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ちょっと厚めのサイディング・・ラムダサイディング

2017-11-04 | 建材
今までのサイディングは、14〜18ミリくらいの厚みだった。
取付方法は、サイディングの上から直に釘留め。
サイディングの割れ、釘の強度等で
耐候性に多少の危惧はある。

この点、
ラムダサイディングは、板厚15〜30ミリの薄物で、
留め付けはホゾを作って、釘の直留めをやめた。
ラムダノンビス工法と言う、受けレールに溝部分を乗せ込む工法である。

ラムダサイディングと言えば、昭和電工建材株式会社。
1970年代から40年に渡り、店鋪・事務所・住宅の外壁に、
数多く使われたかと思う。
その電工も、2015年5月に神島(こうのしま)化学工業株式会社に
建材事業を譲渡した。
今は、神島化学工業が“不燃建材ラムダ”として、
販売をしている。

ラムダのカタログから引用すると・・
オートクレーブ養生
ラムダは独自の真空押出し法で成形され、
高温、高圧の水蒸気養生(オートクレーブ養生)することで
緻密に結合したトバモライト結晶化を促進させ、安定した材料としている。
この結晶体により強度と耐久性をあわせ持つ建材となっている。

嵌合形状
ラムダの接続部分(嵌合部)は「クサビ型」にしっかり重なり合う形状になっている。
また、施工時は弾性シーリングにより防水性と密着性もアップ。
接続部分の改良を継続的に進めることにより、施工性も大幅に向上。

中空形状
ラムダの断面はハーモニカ状中空構造になっており、
軽量化と強度を実現している。
軽量化により躯体への負担を軽減し、
また空気層が断熱、結露防止、遮音などに効果を発揮している。
さらに小口ジョイントシーリングの膨れも防いでいる。

と、このような特徴が記載されていた。