クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

今日のトレ・朝昼まとめて/サウスポーNN

2014年10月29日 | トレーニングノート

朝トレ

◎ロードワーク

距離:7キロ

サーフェース:コンクリート

マイペースのラン

帰宅後体幹トレ

トレ後体重:58.6Kg


昼トレ

◎ジムワーク

ブラジル体操:2R

ロープ:1R

シャドー:1R

バッグ中:2R

ミット:2R

バッグ大:2R

ダブルボール:2R

バッグ小:2R

バッグ大:2R

以下クーリングダウン

バッグ大:2R(オーソドックス)

シングルボール:1R

シャドー:3R(1Rオーソドックス)

バッグ小:1R(ボディーワークのみ)

ロープ:1R

アブローラー:10回

片足スクワット:10回(左右各)

3Fで腹筋背筋中心の体幹トレ&ストレッチ

水分摂取量:1.6L

トレ後体重:59.4Kg

柴田トレーナーありがとうございました。


チヨさんありがとう 1

2014年10月29日 | あの頃 朴は若かった
チヨ(仮称)さんは元々は佐藤先輩のお客様でした。でも、先輩のいい加減さにほとほと愛想を尽かし、取引を止めるところで私に引継ぎとりあえず様子見で私とお付き合いして下さることになりました。

どういい加減なのかはいずれ全10話のシリーズで纏めてお話ししますけれど。

例えばチヨさんに対しての電話では

「あ、チヨさん?◯◯証券の佐藤ですぅ。どうもどうも。チヨさん、今度新しい有利な貯蓄商品を募集することになりましてね。まずはいい話ですから、チヨさんにと思いまして。はい、大変有利な貯蓄商品なんですよ~。」

と言う具合で、中味は「日本株式に投資する3年間解約不可の単位型投資信託」なんです。

ですので、「有利」「貯蓄商品」の説明は明らかに金融商品取引法および証券取引法違反行為です。詐欺と言っても過言じゃありません。今ならそれは懲戒免職ものです。

「師匠ぉ?今の完全に虚偽の勧誘に当たりますよ。キチンともう一度説明すべきです。後で訴えられますよ!」と詰め寄っても
「またまた朴ちゃん、堅い事ばかり言うと嫌われちゃうよん。え?何?貯蓄商品じゃない?違うの?え~?まっいいか。チヨさん金あるし。」
「師匠ぉ~ 頼んますよ。まっいいかじゃないでしょう?何にも知らないで何売ってたつもりで電話してたんすか~。」
「あのね朴君。君は営業の神様であり、トップセールスマンの私に何説教してるのかね?いつから偉くなったんだろうね~。」
「師匠ぉ、トップセールスマンとか偉いとかが問題じゃなくて、虚偽の勧誘は違法だと言ってるんですよ!」
「あ~煩いな。単なる勘違いでしょうが。もういいや。奢ってやろうと思ってたけど、今日は割り勘だぞ!」
「師匠ぉ!チヨさんは師匠のお母さんと同い年ですよ。師匠のお母さんがアホな営業マンに騙されたら腹立つでしょ?師匠は同じことしてるんですよ。」
「・・・・・」
「キチンともう一度電話しましょうよ!」
「朴君!君はいいこと言うね!こりゃ一本取られました!私が間違ってました。」と素直。

師匠のお母さんは女手ひとつで師匠を育て上げた方。師匠はお母さんの話が出ると直ぐに真面目な息子に戻るのです。

当時、投資信託は「受益証券説明書」と言うペラペラのものがあるくらいで、現在のように「交付目論見書」を投資家に渡す義務はありませんでした。買う方も売る方もなんと牧歌的だったのでしょうかね。

それでも、それ以前に買って頂いていた「貯蓄商品実は株式投資信託」の3年の満期期間が明けて実は貯蓄商品じゃなかったと云う事が分かってしまい揉めるに至るのでした。

とはいえバブルでしたので損をすることはなかったのですが、短期金利が4%以上あった当時、株式のリスクを取ってまで「貯蓄商品」に「投資」しなくても良いのです。

チヨさんの怒りに師匠は
「チヨさん!こいつは俺の大切な後輩です。右も左も分からない新人です!どうかチヨさんの豊富な経験でこいつを鍛えて一人前の証券マンにしてやって下さい!」

そう言われれば人の良いチヨさん、満更でもなく私に無事に引き継がれることにあっさり同意されたのです。

その後、私がした仕事。それは師匠の勘違いで買って頂いた「貯蓄商品」の中身を全部調べ上げて、損切るものは損切る、買い足すものは買い足すと説明しながら理解して頂き、徐々に仲良くなっていきました。

そうして、チヨさんが働く池袋の旅館の女将さんである「久美子さん」を紹介して頂くことになるのでした。

で、師匠と言えば「ま、俺がチヨさんを引き継いだから久美子がお前の客になったわけだな。まあ、朴ちゃん。私に感謝しなさい!」
とやはり師匠は師匠なのでした。



小春日和の頃 3

2014年10月29日 | あの頃 朴は若かった
小春さんが会社を辞めた理由。

今となっては知る術もありませんが、強烈な個性による部署内の孤立が原因だと思います。他部署への異動の話もありましたが、小春さんを受け容れる部署から猛烈な反対があったことは後に知りました。

