古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

精工舎NEW CORONAの救出

2017年01月03日 | 時計

2017年、新しい年も元旦に「うるう秒」が挿入され、1秒長くなったところで刻々と時を刻んでおります。

新年あけましておめでとうございます。

そんな時の始まりですが昨年の暮れ、時を刻まなくなった「精工舎NEW CORONA」3機が助けを求め

showa土花亭にやって来る。

欠品が有るものやゼンマイが巻けないものや症状は色々。

多分、数年来時を刻まなくなった挙句に埃まみれの状態に陥ったようで・・・。

取り敢えずは雑巾で外観のみを拭き上げ写真に収める。

先ず手前から、一番年代は新しいであろう蛇目の文字盤が比較的綺麗なNEW CORONA。

上部、取っ手の欠品で不動状態。

そして、少し禿が目立つ、白支の文字盤のNEW CORONA。

ゼンマイ巻き用金具欠品で不動状態。

最後に、フォントの形状から昭和10年代後期~20年と思われる、こちらも比較的綺麗な銀支の文字盤のNEW CORONA。

剣(針)の塗装が浮き剥げ掛かっている状態で、微かに振ると動くも直ぐに止まる状態。

3機共、夜光ではないものの今では希少「NEW CORONA」たち。

1機づつ修理に掛かり、新しい年の始まりに合せ何とか時を刻ませて上げたいものです。

修理完了後には又、この場でご紹介しますね。

 

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