古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

3号自動式卓上電話機/販売品

2015年11月09日 | 電話機

以前より数名の方からお問い合わせ頂いた「3号自動式卓上電話機」。

やっと販売可能なお品となりましたので、ご紹介いたします。

本体は「日立」で受話送話器は「NEC」、ダイアルは「マツダ」になります。

ダイヤル回転部のみ再塗装を施しております。回転ダイヤルを外した状態のベース部分の状態です。

比較的綺麗な状態です。

受話送話器には経年による色艶の劣化が見受けられます。

受話カバーと送話カバーは比較的綺麗な状態で色艶もございます。

本体裏側に「日立」のロゴ。

受話器置き部分(フック共)は手持ちの比較的色艶の良いものと交換済です。

裏面のゴム足が2ケ所欠損していたため、こちらも手持ちの3号用ゴム足を装着しておきました。

昭和8年(1933年)から提供開始され、4号が登場する昭和25年(1950年)まで長きに渡り

使われていたものです。当然、傷や多少の錆び、色艶の落ちは有るものと思ってください。

但し、出来る限りのクリーニングや仕上げは施しております。

当然、使用可能なもので通信テストも完了しておりますが、4号に比べどうしても通信感度落ちます。

これについては、そもそも「ハイファイ電話機」とまで呼ばれた最高傑作の4号自動式卓上電話機と

比較すること自体、無理があるように思います。但し、十分使用には耐え得るレベルのものですのでご安心下さい。

追って以前、お問い合わせ頂いた順に直接メールにてご案内させて頂きますので今暫くお待ちください。

 SOLD OUT

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あおたけ

2015年08月20日 | 電話機

やっとの思いで入手できた「あおたけ」。

こうして眺めてみると、カラー電話の中では一番いい色かも知れない。

丁度、旧電電公社のエンブレムと同じ色系をしているのがよく分る。

他のカラー電話と並べて記念撮影。

後は「もも」・・・。

 

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お問い合わせの4号A自動電話機/4機種の画像

2015年07月01日 | 電話機

4号A自動電話機の在庫品についてお問い合わせを頂きましたので画像を記載いたします。

只今、販売用に在庫している電話機は黒電話機:3機、カラー電話機:1機になります。

当然、全て通信テスト済みで使用可能でございます。

但し、今から半世紀ほど前の電話機であるということを先ずは念頭に置いて頂き、写真をご参照ください。

①4号A自動黒電話機/メーカー不揃/外装艶状態:上/価格:¥18,000-(送料別)

本体:NEC製/受話器:OKI製/ダイヤル:岩崎製(TAIKO)/エンブレム:電電公社(状態:上)

センターラベル:復刻コピーラベル

裏面の状態:ゴム足の状態:良

内部の機器類:富士通製/状態:極上

 

②4号A自動黒電話機(岩崎製)/メーカー揃/外装艶状態:上/価格:¥18,000-(送料別)

写真赤丸部分に深い傷有り。

本体:岩崎製/受話器:岩崎製/ダイヤル:岩崎製/エンブレム:電電公社(状態:上)

センターラベル:復刻コピーラベル

裏面の状態:ゴム足の状態:良

内部の機器類:岩崎製/状態:極上

 

③4号A自動黒電話機/メーカー不揃/外装艶状態:並/価格:¥16,000-(送料別)

本体:マツダ製/受話器:マツダ製/ダイヤル:岩崎製/エンブレム:岩崎(状態:上)

センターラベル:復刻コピーラベル/受話器ストレートコードに一部補修跡有り

裏面の状態:ゴム足の状態:劣化潰れ有り

内部の機器類:マツダ製/状態:並

 

④4号A自動カラー電話機(OKI製)/メーカー揃/外装艶状態:並/価格:¥23,000-(送料別)

本体:OKI製/受話器:OKI製/ダイヤル:OKI製/エンブレム:OKI(状態:上)

センターラベル:当時のオリジナルラベル

ベークライトに一部劣化有り

裏面の状態:ゴム足の状態:良

内部の機器類:OKI製/状態:並

 

