2017年、新しい年も元旦に「うるう秒」が挿入され、1秒長くなったところで刻々と時を刻んでおります。
新年あけましておめでとうございます。
そんな時の始まりですが昨年の暮れ、時を刻まなくなった「精工舎NEW CORONA」3機が助けを求め
showa土花亭にやって来る。
欠品が有るものやゼンマイが巻けないものや症状は色々。
多分、数年来時を刻まなくなった挙句に埃まみれの状態に陥ったようで・・・。
取り敢えずは雑巾で外観のみを拭き上げ写真に収める。
先ず手前から、一番年代は新しいであろう蛇目の文字盤が比較的綺麗なNEW CORONA。
上部、取っ手の欠品で不動状態。
そして、少し禿が目立つ、白支の文字盤のNEW CORONA。
ゼンマイ巻き用金具欠品で不動状態。
最後に、フォントの形状から昭和10年代後期~20年と思われる、こちらも比較的綺麗な銀支の文字盤のNEW CORONA。
剣(針)の塗装が浮き剥げ掛かっている状態で、微かに振ると動くも直ぐに止まる状態。
3機共、夜光ではないものの今では希少「NEW CORONA」たち。
1機づつ修理に掛かり、新しい年の始まりに合せ何とか時を刻ませて上げたいものです。
修理完了後には又、この場でご紹介しますね。