今の電卓が普及するまでは「そろばん」に「計算尺」に、「機械式計算機?」・・・。
大正時代に大阪の「大本寅次郎」によって発明された、手回し機械式計算機。
彼の名前の一文字をとって「虎印計算器」と命名され以後、「タイガー計算器」として親しまれるも
1970年、卓上電気計算機の登場や1972年、卓上小型計算機(カシオミニ)の登場により姿を消す。。。
この時の価格、タイガー計算機(20桁):¥35,000円に対し、カシオミニ(6桁):¥12,800円。
今回、ここにご紹介するのは、1959年(昭和34)製造のタイガー計算機(第四期)新連乗式20号グレー色。
ところで、初めて手にする、この手の機械もの。どうしても内部を観たくなるのが性。
早速、外装を捲り内部の構造を観察。序に埃を掃除し注油作業。
ところで、写真で観ると分かりにくいのですが案外、小さくて十分「卓上型」として使える大きさです。
タイガー計算機第四期(1959):¥25,000-(送料別)