ところが、今も昔の同僚、頼りない好人物の先輩や苛められた女子社員(今は大手証券の幹部クラス)と飲むと、小春さんの辞めた原因はこの私だという話になるのです。

つまり、小春さんは私に失恋して会社を辞めたんだとなるのです。

それは、八重樫東より低い身長にも関わらず村田諒太の階級に属する小春さんは、月を追うごとにその階級をひとつひとつと上げていくのがわかりました。

その都度、総務部で新しいサイズの制服を申請しなければなりません。普通は退職者が出て制服が不要になると、そのサイズに合う社員が綺麗にクリーニングされた後に譲り受けるのですが、小春さんにはかなり小さいのでムリなのです。結局、会社としては小春さんの階級に合わせて都度制服も階級を上げざるを得ないのです。
そう、小春さんはコストがめちゃくちゃかかるんです。

ある日、頼りない好人物の先輩が小春さんに
「小春さん!今から体重を20㎏落としたら、朴が付き合うって言ってたよ~。」と揶揄い半分で言ってたそうなんですが、それは後で知ったこと。

それからの小春さん、コピーを頼むと階上にある総務部のコピー機まで階段をのっしのっしと上がっては下り、のっしのっしと上がっては下りを嬉々として続けます。どか食いしていた社食でのランチも雀の食事程度の量に落としていきました。

その理由を知らないのは私だけです。「ありゃ健康診断で引っかかたんだな?」程度の認識しかありません。そうして少しずつ痩せていくのですが、1階級落とした程度ではその違いはよく分かりません。それでも他の同僚は「小春さん痩せたじゃん!可愛くなったじゃん!」と茶化すと、満更でもない小春さんは「テヘッ!」と素直に笑うようになりました。結局20㎏は落とせなかったにせよ。その半分は達成したのだと思います。20㎏達成する前に私は結婚したんですね。

余談ですがアセヲ君は14㎏落としましたね。

また、振り返れば私、小春さんに好意を持たれることをしたことがありました。小春さんの眼鏡は指紋や髪の脂なんかでレンズがギトギトだったもんだから、「小春さん!眼鏡綺麗にしたら?」と嫌がる小春さんの眼鏡を毟り取り洗ってあげたことがありました。よくドラマとかで眼鏡を外した女性が実は凄く美人だったとありますが、小春さんに限りそれはなく、照れて真っ赤な顔をして「テヘッ!」と笑っていました。

同僚曰く、あれで私に恋したのだと。

あれから26年。
小春さんは何処で誰に「テヘッ!」をしているのでしょう。

小春日和の頃 2

2014年10月29日 | あの頃 朴は若かった
小春さんの自宅は都下のある街で大きな自動車修理工場を経営していました。小春さんはいわゆるお嬢様なのです。それを知ったのは10名程度の部内旅行に何台かの自家用車に分乗して出かける際に、小春さんは父君の「初代ソアラ」を使わせてくれたからでした。自家用車がない私達若手(25年前の朴)チームは小春さんのソアラに乗らざるを得ない苦しい状況にありました。小春さんの無茶苦茶で風貌通りの押しの強い往路の運転に大きな危機感を抱いた私達。復路は私が運転してソアラを小春さんの自宅までお返しに行ったのです。

車が何十台も停められる敷地に車を付けて早々に帰るつもりの私でしたが、車を停めるなりまるで恋人のような風情で助手席にどっかりと座っていた小春さんが、シートを壊す勢いで跳ね上がり、ドアが捥げそうな腕力で和紙の如く軽く開け、「ママ~! パパ~!」と咆哮をあげるのです。「ママだってよ~!ママねぇ。」「おっかあ~!でいいじゃん。」車に残された若手は容赦ありません。

程なく「ママ」と「パパ」が挨拶に出てきて下さいました。
「あらまあ、申し訳ありませんねぇ。こんなところまで来て下さって!」予想に反してママは結構美人です。
「いつも小春がお世話になってます。我が儘な奴でしてすみませんね。」と結構美人なママの横には小春さん生き写しのパパが愛想よく笑っています。「ありゃあ、小春さんはパパ似なのね~」私の耳元で女性社員が容赦なく囁きます。

「あのね~パパ、こちらがお世話になっている朴さん。」
「お~ 貴方が朴さんですかあ~ いやいや、娘がいつもお世話になっています。いつも朴さんの話をしてるんですよ~。そうですかそうですか~ 貴方が朴さんですかあ。いやこれからもよろしくお願いしますよ。」
「嫌だあパパ、テヘッ!」

(テヘッじゃないだろうに、テヘッじゃ)との言葉を飲み込みながら、眩暈を感じる私。
一体、私をどのように話しているんでしょう?不安でなりません。

さて、小春さんの自宅から駅まで歩く若手チーム。
「朴さんはやっぱりモテるなあ~」
「あんなに金持ちなんだから養子に入っちゃえ!」
「養子に入ったら美人のお母さんとやっちゃえ!」

など、肴になり続けた朴でありました。