧!これはお主の披露宴のスピーチであるか?

え~会長、その通りですが、まだ足りないくらいです‼︎

ペットショップブルース

2014年10月21日 | あの頃 朴は若かった
あ、どうも朴です。
何話かのシリーズになる予感です。

それは某証券会社某支店勤務時代に部下のお客様へ帯同訪問した時のお話です。

調べたことはないんですが、中野はどういう訳か爬虫類やちょっと変わった生き物を取り扱うペットショップが本当に沢山ある街なんですよ。部下と訪ねたのはそんなお店を経営している先でした。

お店はカメレオンやら蛇やら珍しい亀などなどに溢れているんですが、どれもガラスケースに入っているので安心、気色悪いのですが問題ありません。

私、店主に挨拶ししばし立ち話で株式市場の話などしておりましが、なんだか店主は私のことを気に入ってくれたらしく、店の奥の畳の部屋に招いてくれることになりました。

いやいや、その畳の部屋にも珍しい生き物が入ったケースが沢山あるわけです。なんだか自分の置かれた状況が分からなくなります。ここは一体何処なんだ!と。

私は店主に勧められた座布団に座り、右手を腰よりやや後方の畳に置こうとした瞬間、柔らかいのか硬いのか、滑らかなのかごわごわしているのか分からないものを手のひらで押し潰した感触を得ました。

何だろうと目を向けると、これがタランチュラじゃありませんか!いやいや、クモは詳しくないので、タランチュラかどうかは分かりませんが、すげーデッカいクモなんですよ。


(イラストはGoogleより)

そのタランチュラにしてみれば、私に不意に右を繰り出された訳ですから、そりゃあ敵意丸出しで果敢に襲いかかってくるわけです。彼も必死ですよ。私の右腕を這い上ってきます。

突然の出来事に悲鳴も出ません、事態がよく呑み込めなかったのかもしれません。ゴングが鳴った瞬間にいきなり左フック、右ストレートを受けて脳を揺らされるようなものでしょうか?

で、件の店主は
「あ~ こんなとこにいたんだ~、朝からケースにいないからどうしたんだと思ってたんだけどね。しかし、大丈夫なんだクモ⁈ なんだかこいつも朴副支店長に懐いてるわ。良かっら持っていくかい。上げるよ!」ってな具合。

思い起こせば、今のサウスポースタイルはあの時にタランチュラを右手で潰し、右腕に這い上がられたことにより出来たものだと思っています。

NNさん、こんなのでよろしかったですか?


僕らの秘かな楽しみ

2014年10月21日 | あの頃 朴は若かった
あ、どうも朴です。

昨日の投稿コメントをNNさんが痛く面白がって下さいましたので、私の証券マン時代のくだらない出来事をもう少し紹介させて頂きたいと思います。

私、15年程前に某証券会社の某支店の副支店長を務めておりました。

それは私がその支店に赴任直後のこと。カウンターに「いかにも私は芸能人ですよ~」的な典型的な変装(変装になっていないって)をした女性がいらっしゃいました。

以下は部下との会話
「あれ、怪しくね?」
「朴副支店長!知らないんですかあ。姉妹で女優の石◯ひ◯りですって。」

「あ、そうなの?地味で案外わからんね。どちらかと言うと石◯ゆ◯子の方が好きかも。さあさあ、湯飲みは僕が洗っておくからさ、仕事戻っていいよ。」

「朴副支店長!その湯飲みは私が洗います!」

「いいよ~、ついでだから僕が洗うからさ。」

「またまたあ~、副支店長も同じこと考えてるでしょ?」
「⁇⁇ 何、何?」
「石◯ひ◯りが来た時は口紅ついた湯飲みを皆んなで舐めるんすよ。」

「え~、そんなことしてんの~⁉︎」
「さ、さあああ、副支店長もひと舐めどうぞー。」
「アホか!僕はやらんよ、そんなこと!」

「またまたあ、副支店長!郷に入ってはなんとやら、舐めないとこの支店の一員になれませんて!僕らも副支店長について行きませんよ。」

「いやいや、それでもやらんよ!僕は」
「な~にいってるんすか!最初に舐めていいっすから。さ、さあ~どうぞ!」
「あ~、分かった分かった、舐めます、舐めさせて下さいな」

てな流れで私もペロリといっちゃいました。
う~ん、ちょっと嬉しかったりして。

女性ボクサーのセコンドに付いて、マウスピースを口から取り出す際にまずそれを咥えてみてから濯ぎ、再度咥えてから「はい!マウスピース!」とリングへ送り出す名言はこうして生まれたのでした。

NNさん
こんなのでよろしかったですか?


(写真はGoogleより)