甦った「Blue Star」計算機。
固着が解き放たれ、リセットレバーが可動した時には少し感動ものです。
今や何かと話題の「東芝」の子会社であった「東京電機」。当初は「日本事務器」から販売されてましたが
その後、1952年に「東京電気」製となり色も「モスグリーン」に変更しております。(日本事務器時代は黒色)
状態は左リセットレバーが後年、修理交換されているようでオリジナルではないようなことと、+-ノブが欠品状態。
後、右側のレバー部分が欠損しているようです。タイガーであればレプリカ部品も入手可能ですが
この希少な「Blue Star」は入手不可能です。
裏面のゴム足はヒビ割れはあるものの珍しく状態は良好です。
既に64年という経年、ところどころに剥げや傷はございますが独特な「モスグリーン」には艶もあり、その希少さを
考慮すれば良好な状態と言えます。
スタイルについてはタイガーより、少しスリムな印象を受けます。
取扱いについては簡単な操作(スライドやリセット及び足し算、引き算、掛け算、割り算)のみで、
この「Blue Star」については資料が乏しく、未だ不明な点も残っておりますことご了承ください。
とは言え、希少な「Blue Star」計算機。この機会にどうぞ。
東京電気製Blue Star計算機 (1952):¥35,000-(送料別)