以上、4機種のご紹介になります。

それぞれが一長一短あるかと存じますが、それぞれについて主観ではございますがコメントいたしします。

先ず①については「メーカーも別に拘らないし揃ってなくても構わない、綺麗な黒電話を希望」という

方にはお勧めです。写真でもお分かりのように内部の機器類に至るまで綺麗な個体です。

次に②については「やはりメーカーが揃ってる希少な黒電話が良い」という方向けです。

写真の部位に傷はございますが①の個体と同等な綺麗さを保っております。

実際、傷が有るため①と同額の価格設定となっております。

③については電電公社のエンブレムではなく岩崎のメーカーエンブレムであるところがお勧めです。

確かにメーカー不揃い品で受話器コードにも補修跡があるため価格的にもう少し押さえたい

ところなのですが、説明の通り希少な「マツダ」が多用されているため、この価格となります。

ダイヤルとエンブレムを除けば他は全て「マツダ」というところがマニアをそそります。

最後に④のカラー電話機(うすねず)になりますが外装に艶落ちが観られ一部、劣化も見受けられますが

何といってもカラー電話機であること。それにメーカー揃いでセンターラベルも希少な当時のオリジナルで

あるところがお勧めです。

尚、②の岩崎メーカー揃いの電電公社エンブレムを③の岩崎メーカーエンブレムに入れ替えることも可能です。

その場合は②の価格が¥1,000円アップします。

 

以上が各画像と私なりのコメントになります。

どうぞ、ご検討のほど宜しくお願いいたします。

 

 

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第二の人生

2015年05月11日 | 電話機

古物骨董というのはある意味、現在においては「第二の人生」を歩んでいるのかも知れません。

今まで、あまり日の目を見なかった物が新しい人生を歩んで行く。

ここに又、違った意味での「第二の人生」を目指す物が。。。

多分、誤って落下してしまいボデイのベークライトが破損欠損してしまった4号A電話機。

破損部から内部の機械が露出してしまった姿は痛々しくもあるのですが、幸いにも

各機能はこの状態でも作動することをテストで確認。

1959年、東京芝浦電気㈱製。

ゴム足や裏ラベルの状態も良く、何と言ってもダイヤル部を除き希少な「マツダ」であることが残念でならない。

この56年前の電話機は今後、ボディ以外の各部位ごとに「第二の人生」を歩むことになります。。。

 

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幻の4号黒電話艶消し/昭和35.4NEC製

2015年02月26日 | 電話機

4号黒電話」については以前にも、「4号AP2(赤フック)」や「カラー電話機」について色々と

ご紹介させていただいておりますが改めて、カラー電話機について。。。

「黒色」以外に「ぞうげ」「あおたけ」「うすねず」「ふじ」「もも」「わかくさ」「えんじ」の7色。

そして、4号委託公衆電話の「赤」。以上、黒を含め計「9色」がよく言われる「4号電話機全色」。

しかし、実はもう「一色」存在することをマニアの方でも知らない人が多い。

「黒色艶消し」。。。

私も一度(一機)のみ写真で拝見しただけで、私の中では「幻」の部類に入る電話機。

それがこの度、入手出来たのでこの場へお越しの方々にもご紹介したく記事にしました。

左の一般的な「黒色」との比較。

決して汚れているのではなく、元から「艶消し」なのです。(違う角度から)

真鍮製ダイヤルの黒色塗装と比較しても、艶が無いのがお分かりでしょうか。

受話送話器のカバーを外すと、ご覧のような状態。表面見え掛り部分でないところは本来の

ベークライト色ではあるもの、見え掛りの部分はまるでブラストでも当てたような艶消しです。

一説には、旧・国鉄(日本国有鉄道)向けに極少数のみ製造されてという話も。

確かに、この電話機も旧・国鉄時代の某東北地方の駅で使用されていた形跡がセンターラベルからも伺える。

昭和35年4月、NEC(日本電気株式会社)製。

当時のままの外装、受話送話器、内部の機械類含め全てメーカー(NEC)揃い品です。

4号電話機や古い電話機に興味をお持ちの方。

「黒色艶消し」が当時、極少数存在していたことと、今ではその現存率がほぼゼロに近いことをご紹介します。

4号黒電話艶消し/昭和35.4NEC製:非売品

 

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